2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
朝8時、鬼子母神参道のけやき並木の入り口、第3みちくさ案内所に到着する。ほぼ同時に、昨夜のうちに古本と什器を積んでおいた車も到着。荷台から荷を降ろし、本棚を組み立て、古本をつめ、つり銭を確認し、お会計用の番台を作る。この第3みちくさ案内所のあ…
さて明日は「みちくさ市」であります。副都心線の雑司ヶ谷駅と、都電の鬼子母神前停留所を中心にした古本フリーマーケットです。朝10時から夕方4時までの開催です。朝イチで来るもよし、昼過ぎにまったり来るもよし、鬼子母神境内の手創り市を見てから来るも…
なかなか進まないミニコミ原稿を書きつつ、日曜にせまった「みちくさ市」の仕度などをして1日を終える。午前中まで降っていた雨はやんで、昼過ぎに外に出てみればきれいな空が広がっている。どうやら今週末の天気は晴れのようで、まずは良かったと胸をなでお…
冬のコミケが12月30日にある。夏はナンダロウさんに誘われ「死闘篇」を売らせていただき、冬も誘っていただいたけれど今度は売るものがない。せっかくあの修羅の場に行くのなら何かミニコミでも作って行くかと思い、それについて思い悩む今日このごろ。日記…
青山のオーパギャラリーでのグループ展「水平線」最終日。その搬出兼クロージング飲み会に参加する。普通、ギャラリーでのオープニングパーティの場合、参加しているイラストレーター以外にも、デザイナー、編集者、友人知人、ギャラリーの人たち、といろい…
自分が挿画を描いた本が古本屋の棚に並んでいるのを見るとドキリとする。誰かが買ってくれて、誰かが手放した本。捨てられずに古本屋にあるだけありがたいのだが、なぜか心臓がバクバクしてしまう。挿画を描いただけでこうなのだから、その本文を書いた人は…
清瀬駅から歩いて数分の銭湯「喜多の湯」へ行く。入るとロビーがあり、フロントで入浴料を払うと脱衣所のロッカーの鍵を渡される。ロッカーの鍵はつけっぱなしになっているところも多いけれど、こうしてフロントで鍵を渡されるところもたまにある。鍵を握り…
冬になると作りたくなる料理がある。それは豚汁。おいしい豚汁。里芋、大根、人参、牛蒡をざくざく切って、豚肉と炒めてから大量の水で煮る。最後に味噌を入れてネギを入れてごま油をひとたらし。こんな簡単でうまい料理があるだろうか。こんなに作って大丈…
急ぎの郵便があったので、大きな郵便局まで出しに行く。窓口にお願いして、ほっとしながら外に出る。郵便局の前にある野球のグランド。その横の街路樹のある通り。晴れ続きのせいか、落ち葉がからからに乾いて道の上に積もっている。それを前へ前へと蹴飛ば…
青山のオーパギャラリーでヒノデ・ファクトリー主催のグループ展「水平線」に参加しています。今日が初日で、来週26日までです。お近くまでお越しの際は、ぜひお立ちよりください。36人分の作品ですので、なかなか見ごたえがあります。ヒノデ・ファクトリー…
家やビルが建っていた場所が、ある日突然更地になる。大きな家だ、大きなビルだ、と思っていたものがなくなってみると、案外狭い敷地に建っていたことに気づく。池袋東口のサンシャインの足元にあった人生横丁。なくなってみればこんなに小さな土地だったの…
京阪神エルマガジン社さんより、「ミーツ・リージョナル別冊 東京肉本」を送っていただく。ナンダロウ家にお邪魔して肉を食べたときの写真が掲載されているのですが、ご馳走になったうえに、本まで送っていただいて、Sさん、どうもありがとうございます。こ…
またもや作者近影写真が必要になり、今度は旅猫雑貨店の金子さんに撮っていただく。撮影場所はアトリエで、ここにいられるのも来年の3月いっぱいくらいまでなので、これもいい記念になるだろうと、お願いした。アトリエの座布団に座り、少し見上げるようにし…
明治通りを歩いていると、頭上に揺れる提灯たちに明かりが灯っている。この提灯は、大鳥神社のもので、忘れていたけれど、今日はどうやら二の酉らしい。せっかくならばと缶ビールを飲みながら、酉の市を見に行くことにする。大鳥神社に近づくにつれ、なにや…
久しぶりに走らないゾンビの映画を見た。やはりゾンビは、ぎこちなく、たどたどしく歩くほうがいい。 ゾンビの映画を見ているといつも思うのが、こういう状況に自分がなったらどうするか、ということ。その1、早目に自殺する。その2、ひたすらがんばって生…
目白のポポタムで山川あかねさんの個展「世界のばぁば展」を見る。青山のオーパギャラリーで長谷川あきこさんの個展「通り過ぎても」を見る。そして南青山に新しく出来た本屋兼ギャラリーの「NOW IDeA」を覗く。いろんな場所でいろんな人たちと話す。違う世…
はじめに桜が赤くなる。次に欅が茶色く染まる。最後に公孫樹が黄色くなって、そしていつもの冬が来る。鬼子母神の境内の樹齢600年の大公孫樹。樹の下に立つと、その枝が、葉っぱが、降るように覆い被さってくる。他の公孫樹はまだ緑なのに、この大公孫樹だけ…
帰り道、夜空を見上げたら、月がこの世のものとは思えないくらい、ぴかー、と光っていた。狼男のように、月に向かって、うぉうぉ、言ってみる。狼男が、人から人狼に変身するときは、どんな気分なのだろう。ものすごい気分の昂揚なのか、それとも苦しかった…
そう言えば、昨日会ったAさんからこんなことを言われた。11月8日の古書現世のブログに、「わめぞ記念日」で酔っ払った私が藤井書店のリボー君の帽子と眼鏡をかけている写真がUPされているのだが、それを見た時、Aさんは「あ、中嶋らもだ。」と思ったと。似て…
昼過ぎ、水道橋の食堂アンチヘブリンガンで、Aさんと待ち合わせ。雑誌「四月と十月」の展示を見ながら昼飯を食べる。Aさんは、鶏肉とカリフラワーのカレー、私は先日食べて美味しかった春菊ペーストのパスタをまた食べる。やっぱりここは居心地がいい。パス…
昼過ぎ、古書往来座をのぞくと瀬戸さんが店番をしていた。その瀬戸さんにいきなり「覚悟はできましたか?」と聞かれる。何の覚悟?と聞き返せば、「海草を食べるか、ハゲるか、そのどちらかの覚悟です。」と言われる。とりあえずどちらも嫌です、と返事をし…
いきなり寒くなった。季節の移り変わりに体と頭がついていかない。でもこんなに寒い日は、やっぱり銭湯に行こうと思う。ひばりが丘の銭湯「みどり湯」へ。ここはたぶん1番入りに来ている銭湯だ。何がいいかと言えば、露天風呂がいいからだ。ちゃんと空が見え…
忘れもしない2年前の2006年11月9日、「わめぞ」は池袋西口の中華料理屋で産声をあげました。はじめはただの飲み会でした。近所の面白いお店の人たちが集まって楽しく飲めたらいいな、と。それだけの集まりでした。なんとなく飲んでいるうちに「わめぞ」と名…
Aさんより電話。最近体調が悪いAさん。体、大丈夫?と訊ねると、「ムトーさんのハゲの方が心配だよー。」と言い返される。そう言えば、わめぞ女子のYさんからも、「ムトーさんがハゲたら可哀想だから、わめぞのみんなでお金出して、誕生日プレゼントに育毛剤…
高田馬場から西武新宿線に乗り上井草へ。ちひろ美術館で「生誕100年 夢と記憶の画家 茂田井 武」展を見る。仕事としての挿絵もいいけれど、欧州を放浪していたときに描かれた絵、幼年時代を思い出して描いた絵、自分の子どもに見せるためだけに描かれた絵本…
「みちくさ市」の参加者募集を締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。「みちくさ市」当日、どんな方たちと出会えるのか、楽しみにしております。 鼻の下に大きなニキビが出来ました。ハゲるは、ニキビは出来るは、ふんだりけったりでご…
「わめぞ」の新イベント「みちくさ市」の詳細が発表されました。鬼子母神通り みちくさ市参加者の募集もはじまっております。迷っている方、お早めにどうぞ。 この「みちくさ市」を開催する鬼子母神通り睦商店街は、目白通りから鬼子母神まで続く商店街であ…
「外市」疲れを癒すため、銭湯に行こうと思う。西武池袋線の中村橋駅で降りる。駅から歩くこと3分ほどの銭湯「ニュー銭湯和倉」へ。マンションの1階にあるイマドキの銭湯なのに、マンションの裏手には大きな黒い煙突がにょっきりと立っている。入ると広めの…
ポカポカと晴れて「外市」2日目。昨日の寒さと強風はどこへやら、往来座前のベンチに座って日を浴びていると、暖かくて眠たくなる。いつもは土曜日のほうが混むのだが、今回は天候のせいか日曜日のほうがお客さんが多い。往来座そばの東京音大の学祭の日と重…
外市1日目、終了いたしました。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。晴れてはいたけれど、風が激しく吹き荒れて、体力を消耗した1日でありました。往来座周辺を吹き荒れた強風のせいか、いつもよりもお客さんの数は少ないようでしたが、売上はそん…