断片日記

断片と告知

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

初夏の味

久しぶりに自転車で長距離を走る。歩くときに使う筋肉と、自転車に乗ったときに使う筋肉は違う。膝と腿がパンパンに痛い。歩くよりも楽かと思ったが、いつもと違うことをすると、いつもと違う体の部位が疲れるので、あまり得した気にならない。 夕方、かえる…

王子様

今度の古書往来座「外市」は5月3、4日。一箱古本市が終わったばかりで、売る本がない。売る本がないくせに、また古本売上対決をしなければならない。今度の相手は「古書文箱」さん。 文箱さんとは2回しか会ったことがない。一度は「外市」の打ち上げの時、一…

赤い電車

山手線に乗って品川へ。赤い電車、京急に乗り換えて六郷土手で降りる。多摩川の土手を歩く。この六郷の辺りは、土手が広くて広くて、なかなか多摩川が見えない。川が見えるまで、土手の上の道を歩く。ゴルフをしている人、凧をあげている人、ラジコンのヘリ…

町と古本と銭湯と酒

昨夜からの雨、今朝には上がる。今日は一箱古本市、そして「おとえ」の日。10時少し過ぎに谷中の往来堂書店に到着。本を並べ、朝礼をして、11時の開店を待つ。開店直後の混乱もさほどなく、ゆっくりと一箱古本市の1日がはじまる。 レジ当番の時間は13時半か…

明日は一箱、そして「おとえ」

音の台所さんと、かえる食堂でみどりのカレーを食べ、シフォンサンデーも食べ、アトリエで「おとえ」グッズを作り、谷中のレプロットさんに顔を出し。ここのところそんなことばかりしている気がする。そして音の台所さんと谷中に行くときはいつも雨が降って…

お茶の時間

いろんな町を歩き、歩き疲れたので、夕方かえる食堂に寄る。かえる食堂は、カレーがメインの食堂なのだけれど、シフォンケーキとおいしいお茶の飲める喫茶でもある。夕方ふらりと寄り、池袋にしてはのどかな外の風景を見ながらまったりとお茶を飲んだり、最…

重たい気持ち

雨が降ったりやんだりの1日でした。広い公園を歩きました。大きな木のある公園は日が暮れるのも早い気がします。木の陰になって、周りがすぐ暗くなるからでしょうか。薄暗い中、地面がピンク色に染まる場所があります。そばにいって上を見ると、八重桜の木。…

「おとえ」についてのご説明

4月27日の一箱古本市に合わせたイベント「おとえ」のご説明。 まず革小物・レプロットさんに行ってください。レプロットさんの場所は、青空洋品店のあったところ、不忍くん神社のあったところ、と言えば解っていただけるでしょうか。営業しているレプロット…

わ・め・ぞを歩く

早稲田の立石書店、雑司ヶ谷の旅猫雑貨店に寄り、「おとえ」のチラシを置いてもらう。久しぶりに店内をじっくりと見た立石書店は、前来た時にはあったフランス書院とかがなくなっていて、全体に棚が渋く濃くなっている。旅猫雑貨店は、来るたびにその季節の…

しまほっけ

夕飯に、しまほっけ、を焼く。近所のスーパーの本日の特売品。しまほっけをグリルに入れ、点火する。ガスが爆発して、消える。どうもこのグリル壊れているらしい。前髪が焼けなくてよかった。グリルはあきらめて、コンロにフライパンをのせ、その上にしまほ…

「日曜おんな」終了しました

個展「日曜おんな」、終了しました。見に来てくださったみなさん、どうもありがとうございます。展示をさせていただいた、iTohenさん、cocoaさん、どうもありがとうございます。大阪京都で出会ったみなさん、どうもありがとうございます。個展を1つするたび…

酎ハイ

大阪の酎ハイを思い出したので書いておく。 大阪に「酎ハイ」は、ない。メニューに酎ハイは、ある。頼むと、レモンとライムと梅と・・・どれにしますか、と聞かれる。それは東京では、サワーと呼ばれるもので、レモンサワーとかライムサワーとか言うんですよ…

お茶ごち

「音の台所」さんと、不忍ブックストリートの古書ほうろうさんで待ち合わせ。雨の中、昨日刷った「おとえ」のチラシを谷根千の町に配り歩く。 夜、昨夜も会ったAさんと池袋で待ち合わせ。色校を見せてもらう。 この2人とは昨日も会い、2人とも今日は待ち合…

お・と・え

かえる食堂で「音の台所」さんと待ち合わせ。2人でカレーを食べ、すぐそばの私のアトリエに行く。一箱古本市関連イベント「おとえ」のチラシを2人で作る。昔の写植屋さんのように、文字を切り貼りして出来た原稿。それをプリントゴッコにセットし、チラシを…

小さな蝶

ポポタムで「小さな窓」展を見る。関西旅行で搬入の手伝いが出来なかったので、実際みんなの絵を見るのは、今日がはじめて。三者三様とは、まさにこのこと。絵もおもしろいけれど、どんな額縁を選ぶかでも、その人らしさが出ていて、おもしろい。目の前で自…

小さな窓展、はじまりました

4月8日からの日記を書き始めました。疲れるので一日分しか書けません。ゆっくり読んでください。 今日は昼からアトリエへ。仕事の絵を描き、夕方疲れたので、かえる食堂でシフォンサンデーとスパイスティを飲む。図書館にも行った。旅行中はずっと地図を片手…

通天閣日和 大阪京都死闘篇その7

久しぶりのすっきりとした目覚め。旅行、最終日。夕方の新幹線の時間まで、大阪の町を歩き尽くそうと思う。 南森町から堺筋線で長堀橋まで。空堀まで歩く。ここは古い町並み、古い商店街が残っている。歩いていると潰れた銭湯に出会う。「小玉湯」という文字…

銭湯の縁 大阪京都死闘篇その6

歩き疲れては 草にうもれて 寝たのです 歩き疲れ 寝たのですが 眠れないのです 昨夜、大阪の鶴橋から、京都の安宿に戻って来たのが、深夜12時過ぎ。1階では相変わらず宴会をしている。疲れ果て、2段ベットにもぐりこむが、宴会の声が耳について眠れない。結…

画家の日 大阪京都死闘篇その5

鞍馬口から地下鉄に乗って四条まで。錦市場を歩き、イノダコーヒー本店に行く。旧館に通され、スパゲティとカフェオレを注文する。鉄の蓋付きの鍋に入れられて出てきたスパゲティ。目の前で蓋を取ってテーブルに置いてくれる。どこにでもあるナポリタンのよ…

トビのばか 大阪京都死闘篇その4

誰かの携帯電話の目覚ましで目が覚める。関係ないこちらは起きて悶々としているのに、鳴らしている本人はなかなか起きない。近所のおっちゃん達の声も聞こえる。おはようさん、きいつけてな。カーテンを閉めた暗い部屋、壁の隙間、屋根の隙間から朝の日が差…

大阪から京都へ 大阪京都死闘篇その3

地下鉄・長堀鶴見緑地線に乗り、玉造から心斎橋まで。大きなアーケードを抜けながら難波まで散歩する。途中、グリコの看板を見る。これを見ると大阪に来た気がする。うむうむ、と1人うなずく。アメリカ村の中にあるギャラリーdigmeout ART&DINERで昨日iTohen…

鍵なしッ子 大阪京都死闘篇その2

朝起きると、相部屋の女性はもういない。荷物もない。同じ部屋に一晩寝たのに、あっけない。JR環状線に乗り玉造から天満まで。電車の中から、昨日歩いた大阪城周辺が見える。桜ノ宮駅のそばは、本当に桜だらけで驚く。天満駅で降り、昨日歩いて気に入った天…

さらば東京、こんにちは大阪 大阪京都死闘篇その1

朝起きると、東京は大嵐、大雨。8時半の新幹線に乗り、静岡のお茶畑が見えるころ雨はやみ、11時前新大阪に着くと曇りだった。新大阪から北区のiTohenまで地図で見るとそんなに遠くなく見える。歩くことにする。南方を歩き、淀川を越え、iTohenへ。40分くらい…

前夜

中央図書館に寄り、サンシャインとパルコで買い物をし、アトリエに向かう。絵を描く。全部で何枚の絵を描いただろう。何枚描いても足らない気がするのは、なんでだろう。 明日は早朝の新幹線で新大阪に向かいます。起きられるかどうか、心配です。そして、何…

ひょうたん

午前中からアトリエへ。火曜日朝に大阪に発つので、個展の絵を描けるのは、今日と明日の2日間だけ。惰眠を貪っている場合ではない。時間がなくなってくると、余計な雑念が浮かぶ隙間もなく、ただ描く、という行為に没頭できる。その瞬間はとても好きだ。 夜…

月の湯、でした

朝9時過ぎに目白台の「月の湯」へ。脱衣籠に入った古本、洗い場のケロリンの黄色い桶に入った古本。銭湯の女湯のあちこちに古本が顔を出している。前日の手伝いに来れなかった私の目の前に、銭湯なのに銭湯でない異空間が広がっている。ここは、本当にあの「…

私的目白台案内

さて明日4月5日(土)は「第1回月の湯古本まつり〜銭湯で古本浴〜」であります。「月の湯」は昭和初期に建てられ、ほぼ当時のまま現存している貴重な歴史的建造物です。その建物をお借りして、古本を売ります。詳細はこちらをどうぞ。2008-02-17 - m.r.factory…

蓄積疲労

腰痛、風邪気味、疲労困憊、でも絵を描く。10枚も描くと心も体もへろへろになる。そんなに大きくもなく、黒1色で描いているのに、なんでだろう。 夜、近所のお寺の石段に座りながら缶ビールを飲む。散りはじめた桜がきれい。来週の火曜日から大阪なので、帰…

へとへと

アトリエで絵を描く。昼過ぎ、わめぞのチラシ印刷隊が到着。一緒にかえる食堂に行き、カレーを食べ、シフォンケーキを土産に包んでもらい、またアトリエに戻り絵を描く。印刷隊は1時間ほどで終了して帰っていった。立石書店の牛さん、ご馳走様でした。 夕方…

客層

アトリエの前の桜の木にカラスの巣ができた。そういえば針金を口にくわえて木に止まっているカラスを見たっけ。桜の木の枝、花に埋もれるようにしてある、針金で編まれたカラスの巣。管理の人に見つかってしまったので、明日には撤去される模様。今度はもっ…