2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
日暮里駅の改札を出て東口へ行く。高層マンションがいくつかと大きなバスターミナルとがあり、西口の谷中霊園、谷中銀座のある町と同じ町とは思えない。駅前の喧騒を抜け、尾久橋通りを越える。寿司屋の横道を入ると右手に銭湯「斎藤湯」はある。駅から徒歩3…
新宿へ行く。短大時代の友人と、学科の先生と、先輩、の4人で飲む。マルイの前で待ち合わせ、どこにする、決めてないのかよ、と言いながら三丁目のほうにぶらぶらと歩く。新宿末廣亭のある三丁目は、小さな飲み屋がこれでもかと集まる、新宿の中でもお気に入…
古書往来座で「外市」のチラシとポスターを受け取り、下北沢へ行く。新宿から小田急線に乗り、各駅で6駅、もしくは急行で2駅。遠くもなければ、近くもない町。改札を出て階段を下る。電車の高架下をくぐって線路沿いを歩き、突き当りを右折すると本多劇場が…
本日10月27日21時から、みちくさ市、の募集開始です。今年最後のみちくさ市です。どうぞよろしく。 第4回 鬼子母神通り みちくさ市 ▼開催日 2009年11月23日(月・祝日) 10:00頃〜16:00 雨天の場合、28日(土)に順延(この日が雨の場…
ここ数日のまとめ。青山でギャラリー周り、イメージフォーラムのレイトショーで「へんりっく」鑑賞、アトリエで仕事の絵を描く、池袋の安酒場「ふくろ」でリコシェ豆ちゃんの衝撃発言に悪酔いする、そして昨日はネギさん宅で誕生会をひらいてもらう。吹き抜…
夜、研ぎ猫さん宅の日の出会へ行く。研ぎ猫さんの発明品、回転くん、を見せてもらう。洗濯ものを放射状に均等に干し、そこに扇風機の風をあてると、洗濯ものがくるくる回り早く乾く、というしろもの。7時から10時頃まで、誰かが訪ねて来るたびに研ぎ猫さんは…
東京都浴場組合が発行している小冊子「1010」。最新号は100号で、その最終ページにこんな告知を見つける。「本誌創刊100号を記念して銭湯マップ(平成6年、11年、14年)とバックナンバー60冊(入浴券付き)を100セットご用意しました」。2000円、100セット。慌て…
湘南新宿ラインに乗り、池袋から鎌倉まで、約1時間の電車の旅。半分寝ているうちに鎌倉に着く。日曜日に鎌倉に来たことはあったかなかったか。小町通りの、原宿・竹下通り並みの人込みを見て、怖気づく。どこを見ても、しらす丼、の看板が目に入る。鎌倉の名…
御会式は、日蓮上人の命日に合わせた法要で、毎年10月16・17・18日におこなわれる雑司ヶ谷最大のお祭だ。16日は町内周り、17日は護国寺そばの「お穴の鬼子母神」と呼ばれる鬼子母神のご本尊が発掘された場所から目白通りを雑司ヶ谷の鬼子母神堂まで、18日は…
昼、かえる食堂へ行く。何も予定はないのだ。なので昼からビールを飲む。朝飯を食べていない空きっ腹に、冷えたビールが染み込んでいく。おつまみを出していただく。ハイナンチキンと、その上にのっているのは新ショウガを醤油と酒に漬けて千切りにしたもの…
東京都浴場組合が発行している「風呂屋の富士山詣で」は、「期間中、東京都内の銭湯のスタンプを10個あつめると、オリジナル銭湯背景画がもらえます。」という、2009年4月から9月までの期間限定スタンプラリーだ。オリジナル銭湯背景画は、280mm×420mmの、松…
今週末の「火星の庭」でのイベントに合わせて、わめぞの豆&Pippo with ウサリンが仙台入りをします。仙台の皆さま、仙台近郊の皆さま、どうぞよろしく。メグたん、元気かなー。 小さい頃、一番繰り返し読んだ少女漫画は「はいからさんが通る」だ。海老茶の…
夜、ブックギャラリーポポタムへ行く。村岡マサヒロさんの個展「ビリけつアウトドア!!」を見て、その後のオープニングパーティー&スライドトークにも参加する。村岡さんの撮ったどこか変な高知の写真と、これが土佐弁なのか、飄々とした解説がとてもよく…
都電で行くこともできたが、なんとなく歩いて行く。サンシャイン60の裏を抜けると向原駅、線路沿いを下がって行くと大塚駅、大塚駅のロータリーから枝分かれしている道のひとつを北へ向かって歩いて行くと都電の新庚申塚駅に出る。太くも細くもない緩い坂道…
夕方、仕事帰りのAさんと御茶ノ水で待ち合わせ、のはずが、Aさん仕事先のトラブルで現われず。仕方なくひとり美篶堂ギャラリーへ行く。「楽しく文庫本」多田進装丁展を見る。棚には、多田進さんの装丁した111冊の文庫本が並び、使われた原画も数点展示されて…
台風が通り過ぎた町を歩く。道路にへばりついた湿った落ち葉。落ちて踏まれて潰れた銀杏の実。吹き溜まりのちりあくた。死んで浜辺に打ち上げられた海月のようなビニール袋。荒々しく水洗いされた町は、あちこち破けて傷だらけだ。スモッグの吹き飛ばされた…
高円寺のハチマクラさんで「にっぽんの古い文房具展」が本日7日からはじまります。どの商品も素敵なのですが、個人的に一番気になるのは封緘紙でしょうか。デザインの美しさにも惹かれますが、手紙や梱包の封を閉じるためだけのもの、というただそれだけのた…
よく行く歯医者には女先生と男先生がいて、女先生は早口だが滑舌もよくわかりやすい説明で聞けばふむふむと納得するが、男先生は同じく早口なのに滑舌が悪く最後の言葉はいつも空気にとけていく。うがいをしゅるるるる。ここは作りなおしたほうがしゅるるる…
大げさな感情も過剰な装飾も省いた文章が好きだ。淡々と書かれているのに、読むとなぜか感情が揺り動かされる、そんな文章が好きだ。笑わせる側が先に笑ったらお終いなように、書く側が先に泣いたり笑ったりしたらお終いなのだ。そのまま出すな。もっと堪え…
言った、聞いてない、の口喧嘩を朝からするのは疲れる。たたき起こされ、いつの間にか吊るされていた喪服を着て、歩いて近くの寺に向かう。今日は、父の七回忌。喪服とはいえ、久しぶりにスカートを穿き、久しぶりに踵のある革靴を履く。黒い服を着てきっち…
要町の交差点の、要町通りから1本入った路地を、千川方面に向かって歩く。住宅街の中を抜け、銭湯「健康ランド末広湯」に行く。ビルの1階にある銭湯。入るとソファとテーブルが置かれるロビーがあり、金魚のようで金魚でない熱帯の魚らしきものが泳ぐ水槽が…
夜、目白の回転寿司屋に行く。カウンターの一番端の席に座り、生ビールを飲みながら寿司を食う。右隣りに座る、金と銀の皿しか注文しない男を見てハラハラし、左隣りに座る、安い皿しか取らないが1200円しか持っていない男を見てまたハラハラとする。ハラハ…
まず告知です。京阪神エルマガジン社のMOOK「関西の寺」に挿画を描きました。12・13ページの見開きのいしいしんじさんのエッセイ「寺へ行く。」と、124・125ページの見開き「読んでみよう、般若心教」の2箇所です。どちらも花の絵です。本屋さんでぜひ。htt…