断片日記

断片と告知

露天風呂あります

ひばりが丘駅から徒歩4分の銭湯「みどり湯」。フロントを真中にして左に雲海、右に睡蓮と名前のついた部屋。週代わりで男湯と女湯が入れ替わるらしく、今日は左の雲海が女湯。壁に沿って「く」の字型に大きな湯船があり、その大きな湯船を仕切ってジェットバス、寝ジェット、ジェットエステ、電気風呂なんかがある。ジェットの泡は常に出ているわけではなく、壁にあるボタンを押すと1分くらい出る仕組み。ハイテク。強烈な泡、体が浮くというか流される。手すりにしっかりとつかまり、腰に当てたり肩に当てたり。余分な肉がブルブル揺れて、気持ちいい。ビリビリの電気風呂。あまりのビリビリさに膝上までしか入れず。無念。大きな湯船の右横の小さな湯船は、日替わり風呂で本日は生姜風呂。白いネットの中に細かく砕いた生姜がこれでもかと入っている。ジンジャーエールの匂いと色そのまま。入ると肌がしゅーっと縮まる感じ。炭酸が入っているわけでもないのに不思議。そしてここの銭湯最大の売り、露天風呂へ。竹もどきのプラスチックの壁に四方を囲まれた空間は、思ったよりとても広い。風呂の大きさだけで四畳半くらいある。しかも岩風呂、しかも見上げれば青い空、その真中にひこうき雲。最高ではないですか。浅い石に腰掛けて半身浴する。温まった体に12月の冷たい風が気持ちいい。壁に貼ってある雲海と睡蓮の見取り図を見ると、今日男湯だった睡蓮の方は、真中に湯船があってそれを囲む形に洗い場がある。そして睡蓮の露天風呂は寝たまま入ることができる寝露天風呂。そしてヒップアップ風呂みたいなものもあるみたい。気になる。気になると言えば、今日入った雲海のペンキ絵が小さな富士山にピンクのナルトのように渦巻く雲と戯れる鶴の絵だったこと。今まで見たペンキ絵の中で一番変かもしれない・・。
みどり湯