断片日記

断片と告知

もったいないね

いろいろ銭湯に行っている割にスタンプラリーが埋らないのは、気に入った同じ銭湯に何度も行くから。
目白台の銭湯「月の湯」へ行く。昭和8年につくられたこの銭湯、たぶんどこもかしこもほぼ当時のままの姿。外観は古いのに、中は改装してハイテクお風呂になっているところも多いけれど、ここは違う。ハイテクなんてどこふく風。浴槽の床から泡がでてくる装置しかない。でもそこがいい。2人連れで入浴しに来たおばあちゃん。湯船に入り、いいお湯だね、ほんとだね、もったいないね、と話している。おばあちゃん達ってこうゆう時にも「もったいない」って言葉を使う。とても気持ちがいいとき、身に余る光栄のとき、そんなときにもこの言葉を使う。
月の湯
今日の読書「走る少年」走っている最中は、孤独で平気だけど、ゴールしたときに孤独なのはやりきれない。