断片日記

断片と告知

塩山御大

「塩山さんが誉めているぞ」とナンダロウさんから電話をいただく。何のことやらと事情を聞けば、塩山さんが編集しているエロ漫画誌「コミックMATE」で「死闘篇」を誉めてくれているとのこと。それはぜひ拝見せねば、と「コミックMATE」が毎号送られてくるという古書現世の向井さんにお願いして、その掲載されている2008年12月号を1冊いただく。
「死闘篇」が掲載されていたのは、後ろのほうの「マッド活字ページ」と題された中の「塩山芳明の嫌われ者の記 第200回」と「ズンドコジョッキー」の2箇所。「嫌われ者の記」は塩山さんの日記なのだが、その9月×日に古書往来座の「外市」に参戦したとあり、その後に「池袋のイカレポンチイベント集団゛わめぞ゛の女侠客絵師、武藤良子の『大阪京都死闘篇〜』を帰りの有楽町線で読みはじめてキョーガク。こんな文才のある糞女だったとは・・・(今後は尊敬度を3グラムアップして対応)。」と書かれている。ちなみに「糞女」の「女」には「アマ」とルビがふられている。
もう1つの「ズンドコジョッキー」は読者からの投稿ページなのだが、そこになぜだか塩山さんの読了本リストと映画見物リストが月ごとにまとめて掲載されており、ご丁寧にそれぞれのベスト3とワースト3までを発表している。その9月の読了本リストのベスト3が「死闘篇」というわけで、ちなみにベスト1は『東京の横丁』(永井龍男講談社)で、ベスト2は『昭和天皇』(福田和也文藝春秋)でありました。塩山さん、どうもありがとう。
そんな「死闘篇」ですが、在庫わずかになってまいりました。まだお買い求めでない方、今週末の11月1日(土)、2日(日)の「外市」でぜひどうぞ。
古書往来座外市」の詳細はこちらをどうぞ。http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20081018

2008.10.30現在、「死闘篇」を置いてくださっているお店はこちら。
■東京
三省堂書店神保町本店4階 地方・小流通出版コーナー(神保町) 三省堂書店神保町本店
東京堂書店3階 リトルプレスコーナー(神保町) http://www.tokyodoshoten.co.jp/
紀伊國屋書店新宿本店5階(新宿)  「〈熱き時代〉の新宿、新宿の〈いま〉」フェア台 紀伊國屋書店ウェブストア
・食堂アンチヘブリンガン(水道橋) 食堂アンチヘブリンガン
・古書ほうろう(千駄木) 古書ほうろう - 谷根千ねっと
・ギャラリー街道(阿佐ヶ谷) ギャラリー
■東京のわめぞ
・ブックギャラリーポポタム(目白) ブックギャラリーポポタム
古書現世(早稲田) 古書現世のブログ
立石書店(早稲田) 立石日記
旅猫雑貨店(雑司が谷) 和雑貨と古本 旅猫雑貨店/実店舗のご案内
古書往来座(雑司が谷) 古書往来座
■大阪
・Calo Bookshop & Cafe(大阪市西区江戸堀) Calo Bookshop & Cafe
■仙台
火星の庭(仙台市青葉区本町) book cafe 火星の庭
■岡山
蟲文庫(倉敷市本町) 蟲文庫さん、完売しました。

それにしてもこの「ズンドコジョッキー」は読んでいて楽しい。漫画家のサイン色紙が当たったはずなのにまだ送られてきません、と嘆く読者に「うるせんだよ。当然、当選は取り消しにする。」って回答はひどすぎて笑う。塩山さん、やりたい放題ですね。