断片日記

断片と告知

コロナの冬 12月8日から12月14日

12月8日金曜日

晴れ。気持ちがいい。nにもらった宮崎土産のラーメン。マルタイ80周年記念のもの。かやくはついているが寂しい気がし、万ネギ、セブンで買ったチャーシューと味玉のせる。いつものマルタイよりだいぶうまい。水曜日のダウンタウン、スベリー1GP、見る。これを絵でやられたら立ち直れないかもしれない。Sは往来座へ。絵。夜、世界堂で買い物してから往来座へ。asさん、ru先輩。お茶割り。sさんが今日から復帰。閉店後、酒を買いつつみなで見舞い品を渡しに行く。みなsさんから酒を買うのが好きなので、これからもどうぞよろしく、と伝えると、泣いちゃう、と言いながらなぜかSが泣いている。『ウッシーとの日々』が面白かった、と読み終わったru先輩。はた万次郎の視点。大倉で買い物。夕飯は、ごぼう里芋春菊油揚げ豚つくねおろし鍋。麦チョコを少し。100カメのダンス回見る。『コケカキイキイ』続き読む。「芋たこなんきん」今日は見ず。大人の物分かりが良すぎる、わけのわからない大人が出てこない、理路整然とし過ぎてる、と最近の感想をSと言い合う。S家泊。

 

12月9日土曜日

晴れ。気持ちがいい。ガパオの素で作ったガパオ飯。目玉焼きのせる。nにもらった宮崎土産のかつおのふりかけも食べる。米は茅野のNさんにもらったもの。新米で柔らかく水加減がいつもと違う。あちこちオードリー、テレビ千鳥、見る。母から、隣りの豆腐屋が閉めって、がんもどき買ってあるから、と連絡もらう。今年で閉めるかもと言っていたのは知っていたが、昨日火傷して病院に担ぎ込まれたと連絡があったばかりだった。こないだ店の前で倒れていた豆腐屋さんを起こしたとき体さわったらすごくガッチリしてたよ、とS。もう屋がつく商売は無理なんですよ、と先日tが言っていたことを思い出す。Sは往来座へ。洗濯。絵。夜、M家でがんもどきもらう。豆腐は売り切れててなかった、と母。往来座へ。ru先輩、miくん。お茶割り。均一棚に出した『暮らしの手帖』が1冊も売れず。完全試合、完封、とSが嘆いている。n、ru先輩、miくんとセブンイレブンで買い物し、体調の悪いsaさんに差し入れ。おでん、おかゆのパック、プリン、白桃ゼリー、ポカリスエットマヌカハニー飴。ドアノブにかけておく。ぼくが一生懸命やってたって言っておいてくださいね、としきりにru先輩。笠地蔵。ごんぎつね。お茶割り飲みつつ弦巻通りのまいばすけっとへ。買い物。夕飯は、まいばすで買った冷凍シュウマイ、玉ねぎピーマン舞茸菊芋ひき肉のトマト汁。昨晩あまり眠れず体調の悪いSが早々に布団に入り寝ている。『コケカキイキイ』読んで寝る。S家泊。

 

12月10日日曜日

晴れ。気持ちがいい。ベーコン舞茸菜の花のクリームパスタ。お笑い向上委員会、ずん喫茶、見る。ナイツ塙の自由時間、見る。会長職をフル活用しているのがぴったりはまり、芸人のユーチューブのなかで最近では一番見ている。キャンプ、ドライブ、バイク、ハワイ、大食い、激辛、にならないところが好きだ。Sが猫のゲロを踏む。数字の判子ない?ハンズがないとほんと不便、ヤダ、とS。Sは往来座へ。絵。夜、往来座へ。パスタさん。お茶割り。nは昨日に続き酒を飲まず。飲まないほうが体調がいいそう.。今日も外の均一棚に出している『暮しの手帖』が一冊も売れず。今日も完封、状態すごいいいのにどうしてだろ、とまたS。閉店後nとセブンイレブンで買い物しsaさんちに差し入れ。ドアノブに差し入れをかけると、ドアにかけないほうがいいかなぁとnが言うので大丈夫でしょとぐりっと回すとドアが開いた。saさーん、差し入れ中に入れとくからねー、と叫び玄関に置く。家のどこかからか細い声で、ありがとう、と聞こえる。Sとお茶割り飲みつつ帰る。まいばすけっとで買い物。夕飯は、ごぼう白菜舞茸豚肉と、豆腐屋の最後のがんもどきを入れた鍋。汁はまいばすで買った一風堂のもの。麦チョコを少し。『コケカキイキイ』読んで早々に寝る。S家泊。

 

12月11日月曜日

曇り。暗い。12時前に寝ると調子がいい、とS。鶏ひき肉玉ねぎの親子丼。昼過ぎ、往来座へ。S、nと車で銀座まで本の買い取りへ。S、nが本を縛りわたしが車に積んでいく。夕方まで作業し車で帰るが、nが本の雪崩で押しつぶされている。渋滞でなかなか雑司ヶ谷に着かず。往来座にブツだけおろし、S、nとジュンク堂書店へ。Sが司馬遼太郎の文庫『草原の記』を買う。雲吉へ。生ビール、ウーロンハイ、ガーリックポテト、豆腐とアボカドのサラダ、焼き鳥いろいろ、更科そばの大盛り。壁にライオンズの選手のサイン色紙があるのにはじめて気づく。親戚がコーチをしていたとマスター。M家泊。

 

12月12日火曜日

曇り。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。終えて、歩いて埼京線板橋駅まで。川越街道を越え、さくら公園を抜け、住宅街のなかを歩いていく。途中、名前の気になる「お茶あがれ地蔵尊」、廃業した銭湯「風呂ゆートピア」「COFFEE&SNACKプチゆートピア」の看板を見かける。看板の下の門には「越の湯通用口」と貼られている。表に周るとマンションの外壁に看板は残るが銭湯のなかは工事が入っている。目の前の桜並木を歩き、銭湯「クアパレスゆうゆう」へ。マンションの1階の銭湯。左手にイタリアン、地下にコインランドリーがある。正面真ん中の「ゆうゆう」と描かれた金ピカの文字のしたに自動ドア、入ると左右に傘ロッカー。その先右手に券売機、左手に下足箱、正面にフロントがある。入浴券520円買いフロントに渡す。下足箱の鍵を預けるとロッカーの鍵をくれる。右手にテレビソファのあるロビーがある。フロントすぐ右手に女湯の入り口。脱衣所。ハイテク体重計、ボツボツの竹踏み、真ん中にベンチと小さなテーブル、木箱のようなロッカーが壁にある。洗い場。入るとすぐ左手に巨人用かと思うくらい大きな一人用の立ちシャワー。右手の壁沿いに別料金のふつうのサウナと低温サウナがふたつ並んでいる。どちらも大きめ。そこから正面斜めの壁沿いに水風呂、ジェットが並ぶ大きめの湯船がひとつある。大きめの湯船のなかは右から寝ジェット、座って四方からくるジェット、左手奥に一本ジェット、円筒の立ちジェットがある。どのジェットもエステやボディマッサージなど名前がついているがどれがどれだか覚えられず。寝ジェットの前には大きな窓があり、なかに大型テレビが置かれ、自民党献金問題のニュースが流れている。カランは立ちシャワーの近くにひとり用のカラン、真ん中に島カランが一列、左奥の壁に沿ってカランが並んでいる。壁や天井は白く、どことなく上板橋の銭湯「ときわ健康温泉」に似ている。寝ジェットと水風呂に繰り返し入る。水風呂に浸かっていると、水出していいかしら、ほら新しい水にしたいじゃない、と常連さん。湯船の横にアンモナイト模様の不思議な茶色い壺があると思っていたが、常連がその横のボタンを押すと壺の横にある口から水が溢れ出す。えー、こんな仕組みはじめて見ました、と驚くと、あっちの壺もそうよ、とジェットが並ぶ湯船についている壺を指す。よく見ると壺の横か下に作品プレートが貼られ水風呂のほうは「アンモナイトⅡ」、ジェットが並ぶ湯船のほうは「未知の生物 雌」と書かれ、どちらの作者も成田和哉とある。外から入ってくると湯が熱いじゃない、だからはじめは水を出して慣れたら止めればいいから、と教えてくれる。ボタンをもう一度押すと水が止まる。ここははじめて?と聞かれ、はじめてです、あちこちの銭湯に行ってて、と言うと、王子の銭湯は行った?路地入ってすぐにあるんだって、あそこに入ると他には行けなくなるって言ってたわよ、板橋の見次公園のとこは?あそこはスーパー銭湯か、お腹が空いたからお蕎麦食べたんだけどそこらで食べるよりぜんぜんおいしいの、と銭湯情報を教えてもらう。フロントで銭湯遍路の判子をもらう。湯船の壺のことを聞くと、よく知らないんです、あんまり有名な人じゃないと思うんだけど、と。板橋駅前に行くと、クリスマスの飾りはまったくなくでかでかと謹賀新年と書かれゲートがたっている。改札で待っているとKOさん、n、S、ru先輩がやってくる。駅前の近藤勇の碑を見てからふぐ料理「きくひろ」へ。KOさんのふぐ忘年会。あとからasさんもやって来る。生ビール、ひれ酒、ふぐと中トロの寿司、ふぐ刺し、ふぐの唐揚げ、あん肝とふぐの白子焼き、ふぐちりと雑炊。どれもうまい。ふぐって肉魚とも違うもう一つのジャンルだから、Sが言っていたが、調理方法で味も食べごたえもまったく変わる不思議な白い肉のようだった。Sが赤いマスキングテープを鼻の下に貼っている。asさんの名前をKOさんが一発で当てる。ru先輩の会社のキャラクターを考える。店の前で記念撮影。KOさんをタクシーで見送り、みな埼京線で帰る。M家泊。

 

12月13日水曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。今日と明日、付属の高校がインフルエンザで3学年とも学級閉鎖で休み。高校給食はないがめちゃくちゃ忙しい。終えて、S家へ。Sは久しぶりの休日、布団でぐったりしている。熱はないが昨日から声がかすれている。絵。外に行きたくない、とSが言うのであるもので夕飯。もらったタンドリーチキン、玉ねぎ人参ごぼうかぶひき肉のトマト汁。熱はないがちょっとだるくなってきた、とS。「芋たこなんきん」続き見る。おせいさんがいい人過ぎる。火野正平の声。M家泊。

 

12月14日木曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。ひま。往来座へ。Sが朝飯を食べていないというのでセブンイレブンでサンドイッチを買い渡す。体調はふつうとのこと。S家へ。絵。たま(猫)がこたつ敷きにうんこをしている。夜、往来座へ。asさん、Sの小中の同級生のKAくん、会議疲れのru先輩。本搾り。KAくんはこれから仕事だそうで、ひとりでも夕飯食べられるところを聞かれラーメン福やをおすすめする。ひれ酒がやばかった、うまかったね、とふぐを思い出しながらnと。ハナマサ、ツルハで買い物。夕飯は、ごぼうセリ油揚げ鶏肉鍋。セリはハナマサで買ったもの。うまい。飲みすぎて早々に寝る。S家泊。