2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
池袋の西口での話。 いかにもヤクザかチンピラか、といった風体の男が2人。話す声が、聞くともなしに聞こえてくる。この辺さービル建ちすぎなんだよなー、ここにはさー昔米屋があったんだよ、スズメがいっぱい飛んで来ててさー。その風体と、その口から出る…
26日の午後の話。 夕方、大井町でナンダロウさんとミニコミ「酒とつまみ」の大竹さんと待ち合わせ。ナンダロウさんが「酒とつまみ」に連載している「古本屋発、居酒屋行き」の取材に同行する。毎回取材にはゲストが呼ばれ、そのゲストは飲み代タダだから、と…
26日の午前中の話。 お昼前、玄関の前に立つ1人の紳士。どちら様で、と訊ねると、以前こちらに下宿していたものです、と。隣りのおばさんの顔がその紳士の後ろから覗き、「ダボちゃんよ、お茶出すのよ」と言って去っていく。下宿をやっていた祖母が亡くなっ…
以前、フジテレビの深夜に放送していたドキュメンタリー番組「トキワ荘2007 わたしたちのマンガ道」のことを書きました。2009-01-25 - m.r.factory そして今日、雑誌を立ち読みしていたらこのトキワ荘が紹介されており、よくよく記事を読むと「トキワ荘プロ…
「トラベラー」展、終了しました。芳名帳にコメントくださったみなさん、見に来てくださったみなさん、どうもありがとうございます。数々のコメント、楽しくうれしく読ませていただきました。グループ展は今までに何度か経験しましたが、この「トラベラー」…
携帯料金、支払ってまいりました。これで電話が通じます、とほっとしたのも束の間、今度は奥歯の銀が取れました。鮭のおにぎりを食べていた時でした。何か違和感はあるものの、おにぎりうまいと食べつづけ、食べ終わった後にさっきの違和感はなにかしらと舌…
気づいたら、携帯電話が止まっていました。故障したわけではなく、支払いが滞っていたからです。引き落としにはしていないので、いちいち払いに出向かないといけない面倒さと、金が無い、という二大理由で先延ばしにしていたのです。2ヶ月溜めて、もしかした…
Aさんとギャラリーtrayで待ち合わせ。一緒に「トラベラー」展を見ながら、ギャラリー内のカフェでお茶をする。私のアラスカの絵は4点。入ってすぐの大きな壁に飾られている。ブログを見て訪ねてくださった方がいたり、たまたま見に来て絵を気に入ってくださ…
昼過ぎ、かえる食堂でOさんと待ち合わせ。カレーを食べつつ、結婚します、というOさんのおめでたい報告を聞く。3月から沖縄に住むUさん、そして結婚するOさん、何かの決断をした人たちの顔はどこか晴れ晴れとしていて、見ているこちらがうれしくなってくる。…
嫌味な文章が嫌いな人は今日の日記は読まないほうがいいかもしれません。プロレスでもなんでも前哨戦が面白ければ面白いほど当日の戦いが楽しくなるというもの。それならば、今のうちから戦っておくのも悪くないかもしれませんね。日本のセリーヌの生原稿が…
額装した絵をキャリーカートに乗せて学芸大前まで行く。西口に出て線路沿いを歩くこと1分。ビルの3階にギャラリーtrayはある。一緒に展示をするみなさんに挨拶をしてから、梱包を解き、空いている壁際に絵を並べる。先に来ていた人たちの絵を見て、自分の絵…
アラスカの絵、描きあげました。写真で見るアラスカはひたすら横に長く、どこまでもどこまでも地平線が続いています。そこには熊やカリブーやワタリガラスなどのアラスカを代表する生きものたちがいるのですが、それよりも何よりもまず風景の大きさに圧倒さ…
エロ漫画編集者の塩山さんの新刊が3月末に出るのだが、それに合わせてトークショーもするのだが、その新刊のタイトルがあまりにもイマイチなため、勝手に別のタイトルを考えてみようと思う。 今のところの正式書名はこれ『出版奈落の断末魔 エロ漫画の黄金時…
思いをアラスカに馳せながら、じりじりとした日々を送っている。「旅をする木」を毎日読んでいる。読み終わってもまた繰り返し読んでいる。どんなに良くてもこのアラスカは星野道夫のアラスカで、私は私のアラスカを探さないといけない。私のアラスカはどこ…
雑誌「野生時代」3月号の、古処誠二さんの読切小説「糊塗」の挿画を描きました。銃剣の「剣」の部分を描いたのですが、汚れた部分が血のように見えて、少し怖い絵になりました。物語の世界には合っていると思うのですが、どうでしょうか。 昨日も今日も春で…
家とアトリエとの往復、たまに新宿、そして銭湯。年が明けてから1ヶ月以上経つのに行動範囲が狭い。なので久しぶりに青山へ行く。いくつかのギャラリーを周り、久しぶりの人たちと話す。ギャラリーダズルに寄ると、ムトウ様、と書かれた置手紙が1通。しっか…
昼と夕方の間、おやつの時間に古書往来座の瀬戸さんがやってくる。アトリエがある建物内の印刷機を目指してやってくる。でもその前に、かえる食堂でちょっと一休み。缶ビールで乾杯して、瀬戸さんはみどりのカレーを食べる。すでに昼ご飯を食べてしまった私…
ブックギャラリーポポタムでぶりおさんの個展「ふりつもる」を見る。タイトルの通り、数年間描きためたポストカードサイズのドローイングが2万枚、ギャラリーの床や壁に降り積もっている。数年前のドローイングをはじめた頃の絵と、展示されている最近の絵。…
告知その1。光文社のPR誌「本が好き!」でのナンダロウさんの連載「本町通り(ブックストリート)を歩こう」。2009年3月号の特集は「わめぞ」です。「わめぞ」とは何ぞや、と気になる方、ぜひどうぞ。大きな本屋さんで無料配布していると思います。http://www…
ちょぼ焼きとミックスジュース。今度、大阪に行ったら必ず食べるもの。ちょぼ焼きは、阪神百貨店地下1階スナックパークのもの。ミックスジュースは阪神梅田駅の改札の前のスタンドのもの。はじめて名前を聞くちょぼ焼きは、いわゆる粉もので、中の具はネギと…
先日のしゃぶしゃぶの会で、ゆうちゃんがしてくれた話。栃木県出身のゆうちゃんは、映画は見に行くものではなく来るものでした、と話す。1年のうちに何度か、近くの公民館に映画がやって来る。2本立ての映画は、1本目がアニメなどの子ども向け、2本目が洋画…
いつまでも心のどこかに引っかかって忘れられない話というものは、感動する話でもなければ、泣ける話でもない。感動する話は感動してしまえば終わりだし、泣ける話は泣いてしまえば済むからだ。 例えばこんな話。飲み会の席で、友人の彼氏がしてくれた話。彼…
しゃぶしゃぶだから、と研ぎ猫さんから電話。昨日の沖縄会の飲み過ぎ食い過ぎで、朝から体の底の辺りを吐き気がいったりきたりしているのだが、そうですか肉ですか、それは断われませんね、と夕闇の中を東池袋に急ぐ。商店街の人たちと打ち合わせをしてきた…
沖縄会とは、以前の職場でお世話になった地方小流通出版のMさんと私が作った、都内の沖縄料理屋でひたすら沖縄料理を食べる会、だ。Mさんは沖縄の出版社の本を売るために地方小に入ったような根っからの沖縄好きで、同じく沖縄好きの私と気が合い、そんな会…
大阪・中崎町の雑貨屋cocoaさんとかえる食堂で昼飯。昨年4月の個展でお世話になって以来約10ヶ月ぶりのご対面。お久しぶりでございます。お元気そうでなによりです。ムトーさんに会ったらぜひ言おうと思っていたことが2つあるんですよ、とcocoaさん。1つは…
朝、新聞の折込チラシを見ていると、鬼子母神の節分豆まき、と書かれた1枚に目がいく。そうか今日は節分か、鬼子母神で豆まきか、と知ってしまったら最後、何か行動せねばと「わめぞ」民に電話をする。当日の昼間にいきなり電話をして、3時半からの豆まきに…
東久留米駅から少し歩くと川にぶつかる。住宅地の中を走る小さな川だが、コンクリートで固めていない、緑が茫々と繁る川岸が気に入って、よく川沿いの遊歩道を散歩している。この遊歩道で、たまに黒豚に会う。豚をペットとして飼うというのは聞いたことがあ…
いつも行くラーメン屋。ママさんが、昨日あのコたち来てたわよ、と言うあのコたちとはTくんとOさんのことで、この2人組みとは去年から何度かこの店で遭遇している。そんな話を聞いた後、カウンターの下の棚に手を伸ばすと、雑誌やコミックが並ぶそこに、1冊…