断片日記

断片と告知

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

名古屋か谷根千か

トークショーの告知です。今週末に名古屋でナンダロウさんと古書現世のパロパロ向井のトークが、来週末には千駄木の古書ほうろうでナンダロウさん広瀬さんそして古書往来座の瀬戸さんのトークがあります。名古屋の方、名古屋近郊の方、「わめぞ」のジャイア…

板橋に牧場があった頃

池袋の北口にある六ツ又ロータリー、その六ツ又のうちのひとつ明治通りを飛鳥山方面に向かって歩く。大正大学の手前、道路標示に堀割とある小さな十字路を左折する。住宅街の中の、右手の路地の奥に見える煙突に向かって歩けば、銭湯「稲荷湯」がある。見た…

みつを

研ぎ猫さん宅の日の出会へ行く。みちくさ市へも遊びに来てくれた木村衣有子さん、仕事が忙しいはずなのになぜか毎日どこかで飲んでいるNEGIさん、いつものわめぞ民、とそれらに混じり、鬼子母神のそばでステンドグラスの工房をひらいている「時屋」さん、来…

ノラへ

毎月我が家には、月刊誌の「WiLL」が届く。右翼と左翼の違いもよくわからない私の元へなぜ届くかといえば、古書現世の向井透史の連載「早稲田古本劇場」の題字を描いているからだ。連載「早稲田古本劇場」には古本屋とその周辺の日々のことが、淡々とした文…

祝いの日

前日のブログに書いたように、朝はゆっくりと起きてまったりと「みちくさ市」を楽しもう、そして午後からは友人の結婚式に行くのだわとても楽しみ、と朝寝を満喫しているところに、「みちくさ市」の打ち上げをやる居酒屋の電話番号を教えろ、という嫌がらせ…

明日は「みちくさ市」

明日23日は、「みちくさ市」です。今年最後の開催ですので、なんとか晴れて欲しいものです。そしてワタクシ武藤は、友人の結婚式の日と重なりましたので、今回出店はしておりません。そのかわり結婚式がはじまる夕方までの時間、お客さんのひとりとして「み…

キク薬局ガレージにて

「みちくさ市」を開催している鬼子母神通り商店街のキク薬局さんから、ガレージの扉に絵を描かないか、と言われたのは9月の終わりか10月のはじめか。面白そうだからと引き受けたものの、絵柄を考え、屋外の鉄扉に合う画風と画材を考えているうちに、気づけば…

竹輪

たまに行く豚カツ屋の横には広めの駐車場があり、野良猫たちの溜まり場になっている。或るとき見れば、子猫たちが4匹か5匹か、車の間を駆け回り、落ちていたペットボトルのキャップを前足で転がしては追いかけ遊んでいる。そばにいる母猫は、どしりと寝転が…

蛇女

妬み嫉みの感情が、体に黒く溜まっていく。動物園の片隅の、爬虫類館の水槽の中で、何匹いるかわからないほどねじり固まり蠢く蛇を思い出す。いっそのこと、おまえなんか大嫌いだと、声に出せば少しはすっきりするのか、よけい惨めか。そんな話を人にすれば…

わめぞ生誕祭

「わめぞ」の人々との関わりはあまりにも濃く、数十年来の友人たちのように日々会い、飲んで遊んで仕事をしているわけですが、ふと思い出せばまだ3周年なわけです。2006年11月9日に西池袋の中華料理屋「蘭蘭」で飲んだのが全てのはじまり。なのでその日を記…

外市2日間とテロ発言の行方

古書往来座「外市」へのご来場、誠にありがとうございました。天気に恵まれ、お客様に恵まれ、気持ちの良い2日間を過ごすことができました。以前書きました、王子とU-SENの売上対決ですが、8500円差で王子が勝利を収めました。初日はほぼ倍近くの売上差があ…

今日は外市

本日7日(土)と明日8日(日)は、古書往来座の「外市」です。外市前夜、棚に並べられた本たちを見て、これはいつもと確実に違う、と皆の気合に萌えました。もろもろの勝負の行方、さてどうなる。 「外、行く?」 第17回 古書往来座 外市 〜軒下の古本・雑貨縁…

勝敗

水道橋の食堂アンチヘブリンガンで春菊パスタを食べながら、北村範史さんの個展「窓」を見る。歩いて飯田橋経由神楽坂まで。毘沙門天の路地奥のLa Ronde d'Argileで、井上陽子さんの作品展「白い箱」を見る。神楽坂らしい石畳の料亭の小道を抜けて飯田橋のト…

ターボリン紙

夜、閉店後のポポタムへ行く。来年の1月におこなわれる、ターボリン紙を使ったグループ展、の会議に参加する。ターボリン紙はクラフト紙2枚を黒いアスファルトで貼り合わせたもので、表面に透けるアスファルトの黒い線と防水加工のつるつるな質感が面白い紙…