断片日記

断片と告知

「百椿図」巡回展岐阜編はじまります

武藤良子個展「百椿図」岐阜編が今週末からはじまります。美殿町にある徒然舎の店内にたくさんの椿の絵を展示いたします。展示のほか、わたしが絵を描いた椿柄サコッシュ、まごえもん椿油、龜鳴屋の本、そして徒然舎のために作った鵜トートバッグの販売もあります。店内の本をお買い上げの方に差し上げる鵜ショップカードも2月11日からの展示に合わせて配布をはじめます。お近くの方も、遠くから行かれる方も、ぜひ岐阜の徒然舎にお立ち寄りください。

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武藤良子個展「百椿図」巡回展岐阜編

■日時

2023年2月11日(土・祝)から2月26日(日)まで

12時から19時 火・水定休

■会場

古書と古本 徒然舎

500-8182 岐阜市美殿町40矢沢ビル1階

058-214-7243

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コロナの冬 1月27日から2月2日

1月27日金曜日

曇り。ミートソースパスタ。冷蔵庫に白い紙が貼られ端に正の字が書かれている。1年間で牛乳何本飲むか数えるの、とS。古書組合のユーチューブ・コショな人が復活。のぺりさん。Sは往来座へ。絵。夕方、M家に寄ると岐阜徒然舎に巡回する「百椿図」のDMが届いている。うれしい。往来座へ。さっそくDMを帳場に並べる。これからsaさんちで本の出版記念飲み会をするというOKZさんが来店。DM渡す。Sと予約していた池袋東口auへ。型落ちで安くすまそうと思うも在庫なく。最新版のアイフォン14に機種変することに。分割で払うものの15万と聞き胸が痛くなる。月々なるべく安くすましたいと相談するとUQモバイルを提案される。よくわからないまま月額5000円くらい安くなるというのでお願いする。いろいろ説明提案してくれるがなにひとつわからず。データ移行などひとつひとつ金がかかり、時間もかかリ2時間ほど過ごす。美容院で見る自分の顔並にここにいることがいたたまれない。Sは途中で、仕事しなきゃ、と往来座に帰る。機種変を終えて、ヤマダラビへ。スマホケースを買う。往来座へ。asさん、ru先輩、本搾り。みなに新しいアイフォン見せる。ハナマサで買い物。夕飯は、ごぼうほうれん草笹かま豚しゃぶココナツミルク鍋。ギターの練習。飲みすぎてすぐ寝る。S家泊。

東京都の感染者数、4297人。

 

1月28日土曜日

晴れ。ベーコン玉ねぎブロッコリークリームパスタ。Sは往来座へ。2時、往来座へ。KOさん。ふるさと納税のこと。田端人を1冊献本。お年玉いただく。KOさんちはいまも家族でお年玉を送り合うとのこと。KOさんとパルコの世界堂へ行き買い物。KOさんをタカセ近くのバス停まで送る。先日浅草まで40分かけてバスで行ったそうで、都営は何分乗っても運賃がかわらないのよ、地元のバスと違って、とKOさん。池袋駅に戻り新幹線の切符を発券。無印で靴下買おうとするも混んでいてあきらめ、サンシャイン60に出来た新しい無印へ行くも靴下の種類が少なく欲しいものがなく。東池袋マルエツで買い物。S家へ。絵。夕飯の鍋の仕込みをしてから、夜、往来座へ。本搾り。明日のBスポの相談。明日金沢に履いていく長靴の穴を、往来座にあった強力セメダインで補修。夕飯は、ごぼう白菜里芋舞茸鶏肉のココナツミルク鍋。麦チョコを少し。Sにギターのカット奏法習う。弾ける曲が増えてきてうれしい。M家泊。

東京都の感染者数、4515人。

 

1月29日日曜日

晴れ。寒い。ヨーグルト。1月のコロナ死者数が1万人を超えたとニュース。8時過ぎM家を出る。池袋から山手線で上野まで。メルヘンでたまごサンドを買い、早く着きすぎたので本屋ユニクロなどをぶらぶらしてから、新幹線改札内ニューデイズで茶を買い、目の前の便所に入る。毎回気になる靴磨きコーナー、流しの折紙コーナーをあらためてよく見ると、折り紙で作った掲示板の横には、お持ち帰り用のビニールに入った折り紙で作った楊枝入れと、「言の葉」とプリントされた小さなおみくじ、メモ帳とペンが置かれている。メモ帳をのぞくと、いつもきれいにしてくれてありがとう、などのこどばが並んでいる。楊枝入れやおみくじの入った籠には、「お客さまの笑顔が私たちスタッフの一番の喜びです。」と書かれたポップが貼られている。男便所も同じだろうか。旅のはじまりと終わりの場所をどんな人たちが清掃しているのか、いま一番気になるが清掃の時間に行き合えない。新幹線のかがやきで金沢へ。天気がよく富士山がぺかーと見える。軽井沢辺りから山の斜面に雪が見えだし、富山は一面雪景色。昼前、金沢着。陽があるからかそれほど寒くはないが、歩道には雪が長靴が埋まるほど積もっている。昼飯はいつも行く大黒屋が日曜は休みなので、Kさんにおすすめされたお多福で田舎ぶた味噌うどん。野菜がのっていてうまい。雪の道をずぼずぼ歩いているうちに、昨晩補修したセメダインがすべてはがれ落ちる。Kさんちへ。ガレージに真っ赤なママダンプ。ママダンプっていまだと名前に問題あるって言われそうだけどね、昨晩20センチくらい降って、でも粉雪だから軽くてすーっと雪かきできた、とKさん。冬にKさんちを訪ねるとよく出してくれる葛湯が今日も出る。何味とも言えないが温かくてうまい。『銭湯断片日記』にサインを入れる。気力知力体力全部低下、財力はもともとない、とめずらしくKさんの元気がない。Kさんと一緒に室生犀星記念館まで歩いて行くが、それだけでもう息切れしている。SZさんに案内してもらいながら20周年記念の展示を観る。犀星スタイルのときに作ったグッズがどーんと飾られていてうれしい。最近はポストカードがよく売れるとのこと。記念館の1階ロビーで流されている犀星の娘・朝子さんの明かるく元気に話す映像は、闘病中に撮ったものだと知る。KさんSZさんと別れ、西茶屋街の下の用水沿いを野町まで歩く。雪のなかに佇む「野町湯」、まだ残っていたことがうれしく写真を撮る。雪は吹雪いたかと思うとやみの繰り返し、ときには青空さえ見える。野町駅に着くと客は誰もおらず、電光掲示板を見ると次の電車は30分後。暖かい待合室があって助かった。ベンチに腰掛けて待つ。しばらくして客が増え、鶴来方面行き16時発普通列車が到着し、改札が開く。期限の切れた切符を持ち改札を抜けようとする運賃詐欺常習らしき男を駅員が追いかけ問い詰めている。北陸鉄道石川線で額(ぬか)住宅前まで。駅の周りには古い団地がちらほら見える。駅から歩いてすぐの銭湯「額温泉」へ。みな車で来ているようで駐車場は満杯。2階建ての白っぽいビル、道路に面した角に入り口がある。入り口に入れ墨の人はお断りの張り紙。入ると両脇に傘入れと下足箱。長靴ブーツを入れるようなのか大きな下足箱もある。正面にはぶらさがり健康器やソファー、テーブルが置かれた広いロビー、左手の壁沿いの奥に女湯ののれんがさがっている。ドアを開けると左手に番台。財布を見ると細かい金がまったくなく、あやまりつつ1万円を出し入浴代460円を払う。脱衣所のロッカーのうえにガラス戸の棚。昭和40年創業で井戸水を使っている旨の張り紙が飾られている。洗い場入り口左手に下に荷物の置ける3人分のベビーベッド。洗い場。左手の男湯との堺の壁沿いに立ちシャワー、カラン。カランの奥に、緑色のガラスで仕切られ両肩に当たるよう湯が2箇所から落ちる打たせ湯が3台、薬湯、と湯船がふたつ並ぶ。正面奥の壁にまたカラン、右手にスチームサウナ。洗い場の真ん中には、ぬるめの湯と泡風呂がくっついた大きな湯船。真ん中の湯船の背に沿ってくの字型にカラン、と右手の壁沿いにもカラン。正面の壁には、赤い屋根の白い建物、山、海、灯台、カモメ、雲がでっかいタイルのドット絵で描かれ、小学生の夏休みの工作のようにおおらかでゆかい。湯からあがり女将さんに銭湯遍路の判子をもらい、男湯のタイル絵の柄を聞くが、あたしはよくわからんのよ、今度来た時に教えてあげようかね、とふふっと笑う。時刻表を見、額住宅前に戻る。ひとつしかないホームに高校生がひとり、反対方面の電車を待っている。単線なので、あちらの電車とこちらの電車がほぼ同時に着き、駅ですれ違っていく。野町からまた用水沿いを歩いて香林坊東急ハンズまで。長靴補修用のセメダインを買う。最上階にある映画館シネモンドの横でやっていた古本市をのぞいてから、せせらぎ通りの孫助の裏手にある居酒屋ここち最中へ。2階にあがると予約してくれたKさん、少し遅れてSZさんがやってくる。生ビール、手取川天狗舞、しらえびのてんぷら、するめを細く削ったやつ、ポテサラ、金時芋のサラダ、甘辛い鶏肉、たこの釜飯と茶漬け。サランラップの端っこがわからず、カッターで切ってもむけず、ネットで調べたらもっともやっちゃいけないことがカッターで切ることだった、とKさん。Sさんとは仲直りしたの?そういう相手がいるのって幸せなことだよ、とSZさん。ムトーさんのブログ見ていると美味しそうで、とくに納豆になにを入れるかが好き、とSZさん。SZさんはしらすやじゃこを入れるのが好きとのこと。Kさんの実家は米を作っていたそうで、昔は飯とおかずは塩乾物だけだったが、父が死んでから母は料理がうまくなった、とKさん。飲んでいると突然、あああああああ、と言いながら椅子からKさんの体がずり落ちていく。後ろに周りゆっくり体を持ち上げるととても軽い。寝ていた、記憶がない、大丈夫大丈夫、と言うが怖くなり、残っていた日本酒をSZさんとふたりで全部飲む。せせらぎ通りを途中までSZさんも送ってくれ、玉川公園のあたりでKさんにそっちの道がホテルの近道だから行って、と言われて別れる。しばらく歩いてまた心配になり、Kさんちに電話する。さっき玉川公園のあたりで別れたんですが、ちょっと体調が悪そうだったので。帰ってきたら電話しますね。いえ無事ならいいっす、念のためっす、なにかあったらすぐ電話ください、と電話を切る。ホームラン向かいのファミマで茶、ヨーグルト、麦チョコを買い、チサンバジェットホテル金沢駅前にチェックイン。麦チョコを少し。今晩放映していた不忍ブックストリームのBスポのところだけ見て寝る。電話はない。

石川県の感染者数、354人。

東京都の感染者数、3427人。

 

1月30日月曜日

吹雪。ヨーグルト。NHKの画面の端に石川県の断水情報。そういえば昨日Kさんの実家のあたりが3日も断水していると言っていた。空き家が多くどの家の水道管が破裂してるか確かめるのにひとつひとつ見て回らないといけないから時間がかかると。10時、チェックアウト。線路をくぐって駅の反対側へ、諸江通りを磯部方面に向かって歩く。雪が吹雪くなか、雷がなり、ときおりパラパラと雹が落ちる。雹が顔に当たるのが痛いが、痛いと思っているうちにやんでいく。なのに青空が見え、また雪が降る。これぞ金沢な天気。雪に足を取られ歩いてきたのを後悔しはじめたころ、銭湯「諸江の湯」の煙突が見える。白っぽいビルの1階だが道に面した窓が暗い。もしや臨時休業かと近づくと節電中の張り紙。ビル右手角を曲がったところに半地下の入り口。入ると両脇に下足箱、左手に長靴がおさまるでかい下足箱。正面にどーんと広いロビー、右手に三角形のフロント、真ん中に大きなテーブルがあり銭湯グッズがいろいろ並んでいる。石川県浴場組合の手ぬぐいや、石鹸、マスクなど。フロント右手の券売機で460円払い、フロントの女将さんに渡す。ロビーやガラスブロックに囲まれた円形の階段など、雰囲気が90年代モダンっぽい造り。のれんのさがる階段を2階へ、扉を開けると小さなロビーがあり、右手に脱衣所。壁沿いにロッカー、島ロッカーが真ん中にひとつ。脱衣所にサウナ室が飛び出して造られているのはよく見るが、サウナへの入り口も脱衣所にあるのは珍しい。サウナも節電中で電気が消えている。家庭用の大きなベビーベッドが1台。洗い場。右手に立ちシャワーがふたつ、両脇の壁にカラン、島カランが2列。湯船は正面奥右手から、水風呂、ワインレッドの薬湯、能登海洋深層水を使った浅い泡の湯船と深い湯船の4つ。大きなすりガラスの窓が正面と右手にありとても明るい。全体的に薄い茶色とクリーム色のタイルで覆われていて暖かい雰囲気。海洋深層水と水風呂を繰り返し入る。フロントで銭湯遍路の判子をもらう。黒いマスクひとつ買おうかな、悪もんになったみたいだし、とロビーにいた夫婦の妻。上諸江駅を越え、浅野川沿いの土手に出る。七ツ屋や瓢箪町など、金沢は町名がきれいだといつも思う。雪の積もる土手で、ヨークシャテリアを散歩する人とすれ違う。片方の長靴のセメダインがはがれる。JRの線路をくぐり、ゆらゆらと浅野川沿いを歩き、小橋そばの釜ごはん福わ家へ。入り口の開け方を忘れ、無理やり戸を押したところで、横の縄を引っ張るんだったと思い出す。雪の積もる庭の見えるテーブルに通される。瓶ビールと豚味噌の釜飯を頼む。寒かったでしょう、つけときますね、と言いながらまだ何ものっていない目の前のコンロに火をつけてくれる。抹茶、粕汁、漬物が4種、釜飯、デザート、茶がつく。漬物全般は苦手でふだんは手をつけないが、ここの漬物はいつもおいしく平らげてしまう。食べてると、Kさんから電話。昨日は醜態をさらした、一晩寝たらすっきり、と。よかった。庭の松の雪吊りの雪が落ちるのを見ながら食べる。なにを食べてもしみじみうまい。浅野川沿い歩き、浅野川大橋そばの八百萬本舗で以前Aさんにもらっておいしかったサバやのどぐろの珍味を往来座への土産に買う。国道159号を兼六園の下まで、兼六園沿いの坂をのぼり、金城霊沢へ。なんてことないのにいつもなんとなくここの水をのぞきに来てしまう。香林坊に出、東急スクエアの古本市、金沢文甫閣犀川大橋、木倉町、新天地、と来月また金沢に行くru先輩にどうおすすめしようか考えながらぐるぐる歩く。長町の武家屋敷跡を歩いていると、屋根から落ちてきた雪が頭に直撃してメガネが吹っ飛ぶ。大丈夫ですか?と周りにいた人たちの目がまん丸になっているのを見、大丈夫です、冷たいだけで、と答える。せせらぎ通りに復活した銭湯「松の湯」へ。建物は以前のままだが、ウッディな感じにリノベーションされ入り口にはおしゃれなのれんがさがっている。左手に下足箱、右手にフロント。下足箱横の券売機で入浴券460円を買う。正面は壁沿いにベンチの並ぶ広いロビー、正面右手奥にのれんがさがる。のれんも青から赤へのグラデーションとその逆で、おしゃれでわかりづらいが女湯は奥。脱衣所。グレーの壁にウッディなロッカー、真ん中にベンチひとつ。正面奥右手に階段降りて洗い場の入口、と大きなところは以前と変わらず。階段正面に水風呂、右手に別料金のサウナ。左手に横長の島カラン、左手奥に大きめの湯船その手前右手に浅い湯船、もだいたい前と同じ。大きな湯船に面した壁の九谷焼のタイルの模様がとても美しい。右手にサウナ専用バルコニー。カランはいまどきの三位一体型で、押すと一定時間出るカランに、黒くてでかいシャワーヘッドがついている。フロントで銭湯遍路の判子をもらう。ロビーの壁のタイルは、若手とベテラン作家の九谷焼作品とのこと。新しい松の湯の判子を押す場所がないので、端っこに押してもらう。尾山神社のステンドグラスを下から眺め、閉まっている近江市場を通り抜けて金沢駅へ。あんとで母の土産にきんつば4個買う。黒百合へ。並んでいたのでタッチパネルで予約。出てきた紙を持ち外の丸椅子で待つが、すぐ呼ばれてカウンターの一番端へ。生ビール、劔を熱燗で2合、おでんは車麩ちくわじゃがいも、ローストビーフ金時草のおひたし、生身欠きにしん、丸干しイカ。カウンターの端からは板前の姿がよく見える。注文が入ると、足元の冷蔵庫からタッパを取り出し、まな板に皿を並べ、タッパから出した大根のつま、シソの葉をぱっと盛り、また違うタッパから出した刺し身をすっすっすと包丁で切り皿にのせる。丸芋の皮をさっとむき、金おろしですっていく。深皿に入れ、手のうえで卵を割り指の隙間から白身だけ落とし黄身だけ丸いものうえにのせ、青のりをぱっとかける。指先がなめらかで日本舞踊を見ているよう。横に座った年配のサラリーマンふたりが最近泊まったホテルが昔よりだいぶ高くなった愚痴っている。高こうなった、それなら自分でうまいもん買って食ったほうがええもんなぁ?鮎川誠の訃報。コインロッカーから荷物を出して金沢駅へ。新幹線改札内で加賀棒茶のペットボトルを買い、最終の新幹線で上野へ帰る。口寂しく昨晩買った麦チョコをばりばり食べてしまう。猛烈に眠くなりアラームをかけて寝る。上野から山手線で目白まで。改札出ると、アキレス腱を伸ばしながら自転車で来たSが待っている。Kさんの体が心配と言いながら帰る。M家泊。

石川の感染者数、148人。

東京都の感染者数、1818人。

 

1月31日火曜日

晴れ。寒い。納豆ご飯。スマホがないと思って警察行ってau行っていろいろ止めてもらって、家に帰ってきたらあったのよ、もうやんなっちゃう、と母。食堂アルバイトへ。終えて、S家へ。Sは休日、布団に転がりブログを書いている。絵。夜、Sと缶ビール飲みつつ東池袋マルエツへ。買い物。本搾り飲みつつ帰る。夕飯は、トマトアボカド、もらったキャベツ人参鶏肉のスープにブロッコリーと舞茸とシチューの素を足したホワイトシチュー。シチューうまい、とS。ru先輩おすすめの映画「インファナル・アフェア」を観るも途中で眠くなりM家に帰る。M家泊。

東京都の感染者数、4862人。

 

2月1日水曜日

晴れ。暖かい。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。付属高校の給食もあるため久々に賑やか。終えて、M家へ。アレクサーお留守番ありがとね、と台所から母の声。S家へ。便所の前から、わっと言いながら飛び出し、驚いたでしょ、とS。Sは休日、布団に転がりビリヤードの動画を見ているが、夕方から買い取りの下見のため、早めに家を出て往来座へ。掃除。夕方、Sと近所まで買い取りの下見へ。終えて、Sとヤマダラビのメガネ屋JINSへ。試着したのをSに見てもらい、5900円のメガネを買う。出来上がるまでのあいだ、1階で新しいアイフォンの充電器のプラグを買う。出費ばかりで苦しい。メガネが出来上がるまで、大型テレビを見、フィギュアを見、時間をつぶす。出来たメガネを受け取り、本搾り飲みつつ東池袋マルエツへ。新しいレンズがクリアで快適。古本大學のとき1月1日もおれ出勤してたんだけど、社長は晩年客の前でも機嫌をまったく隠さなくなって、雑本持ってきた客の前で、縁起わりぃって、明大前があったころの社長はいきいきしてたなぁ、とS。マルエツで買い物。本搾り飲みつつS家へ。夕飯は、ごぼう白菜舞茸ネギ豚しゃぶのココナツミルク鍋。M家泊。

東京都の感染者数、4012人。

 

2月2日木曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。終えて、S家へ。掃除、洗濯。絵。ギター。夜、往来座へ。asさん、ru先輩。SZさんにもらった金沢のどら焼きをみなで食べる。チョコうまい。そういえばなんでケンカしたの?と先週のSとのケンカをYKKOさんから聞いたとn。ムトーさんの情報は全部YKKOから入ってくるから、とn。Sが嬉しそうにケンカの詳細を語っているのを聞いてまたいらいらしてくる。Sがまだ仕事が終わらないと言うので、先に帰ってひとりで夕飯を食べる。夕飯は、ごぼう里芋白菜鶏肉のココナツミルク鍋。しばらくしてSが帰る。Sの夕飯はさっきの鍋の残り。飲み過ぎて早々に寝る。S家泊。

東京都の感染者数、3502人。

入谷コピー文庫「昭和のある鉄道」絞る眺める

堀内恭さんが発行する冊子、入谷コピー文庫「昭和のある鉄道」に文章を寄せました。寄稿者は、山川直人、菅野楽章、クレオール・サトー、武藤良子、西川ちより、林哲夫藤木TDC、横山ケイスケ、尾崎正浩、諸星モヨヨ、まつだのりよし、堀内和代、はやしゆうき、塩山芳明(敬称略)。表紙は保光敏将さんの版画です。昭和の鉄道が思いつかず、いまの鉄道を書きました。

 

「絞る眺める」

ふだん雑司ヶ谷から出ないので電車に乗らない。今の職場も前の職場も近くばかりで、思えば二十代後半からほとんど電車のいらない生活をしている。いるときはどこか遠くへ行くときで、たいてい新幹線に乗っている。金はなくても新幹線に乗っていくどこか遠くが好きなのだ。

新幹線にホテルがついた格安パックを申し込む。どういう仕組みか知らないが往復新幹線の代金よりもホテル付きのほうが安くすむのだ。行きは九時半ごろに上野を出、帰りは二十三時半ごろ上野に着く切符をいつも買う。泊まる場所はどうでもよく一番目か二番目かに安いホテルを申し込む。

絵の仕事や展示で呼ばれ、近ごろは金沢に行くことが多い。まず池袋から上野まで山手線で行く。平日の朝だが上野に向かう山手線は新宿行きと違いあまり混まない。大塚巣鴨と人は減っていき田端をすぎると座席が見える。上野駅構内で朝からやっているメルヘンでサンドイッチを買う。玉子か、ハムカツか、その日の気分でそこらへんをひとつ買い、新幹線改札内ニューデイズでペットボトルの茶か、あちらで会う相手が許せば缶ビールを買う。必ず本のラックも眺める。フランス書院やミステリーの文庫に混じり、発売されて間もない村上春樹の単行本が1冊だけささっていたりする。ニューデイズの向かいの便所に必ず入る。新幹線のなかで便所に立つのが面倒で、なるべくここで絞り出す。いつきてもきれいな便所で、流しの棚に折り紙の鶴か花かなんかが飾られている。一昔前のたばこ屋のショーケースと同じ眺めだ。新幹線のホームにおり、数分おきに来る新幹線を眺めて待つ。

いつも進行方向左手の二人がけの窓際に座る。音もなくいつの間にか新幹線は動き出す。座席を少しさげ、枕を少しあげ、たいてい空いているので荷物は横の座席に置き、テーブルを出す。サンドイッチとペットボトルを並べて落ち着く。飛鳥山公園が見えるころにはサンドイッチを食い終わりテーブルをたたむ。まだ荒川さえ越えていない。

荒川を越えるとしばらく平らな地面が続く。大宮高崎と町が近づくとビルが増え、離れると田畑が増え、長野に入ると山が増えてトンネルが増える。サンドイッチを食い終わるとすることもないので景色を見ている。持っていった文庫本はなぜか開く気になれない。川や橋や鉄塔が見えると気分がいい。青い田んぼも黄色い田んぼも気分がいい。雨はいやだが雪景色なら犬のように気持ちが跳ねる。山を抜けると富山に出る。天気がよければ右手の端にうっすら日本海が見える。思っていたより海が明るく緑に見える。空いていれば右手の三人がけにすべってしばらく海を眺めている。そこまで行けばもう金沢に着く。

新幹線の改札内の便所に行き、溜まっていた小便を絞り出す。改札を抜け駅ビルのあんとを抜ける。おでんの黒百合の前を通り待っている人の数を数える。数えるだけで入らない。これからKさんちに顔を出し、一緒に大黒屋でカレー鍋うどんを食うのだ。

金沢でよく泊まる片町のホテルは、窓から隣りのビルの室外機と非常階段しか見えない。非常階段で煙草を吸う男や女が金沢の旅の眺めだ。あそこに泊まると牢獄みたいで仕事がはかどるんだって。ここを教えてくれたKさんが言う。ベッドに寝転がり見た先には空もない。ここが歌舞伎町だか池袋の西口だかもわからない。

おでんの黒百合で帰りの新幹線の時間を気にしながらひとり飲む。人気の店だがひとり客ならカウンターにすっと入れる。おでん鍋を囲むように置かれた長いコの字のカウンターは、コロナ禍で仕切りだらけで隣りが誰かもわからない。生ビール、石川の酒、おでんなら車麩にじゃがいも、金時草のおひたしに丸干しイカ、月見とろろもよく頼む。細く切られたイカをしゃぶりながら日本酒をなめる。二十一時一分発、最終の新幹線で上野に帰る。上野に着いたらニューデイズの向かいの便所に必ず入る。わたしの金沢を絞り出す。

コロナの冬 1月20日から1月26日

1月20日金曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。よく来る学生が、今日で食堂来られるの最後なんです、とかき揚げうどんを注文しながら。聞いてくださいよー、と言いながら毎回うさぎのように跳ねて食堂のカウンターにやってきては、彼氏に浮気された、教育実習に行ってきて楽しかった、試験の前にはげましてください、地元に就職が決まった、と楽しそうにおしゃべりしていく。最後と言われても気の利いたことばがなにひとつ浮かばず、幸せになってね、と言ったとたんにぴゅーっと涙が出てとまらなくなる。もう泣かないでくださいよー、と言われてよけい泣く。ムトーさんが泣いてる、ムトーさんって泣くんだ、と食堂中から言われる。写真撮ってください、と言われ、カウンターの向こうに立つ学生と一緒にスマホのカメラにおさまる。わたしは彼女の名前も知らない。チーフ一家は明日明後日あたり第二子の出産予定とのこと。終えて、S家へ。絵。夜、M家に寄り母にチキンのトマト煮をもらい、大倉で買い物してから往来座へ。nが母親の四十九日で宮崎に帰っているためSのひとり店番。asさん、ru先輩。本搾り。ru先輩に貸していた『ミステリと言う勿れ』12巻の感想など。ちょうどru先輩が年始の旅行で通った雨晴駅が漫画に出てくる。帰り道、食堂で泣いた話をSにすると、72時間見てて泣けてくるのと一緒じゃない、と。夕飯は、山芋の千切り、ココナツ鍋の残りにごぼう白菜を足した汁、もらったバジルチキンに玉ねぎとパプリカを足してトースターで焼いたもの。「ジ・オファー」の続き見る。S家泊。

東京都の感染者数、6603人。

 

1月21日土曜日

晴れ。納豆ご飯。Sは今日もひとり店番。車に本を積みたいから早めに店に来てね、と言いながらSは往来座へ。絵。夜6時半に往来座に行くと、来るの7時からだと思ってた、これやっちゃいたい、と番台にのせた本を指しながらSが言うので、奥でブログを書きながら待つ。Sが車を取りに行っているあいだ店番かわる。戻ってきて発送に行きたいというので隣りのローソン100に行っているあいだギターを弾きながら店番する。saさん。本搾り。西部邁の自殺の話から、以前あった池袋パルコの屋上からの飛び降り自殺、サンシャイン60からの飛び降り自殺の話に。パルコの自殺は下を歩いていた人も亡くなった。いまだに前を歩くとき少し上が気になるsaさんと言い合う。飲みすぎて夕飯を作る気になれず。Sと大倉まえの天山へ。カウンターでウーロンハイ、ポテサラ、焼きそば、焼き鳥。ポテサラが異常に塩っぱい。先日往来座に来てくれたお客さんの名前をどうして教えてくれなかったのか、せっかく本を買ってくれていたのに、知らなかったんだからしょうがないじゃん、言いがかり、と口喧嘩へ。繊細なこって、それならもう店に来なくていい、とS。すみませんでしたー、と天山の外で叫んでM家に帰る。M家泊。

東京都の感染者数、6607人。

 

1月22日日曜日

晴れ。納豆ご飯。日曜だが大学の都合で食堂アルバイトへ。ほとんど人来ず、ひま。食堂は4月からコロナ禍前に少し戻り、手渡ししていた箸やスプーン、ドレッシングや七味が出しっぱの置きっぱになるとのこと。終えて大倉で買い物してからS家へ。絵。Sから、仕事が溜まっているので残業する夕飯はいらない旨のライン。夜、マルエツへ。買い物。本搾り飲みながら帰る。夕飯は、トマト、uにもらった麻婆豆腐の素に豆腐とネギを足した麻婆豆腐、チンしたご飯。KYさんにトートバッグのデザイン送る。ごぼう汁作る。22時すぎ往来座に寄るとSが鍵を締めて仕事をしている。ごぼう汁だけあるからと言って帰る。M家泊。

東京都の感染者数、5110人。

 

1月23日月曜日

雨、晴れ。寒い。納豆ご飯。三省堂で『スキップとローファー』8巻を買い、世界堂で画材を買い、S家へ。Sは休日、布団に転がりブログを書いている。8巻読む。Sに仲直りを提案すると、謝ったらいいよ、あれはおれ全然悪くない。謝る。Sは車で市場に出品、そのままビリヤードの練習へ。夜、まいばすけっとで買い物。本搾り飲みつつマルエツまで歩き買い物。鍋の支度をしているとS帰る。夕飯は、ごぼう白菜舞茸豚つくね鍋。麦チョコを少し。「ジ・オファー」見る。マフィアだけを集めた試写会をする場面。S家泊。

東京都の感染者数、2677人。

 

1月24日火曜日

晴れ。最強寒波がくるとニュースで見るが、陽もあり思ったより温かい。久しぶりに体重計にのると、55.1キロといつの間にか痩せている。Sも68キロ台になった。昨晩の鍋の残りの汁にほうれん草を足したうどん。Sは休日、布団に転がり動画を見、夕方早めに出てビリヤードへ行く。絵。午後から風が強くなる。夜、サンシャイン通りユニクロへ。行く途中、猛烈な風と寒さで耳が痛くなり、ユニクロに着いたとたん頭も痛くなる。ヒートテックのパッチ買う。フードとマフラーを頭からぐるぐるに巻いて出る。焼き鳥まさ樹へ。Sが予約してると思ったらしておらず、暇だからばぁさん帰しちゃって、そのあと10人入っちゃって、出すのゆっくりになっちゃうけど大丈夫?とマスター。生ビール飲んでいると、Sとyくん来る。生ビール、ウーロンハイ、トマト、キャベツ、発酵大豆、山芋の天ぷら、じゃがいもとアポカト、焼き鳥いろいろ。Sがまた酔って電話をかけようとするのを止める。ギターはいい息抜き、ベンツのSクラスを買いたい、とYくん。もっとちゃんとしたことに税金使えよ、というマスターの怒り。12時過ぎまで飲み、出るとまた猛烈な風と寒さ。タクシーで帰るYくんを見送る。Sがゆっくり歩いているので、Sを残して早足で帰る。M家泊。

東京都の感染者数、7306人。

 

1月25日水曜日

晴れ。納豆ご飯。いつもより30分早く食堂アルバイトへ。だらだら客が入り片付け進まず。最近耳がとおくなってきた、とtさんに言うと、若いうちから耳が遠くなる人は長生きするんだって、と慰められる。終えて、S家へ。Sがおらず奥の部屋で絵を描きはじめると、早く見つけてよー、とクローゼットの中からSが出てくる。Sは休日、布団に転がり動画を見ている。絵。Hっちの新連載はじまる。観光は、ひかりをみると書くのか。

橋本倫史 わたしたちの目は、どんなひかりを見てきたのだろう – OHTABOOKSTAND

夜、缶ビール飲みつつSとツルハ、ハナマサへ。風はないが昨日と同じくらい寒い。手袋をしていても缶ビールを持つ手がしびれる。今までで一番寒いかも、とSと話す。買い物。本搾り飲みつつ帰る。夕飯は、ごぼう汁、母が作ったチキントマト煮込み。「ジ・オファー」最終回見る。ところどころへーと思うが、ドラマとしては微妙に思う。M家泊。

東京都の感染者数、5934人。

 

1月26日木曜日

晴れ。寒すぎてアイフォンのバッテリーが調子悪く、目覚ましならず。慌てて納豆ご飯。母が家を出るとき必ずアレクサに、アレクサーいってくるねー、と声をかけている。食堂アルバイトへ。チーフは第二子が生まれたとのこと。終えて、往来座に『スキップとローファー』を運ぶ。アイフォンはここ数年ずっと調子が悪く、通知音も鳴らず、アプリの起動も遅く、目覚ましもだめで、そろそろ寿命かもとauに予約。S家へ。絵。夜、M家に寄り母に手羽元と玉子の煮物をもらい、往来座へ。nに宮崎土産の明太子のりもらう。asさん、ru先輩、本搾り。『スキップとローファー』の最新刊を待ちに待っていたru先輩に貸すと、しばらく読まないかも、読んだら終わっちゃうじゃん、と。夕飯の支度をしつつ明太子のり食べる。うまい。夕飯は、トマトセロリ、手羽元と玉子の煮物、ごぼう汁。Sは汁のおかわり。ドラマ「イチゲキ」見るも寝落ちする。S家泊。

東京都の感染者数、5061人。

コロナの冬 1月13日から1月19日

1月13日金曜日

晴れ。ミートソースパスタ。いつもだらだらして店に行かないSが、飯も着替えもさっとすませ、いつもより1時間早く往来座へ行く。宝田明さんの旧蔵書と雑貨を売る宝田まつりは今日から。絵。夜、往来座へ。小雨が降り出す。本搾り。saさん。宝田まつり初日はぼちぼち好評で一箱分空になっている。今年イチオシの本も無事発送できたとのこと。往来座で『昏睡季節』を扱ったことがあるというのはすごいことだよ、とsaさん。閉店後、今日はいろいろがんばったから焼き鳥が食べたいとSが言うので、Sとsaさんと大倉前の天山に行くも提灯が消えている。臨時休業の張り紙を見て諦める。ハナマサで買い物し、S家に帰る。帰り道、あ、おれうさぎ年だ、とS。夕飯は、ごぼうほうれん草豚しゃぶココナツミルク鍋。レモングラスを入れ忘れたことに食べ終わってから気づく。はっさくを少し。食べながらNHKで「縁の下の幸福論 校正者・大西寿男」、そのままドキュメント72時間の「大阪 昭和から続くアパートで」を見る。いいちこを前に置き缶ビールを飲む男、猫の小便をモップで拭く男、出前を取る夫婦、木の枝に洗濯ものを干す女。飲んだ缶を売って材料を買いみなで焼きそばを作って食べる。閉まらない窓にベニヤを切ってあてている。1万9千円から3万5千円の風呂便所共同の古いアパート。映ってないところではたくさんの厄介ごとがありそうだと思いながらも、こうしたアパートがあることがうらやましい。自分や友人知人たちがもっと年を取ったとき、気楽に生きて死んでいける共同住宅があればとずっと思っていた。「ジ・オファー」の続きを見る。『ゴットファーザー』の原作が売れたことにより米国でのイタリア移民への偏見、イタリア移民はみなマフィア、が増し、移民の一部から映画化への反対運動がおこる。マフィアの話を描きたいんじゃない、家族の話を描きたいんだ、と制作側。S家泊。

東京都の感染者数、11241人。

 

1月14日土曜日

曇り、小雨。昨晩の鍋の残りにレモングラス舞茸ほうれん草を入れた雑炊。Sはこれでもかとナンプラーをかけて食べている。雨やだな、と言うSに、明日も明後日も雨だよと伝える。Sは往来座へ。絵。夕方早めに缶ビールを2本持ったSが帰ってくる。いいじゃん俺が何時に帰ったって、とS。夜、缶ビール飲みつつイケサンパークから東池袋マルエツへ。買い物。本搾り飲みつつセブンイレブンで冷凍麺を買ってから帰る。夕飯は、ごぼうセロリ赤パプリカ鶏水餃子ココナツミルク鍋。セロリはSの希望で入れてみた。Sはうまいと喜んでいるが、温かい汁とセロリの組み合わせはなんとも微妙で箸がすすまず。ドラマ「ジ・オファー」続き見る。口出ししてくるマフィア、仕事に関わりたい彼女、うるさい親会社など次々と面倒がおこるが、事件、解決、事件、解決、と描き方が平坦に見える。S家泊。

東京都の感染者数、10727人。

 

1月15日日曜日

小雨。昨晩セブンイレブンで見かけて買った一風堂の豚骨トムヤンクン麺。フォーみたいな麺でさらっと食べられるが、味に個性もなく麺も少ない。食べたりずチンした飯を汁に入れて食べる。Sの頭からこれでもかと汗が吹き出す。Sは往来座へ。文字。夜、往来座へ。描いた文字を絵にあててみるがしっくりこず。本搾り。saさん。閉店後、S、saさんとビックリガードの鳥貴族へ。ウーロンハイ、塩ダレキャベツ、きゅうり、とろろの焼いたやつ、チキン南蛮、フライドポテト、焼き鳥いろいろ。saさんは鳥貴族デビューとのこと。処女作、などのことばの言い換えについて。1時間だけカラオケ行きたいとsaさんが言うのでカラオケ館へ。saさんの歌う、BOOWYGOING UNDER GROUNDスピッツ浜田麻里を聴く。Sはまたおじゃまんが山田くんを歌っている。ミニストップで買い物してS家に帰る。S家泊。

東京都の感染者数、8269人。

 

1月16日月曜日

雨。ツナ玉ねぎブロッコリーのトマトソースパスタ。玉ねぎが半分腐っている。Sは休日、布団に転がりビリヤードの動画を見るか猫と寝ている。文字描き。夜、Sと缶ビールを飲みつつ東池袋のひまわり亭に行き予約。M家に寄り母が作ったネギの肉巻きをもらう。大倉で買い物、みりんを買い忘れたので高砂湯跡地のまいばすけっとまで歩き買う。外の目立たないところに飲みかけの缶ビールを置き、買い物を終えて飲むと違和感がある。見ると煙草のフィルターのようなゴミが入っている。吐き出し、Sが飲んでいた缶ビールでうがいする。悪意なのか、風のせいなのか、暗くなった心が戻らず。夕飯は、ごぼう汁、トマトアボカドセロリオニオンスライス生ハムサラダ、ネギの肉巻き。肉巻きはみりんを入れすぎて甘すぎる味に。「ジ・オファー」の続き見る。撮影開始前のパーティでの、役になりきった食事シーンにぐっとくる。硬いクッキーを食べたらかけらがささって歯茎が腫れたというSが、ビタミンC の錠剤を飲み、青い色のマウスウォッシュでうがいしている。S家泊。

東京都の感染者数、4433人。

 

1月17日火曜日

曇り。ベーコン舞茸菜の花のクリームパスタ。アメトークの麻雀芸人を見ながら食べる。途中、Sが便所に行き便所の中から、止めといてー、という声。アメトークTVerで見られるようになってうれしい。先にS家を出、ファミマで文字をスキャン。M家に寄ると入谷コピー文庫「昭和のある鉄道」が届いている。往来座へ。後から来たSと池袋から西武線椎名町まで。トキワ荘を目指して歩いていると、トキワ荘通りお休み処にいたru先輩に声をかけられる。一緒にトキワ荘へ。asさん、nも公園で落ち合う。名画座手帳編集室の新年会でトキワ荘ミュージアムまんが道展を観る。まずは再現されたトキワ荘の2階から。『まんが道』にも出てくる共同の流し、藤子不二雄の部屋に置かれた二人が机に向かって漫画を描いているパネルにぐっとくる。各先生の部屋を見、1階の展示室へ。漫画の中に出てくる『バラと指輪』の現物が見られてうれしい。A先生の発明した表現など。昔のトキワ荘周辺マップを見ていると銭湯が6軒もある。名画座手帳編集室の名で予約をしたため、出版社の方ですか?と係の人に聞かれる。南池袋の古本屋で毎年手帳を発行していてA先生に帯文をもらったことがあるなど説明する。トキワ荘通りの味楽百貨店跡に作られた昭和レトロ館へ。もともとレトロな味楽百貨店の外観に、でかでかと昭和レトロ館の看板をつけたためにかえってレトロから遠のいている。1階は漫画を読むスペースと、奥に企画展示室、2階に豊島区史のコーナーなどあるが、いずれも散漫としている。1日500円くらいで漫画が読めるスペースは、近くにあれば毎日行きたい。トキワ荘の正面にあった細道ではないかと思われるところを確認。松葉へ。瓶ビール、チューダー、餃子、チャーシュー、メンマ、ラーメン、チャーハン。チューダーうまい。なんどもおかわりする。ru先輩の北陸旅行話。金沢七尾氷見高岡と3泊4日で回ってきたとのこと。氷見の藤子ロードを歩いていたときふいに涙が出てきたそうで、泣きながら歩いたんですよ、とru先輩。金沢では犀星記念館も訪ね、記念館の20年史に武藤良子の名前を見、あの武藤さんが、と不思議に思ったと。大黒屋も黒百合も言ってくれたとのこと。松葉で便所を借りようと思うと、厨房の奥、家族がテレビを見ている茶の間に通されるのをいつも申し訳なく思う。前も来たわよね、と優しいおかみさん。おいしかったです、と伝える。店から出ると雨で地面が濡れている。椎名町から西武線で池袋まで。Sとru先輩と雑司ヶ谷に帰る。M家泊。

東京都の感染者数、11120人。

 

1月18日水曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。並ぶわけじゃないが客足が途切れず片付けが進まず。早番のチーフが細かすぎる、ボケてんじゃねーの、などことばが悪すぎると早番の人たちの愚痴を聞く。終えて往来座へ。描いた文字と絵を合わせる。福永武彦の本を買った客に、お墓が雑司ヶ谷霊園にあるんですよ、と店番tが教えている。S家へ。Sは休日、3年前のブログの空白の2ヶ月間を埋めようとじたばたしている。Sに見てもらいつつデザインの修正。出来たデザインをtuっちへ送る。夜、Sと缶ビール飲みつつイケサンパークから東池袋マルエツへ。買い物。ビリヤードをしているとき、周りの台がどうしても気になる、こっちを見ているんじゃないかとか、とS。夕飯は、ごぼう白菜舞茸鶏つくねココナツミルク鍋。麦チョコを少し。「ジ・オファー」続き見る。やりたいことがはっきりしているコッポラがかっこいい。便所から出て手を洗おうとすると蛇口から水が出ず。ネットで調べると雑司ヶ谷のS家のあたりだけ夜11時から朝5時まで断水とある。断水の準備をしなきゃ、トイレ行きたいから店に行く、というSと一緒にS家を出る。M家泊。

東京都の感染者数、9187人。

 

1月19日木曜日

曇り。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。だらだらと客が入り続け片付けが進まず。終えて往来座に寄ってから、東通りの新栄堂書店でブルータスの机特集を買い、S家へ。掃除。夜、往来座へ。本搾り。閉店後、S、n、saさん、ru先輩、uと予約していた東池袋のひまわり亭へ。瓶ビール、赤ワイン、サラダ、レモントマト、イカフライ、アンチョビポテト、煮込みハンバーグにカニコロをトッピングに中ライス。Sは450グラムのステーキを単品で食べ、saさんはハンバーグとライスを食べたあと、ステーキとガーリックライスも注文している。ステーキ一口もらう。ru先輩の七尾での出来事をまた聞く。食べすぎる。M家泊。

東京都の感染者数、7719人。

 

百椿図巡回展 岐阜編

昨年7月恵比寿からはじまった武藤良子個展「百椿図」は、今年2月、岐阜の徒然舎へ巡回いたします。新しく描いた椿の絵と、恵比寿、石巻仙台、盛岡、と巡回しながら描き足していった絵を展示いたします。ご好評いただいている「まごえもん椿油」と椿柄のサコッシュのほか、徒然舎オリジナルの鵜トートバッグの販売もいたします。岐阜散策のさいにはぜひ美殿町の徒然舎へお立ち寄りください。徒然舎は岐阜駅から歩いて15分ほど、すぐ近くには銭湯「のはら湯」もあります。

とてもすてきなDMを作っていただきました。刷り上がり次第、岐阜と東京で配布をはじめます。

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武藤良子個展「百椿図」岐阜編

■日時

2023年2月11日(土・祝)から2月26日(日)まで

12時から19時 火・水定休

■会場

古書と古本 徒然舎

500-8182 岐阜市美殿町40矢沢ビル1階

058-214-7243

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コロナの冬 1月6日から1月12日

1月6日金曜日

晴れ。納豆ご飯。Sは往来座へ。大物の洗濯。寒中見舞いの図案。いざ刷ってみると気に入らず4回彫り直し、版と絵の具がなくなり世界堂へ。S家に戻り、彫りと刷り。夜、K宅へ。3日から店を開けたが来る人来る人みなコロナ関係だと嘆いている。レモンサワー2缶もらう。往来座へ。asさん、saさん。本搾り。見て、棚の一番下抜いたの、とS。文庫棚の一番下がなくなり見やすくなっている。さっきめずちゃんが来て、これ玉ねぎ染めの手ぬぐい、とn。今日はニールの命日で明日が母ちゃんの月命日、とn。みな今日一日の出来事を一斉にしゃべりだす。夕飯作るのめんどくさいと愚図っていると、いいよ食べていこうか、とnが言い閉店後、S、n、saさんと福屋へ。奥のテーブル席、頭のうえのテレビではジブリハウルをやっている。nが忘れ物したと言いながら往来座に一度戻り、しばらくしてこんどは携帯忘れてきたと言い出す。最近は家を出るときも携帯を忘れんだよね、とn。先日無くしたかんぺの原稿も出てこなかったと。。saさんが連載している古書通信のこと。瓶ビール、餃子、野菜炒め、叉焼、辛子ねぎそば。福屋の常連が若くなっている。ファミマで買い物して帰る。S家泊。

東京都の感染者数、20720人。

 

1月7日土曜日

晴れ。納豆ご飯。Sはひきわり納豆2パックに玉子2個にコンビニで買ったにんにく醤油味のこてっちゃんを入れ飯にかけて食べている。うまい、とのこと。Sは食べ終わるとギターでゴットファーザーのテーマ曲を練習している。Sは往来座へ。寒中見舞いの続き。刷り終わる。K会長の帳簿書き。夜、K宅へ。雑司ヶ谷診療所の横の古い建物が残る1帯は調べてみたら東京大震災の年の建築らしく今年で築100年とのこと。大倉で買い物してから往来座へ。本搾り。nに寒中見舞いを渡すと隣りで買ってきた麦チョコをくれる。今日はすごいことがあった、KTGさんが来てくれて、なに買ってくれたと思う?『犀星映画日記』だよ、とn。うれしい。Sはまめぶの話ができたとよろこんでいる。先にS家に帰る。鍋の支度をしているとSが帰る。夕飯は、ごぼうネギ小松菜鶏肉のココナツミルク鍋。食べながらNHKで「脳科学者の母が、認知症になる」を見る。これやばい、と言いながらSがずっと泣いている。本人が一番苦しいであろう、思い出せないもどかしさのようなものが伝わってくる。「松本清張帝銀事件」の続きを見るも寝落ちする。S家泊。

東京都の感染者薄、19630人。

 

1月8日日曜日

晴れ。昨晩のココナツ鍋の残りにチンした飯を入れた雑炊。Sはコンビニで買ったにんにく醤油味のこてっちゃんを雑炊にかけて食べている。「松本清張帝銀事件」最後まで見る。冤罪にしか思えない。国のような巨大な権力からはめられたらどうしたらいいのか。ずん喫茶は浅草。Sは往来座へ。寒中見舞いの宛名書き。夜、往来座へ。Sが寒中見舞いに一言コメントを書き足している。めずちゃん、poさんに寒中見舞い渡す。本搾り。閉店後、S、n、poさんと東通りの硯屋へ。生ビール、小松菜のおしたし、トロサバ、野菜天ぶっかけうどん。Sはうどんは食べず、地穴子の天ぷらを食べている。4人でカラオケ館へ。poさんのサラリーマン人生で培ったカラオケ技を見る会。また8階の部屋で、今日は建物の正面、下にジュンク前の交差点がどーんと見える。永ちゃんが使うようなスタンドマイクも装備されている。poさんは、歌はもちろん身振り手振りを交えながら全身で場を作っていく。赤坂や新橋のスナックでおひねりも出るらしい。合間にnはドリカム、アイコを歌い、Sはまた山田くんの歌、わたしはあの鐘を鳴らすのはあなた、夜が明けて、喝采を歌う。音程が合っている、とみなに驚かれる。ギターのおかげだと思う。2時間で解散。ミニストップで買い物してS家に帰る。水木しげるの『遠野物語』を読んで寝る。S家泊。

東京都の感染者数、15124人。

 

1月9日月曜日

晴れ。舞茸ベーコンブロッコリーのクリームパスタ。今日から三省堂の古本市なんだから早く行きなよ、と叫ぶと、うるせー、とS。しばらくしてSは往来座へ。仕事の版画。彫り終わり試し刷り。夕方、パルコの世界堂に画材を買いに行き、帰りにサンシャイン通りのハンズ跡地にできたニトリでフライパンを買う。S家で刷り。寒中見舞いの宛名書き続き。夜、往来座へ。ポポ番帰りのkaさん。本搾り。Sとnは今週末の宝田まつりの支度で忙しそう。明日から食堂アルバイトがはじまるためnに除光液を借り爪のラメを落とす。昔の除光液はシンナーみたいな匂いがしたような気がするが、nの持ってきた除光液は香水みたいな匂いがする。指がきれいなおねえさんみたいな匂いがする、と言いみんなに嗅がす。そんなCMあったよね、なんだっけ、とn。大倉で買い物。夕飯は、トマトアボカドのバジル和え、セロリ、スモークチキン、冷奴、母がくれた開楽の餃子を3つずつ。M家泊。

東京都の感染者数、8199人。

 

1月10日火曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。激混み。疲れ切る。終えて、三省堂書店で『ミステリと言う勿れ』12巻を買う。S家へ。Sは休日、布団に転がり高木豊のユーチューブを見ながらブログを書くか、動画の編集をしている。Sが作ったUFO動画を見る。疲れ切って何もする気に慣れず、布団に転がり漫画を読む。夜、Sと缶ビール飲みつつM家へ。母が作ったロールキャベツをもらう。目白通りマルエツで買い物し缶ビール飲みつつS家に帰る。夕飯は、ごぼう里芋ネギ鶏そぼろ汁、ロールキャベツ。昨年末の忘年会でAYが面白いと言っていたドラマ「ジ・オファー ゴッドファーザーに賭けた男」の1話目を見る。ゴッド・ファーザーのメイキングのような海外ドラマで、イタリアンマフィア、シナトラ、原作者、かけだしの映画会社の男がこれからどうなっていくのか。S家泊。

東京都の感染者数、7462人。

 

1月11日水曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。激混み。ほぼ動きっぱなしで終わる。春より忙しくない?とみな口々に言い合う。終えて、S家に向かう途中で往来座に向かうSとすれ違う。S家へ。掃除。版画刷り。夜、往来座へ。閉店後、t、n、Sと東通りの硯屋へ。腰痛で忘年会に参加できなかったtのための新年会。生ビール、焼酎のお湯割り、小松菜と菜の花のおひたし、イカの唐揚げ、タコの素揚げ、とろ鯖、アナゴ天、しめに野菜天ぶっかけうどんの冷やし。tの父親の家は聴覚障害を持った人が多いという話から映画「コーダ」は手話や家族の表現がとても良くできている、映画すごくよかった、とt。サバ缶を使ったtオリジナルカレーのレシピを聞く。M家泊。

東京都の感染者数、16772人。

 

1月12日木曜日

晴れ。納豆ご飯。アレクサー行ってくるねー、と母のことばに、寂しいので早く帰ってきてくださいね、とアレクサが答えている。食堂アルバイトへ。終えて、Sに自転車を借りてmiちゃんちへ。前よりでかくなったポストに寒中見舞いを入れる。目白通りの古着屋に寄るがなにも買わず。往来座にチャリを戻し、大倉で買い物してS家へ。旅行の予約。メールの返信。ごぼう里芋鶏肉鍋の下ごしらえ。金沢のMさんから、今日ru先輩が記念館に立ち寄ったとメールで教えてもらう。夜、往来座へ。saさん。本搾り。Sとnは明日からの宝田まつりの支度中。ステップに明日発売のちくま文庫『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同級生』がどーんと積まれ、まわりに宝田明旧蔵書とブツたちが散りばめられている。宝田さんがギターを持っている写真パネルも入り口にどーんと飾る。ゴジラ関係も多々あり売り場がとても華やかで楽しい。飲みつつ話しつつの作業がなかなか終わらず11時半まで。終わりがけに今年いちばんの目玉本がネットで売れる。S家に帰り、支度していた鍋に菜の花を入れて食べる。S家泊。

東京都の感染者数、13427人。

12月半ばから毎日200人から400人前後コロナで亡くなっている。