断片日記

断片と告知

やさしいことはつよいのよ

六本木の森美術館へ。「ル・コルビジェ展」。憧れのユニテ・ダビタシオンの原寸大模型。中に入ってみる。写真で見ただけでは解らないものが見えてくる。想像していたよりも狭い。息苦しく感じるのは天井が低いからなのか。子ども用のシャワー室やオムツを替える台まである。LC4に座る。座り心地、寝心地の良さにびっくりする。もっとシンドイ椅子かと思っていた。油絵はあまりそそられないけれど、版画は好きだ。版画のぱっきりとした線がこの人の絵にはあっていると思う。サインがどれもとても格好いい。
「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」も見る。「おかあさん、大好き」。どれも画面からあふれている。見ているとなぜか少し悲しくなる。でも見る。じっと見る。点を見て全体を見て、線を見て色を見て。一枚の絵の中をあっちへいったりこっちへいったり。ぐるぐるぐるぐる。出口の所に「おかあさん」宮城まり子さんがいた。インタビューに答えながら並んだ人たち一人一人にサインをしていた。体の具合、大丈夫なのだろうか。
ABCへ。久しぶりに寄ったら本の配置が変わっていた。
東京ミッドタウンで「ジャグタ展」を見て、原宿まで散歩。乃木坂を通り、青山霊園を抜け、エスニック屋を物色し原宿駅へ。なんだか今日は少し疲れた。
今日の読書「子供にしてあげたお話してあげなかったお話」歌を歌いたいけれど、楽譜は読めません。