断片日記

断片と告知

のたうちわまる

寝る頃になって、歯が痛み出す。何をしても痛い。どうしても痛い。結局朝までのたうちまわり一睡も出来ず。
朝イチで歯医者に電話して、痛み止めと抗生物質を処方してもらう。食後に1粒。でも効かなければ1度に2粒飲んでもいい。間を6時間あけること。と説明されたが、全く効かないので、痛み止め飲みまくる。
夕方、ふらふらになりながら青山で仕事の打ち合わせ。薬で頭がぼぅっとする。ヨダレとかたらしてなければいいけど。帰りにABCに寄るとイラストレーターの七字さんと遭遇。七字さんの楽しい勘違いに笑いながら個展「茫々」のDM渡す。評判よくてうれしい。
ヒエピタ買う。痛み止め飲んで、ヒエピタ貼って、今日はちゃんと寝る。
今日の読書「漂蕩の自由」の中の「ひまわりの老人」で「茫々」がいっぱいでてきたので記す。
私の斜め前には、元軍人でもあるだろうか、七十歳ばかりの、入道頭のジジイが坐り、ビールの大ジョッキを、茫々として、飲んでいる。真白髪の口髭にビールの泡をいっぱいためながら、拭おうともしないで、まったく茫々と・・・・飲んでいる。
私だって、茫々だ。
ジジイも、茫々・・・・。