断片日記

断片と告知

ジュヌヴィーエイヴとは何者か

目白のポポタムでジュヌヴィーエイヴ・カストレイの個展「仮面」を見る。ジュヌヴィーエイヴさんとは何者か。1981年生まれのフランス系カナダ人。イラストレーター。音楽家。たぶん女性。日本人には描けない絵を描く人。それしか知らない。けど、それで十分。会場に流れるジュヌヴィーエイヴさんの作った音。それを聞きながら、絵を見る。細い線の人物画もおもしろいし、太い線の仮面もおもしろい。世界で限定6枚のレコードを買う。1枚1枚表紙の仮面の絵が違う。それが700円。しかもプレーヤーない人のために焼いたCD付き。安すぎないか?ジュヌヴィーエイヴさんがシルクで刷ったTシャツも買う。限定15枚、1枚2000円。安すぎないか?心配になるほどすべてのグッズが安く、しかも展示してある原画も格安。どうゆうこっちゃ。うれしいけど怖い。個展「仮面」は9/18(火)→9/29(土)まで。明日19日はポポタムで店番します。4時半頃から。お暇な方、ジュヌヴィーエイヴ見に来てくだい。bloc: ポポタムの展覧会
原宿駅から代官山まで散歩。ギャラリーイッツで「数字展 NUMBER 07」を見る。個展「茫々」のDMをデザインしてくださったトーキチさんが参加しているグループ展。トーキチさんが出展していた、細い紙のわっかがすごくきれい。七夕でよく見る飾りだけれど、紙を細くして繋げるとこんなに美しく見えるものなのか。すでにあるものを全く違えて、しかも美しく見せるのってすごいことだと思う。しばし、うっとり見つめる。「数字」展は今日が最終日。見れてよかった。
夕暮れの中、代々木まで歩く。涼しくて気持ちがいい。もう秋だな。