アトリエに行き、原宿に行き、夜、神保町へ。東京古書会館の「地下室の落語会」で初ナマ落語を聞く。
早めに会場に着くと、知った顔がチラホラと。退屈君にリコシェの柳ヶ瀬さんに旅猫さん。トムズボックスの土居さん。イラスト同業者の櫻井さんも。そして今回の落語会に誘ってくださった西秋書店さん。「おもしろくなかったらお金は返します。」とまで言われたからには、その挑戦受けてたたねばなりますまい。はじめて聞くナマ落語。今日おもしろくなかったら、今後一生落語は聞かないかもしれない。大丈夫かな。
おもしろかった。瀧川鯉昇師匠が出てくるだけで、ただそれだけで、もうおもしろい。笑いっぱなし。高座に上がり座布団に座り床すれすれまでお辞儀をして顔を上げた瞬間に、もうこちらの顔も笑ってしまう。見ていると肩の力がすーっと抜けていく。「二番煎じ」も「宿屋の富」もものすごく面白かったけど、まくらも最高だった。健康のために白米に麦や稗など鳥の餌さみたいなのを混ぜて食べているお陰で今日来る途中御茶ノ水の空をちょっと飛べた、ってので死ぬほど笑った。師匠のHPを見てみるとモーちゃんという黄色いセキセイインコを飼われているようなので、あんな話を思いついたのかもしれない。師匠、もっと健康になっていつかモーちゃんと空を飛んでください。
はじめて聞く落語が瀧川鯉昇師匠で本当に良かった。あっという間の2時間半でした。西秋さん、感謝。