断片日記

断片と告知

盛りだくさんな1日

上野の国立博物館で「大徳川」展を見る。タイトルに「大」がつくと、松本零士の貧乏漫画を思い出す。この展示とのギャップが少しおかしい。展示品はこれでもかというくらい豪華絢爛。何百年も前の品だとは思えないほどの保存状態でどこもかしこも金ぴか。水戸黄門でおなじみの光圀公の印籠もある。新品のようなぴかぴかさ。キャプションには、実際には光圀は使用しなかったとあり、ちょっと残念。カップルの男性の「もう葵のご紋、見飽きたよー」の一言がおかしかった。
近くの国際子ども図書館へ。「第15回野間国際絵本原画コンクール受賞作品」展を見る。イランからの入賞者がとても多い。出版文化が盛んなのだろうか。それともイランの絵本作家たちが元気なのだろうか。イランの人たちの絵はとても洗練されていて、言われなければどこの国の人の絵だかよくわからない。大好きなモルテザーの絵を見れたのがうれしかった。
裏道を散歩しながら神保町へ。書肆アクセスを覗く。明日閉店という店内はとても混んでいて、目当ての棚までとても遠く感じる。欲しかった本は売り切れていた。もっと早く来れば良かった。レジのお姉さんが「長い間、どうもありがとうざいました」と丁寧にお礼を言っている姿を見ていると泣きそうになるので、退散する。
夜7時、ポポタムへ。総勢6名でかえる食堂さんを目指す。今日は「夜のかえる食堂貸切飲み会」なのだ。ビールで乾杯。今日はじめて会う人もいたので、自己紹介しつつ、飲みつつ、食べつつ。ほうれん草のキッシュおいしかった。生ハムと大根とカブのマリネおいしかった。レバーペーストおいしかった。タンドリーチキンおいしかった。サンツァイのたくさんのった坦々麺おいしかった。そして締めのみどりのカレーおいしかった。デザートも別腹でおいしかった。もう食べ過ぎ、飲み過ぎ、浮かれすぎ。この量でこの値段でいいのでしょうか。かえる食堂さん、ありがとうございました。また第2回やらせてください。
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