断片日記

断片と告知

貧乏性

定食屋さんやラーメン屋さんで、ご飯大盛り無料、お替り自由、などと書かれていると必ず、じゃぁ大盛りで、すみませんお替り、とやってしまうのは貧乏性以外のなにものでもない。食に困った子供時代を過ごしたわけでもないのに、このみみっちさはなんなのだろうか。お替りしたものは、当然のことながら残さず食べる。それが仁義と言うものでしょう。ただ、お店によって大盛りの加減が違うので、そこのところを注意しないといけない。以前、神保町の学生向けの洋食屋さんで大盛りご飯を頼んだとき、ちょうど厨房が見える席に座っていたので、その盛るご飯の量が見えてしまった。わっせわっせと言う感じで盛られるご飯。大盛りといったら普通のご飯の1.5倍から2倍くらいが相場だと思うのだけど、そのご飯の量は優に5倍以上あった。そのときの私の気分は80年代を過ごした人ならわかるであろう「ちょっと待った〜!」というねるとん紅鯨団の告白する男子もしくは女子のよう。いま言わなくては。確実に無理。配膳される前にギブアップ宣言をする。すみませんやっぱり普通の量でお願いします。悔しくなんかない。ご飯を残すより、無理なものは無理と言おう。
ちなみに、学生時代、友人に誘われてねるとん紅鯨団の公開録画を見に行ったことがある。あまりよく覚えていないが、そのときのゲストはキョンキョンだった。80年代、ビバビバ。