断片日記

断片と告知

これそれあれ

朝10時。外市の準備をしているわめぞ民を尻目にアトリエに向かう。オープンアトリエということで、普段入れないアトリエを公開している。最近はまっている水彩画を描きながら、たまに覗きに来るお客さんと話す。ぼーっとしていたのか、集中していたのか、お茶の入っているマグカップで水彩の筆を洗い、気づかずにそのまま飲むこと数回。前にも1度やっていて、気をつけて筆洗とカップを遠ざけて置いていたのに、またこのありさま。それから午後ずっとお腹がちくちく痛くて困る。
アトリエに遊びに来た小学生の女の子にじっと顔を見られ「なんかあれだね。眼鏡してたほうがいいね。」と真剣な顔で言われる。喜んでいいのか、悲しむべきなのか、わからずに困る。
夕方から外市へ。自分の棚を見る。そこそこ売れているような気がする。手製のマッチとブックカバーが売れているのがなによりもうれしい。
明日は、値段を少し下げ、もうちょっと売ろうと思います。今日来て、高い、と思って買わなかった本が、明日にはもしかしたらちょびっと値下げしているかもしれません。古書往来座の「外市」は明日11時から夕方5時まで。どうぞよろしく。