断片日記

断片と告知

空耳

7月頃に北池袋の銭湯「小松湯」に行ったときのこと。入り口のところでなにやら撮影をしている人たち。銭湯の入り口に立つ怪しいおじさんと、そのおじさんを撮影する怪しいスタッフたち。自主制作映画の撮影かしら、とその時は大して気にもとめず、おじさんの横をすり抜け銭湯に入ってしまったが、今日、録画しておいた、タモリ倶楽部を見ていたら、小松湯が、あのおじさんが、映っているではないか。あの撮影は、タモリ倶楽部の、しかも「空耳」の撮影だったのか。あんまり地味に撮影していたもんだから、全く気づかなかった。大好きな番組なのに、そのロケ現場に居合わせたのに、気づかなかったことが悲しい。せっかくなら、タモリ倶楽部御一行様、空耳アワー撮影中、みたいなノボリを立てて華々しくやっていただけると、ファンとしてはとてもうれしい。