外市２日目。曇り。久しぶりにエンテツ(遠藤哲夫)さんが遊びに来る。往来座前のベンチに座り、２人でぼーっと話す。俺の周りでアル中で死んだやつが、とエンテツさんが指を折って数えている。アル中で死んだ８０過ぎのばぁさん、部屋では垂れ流しの生活なのに、外に出るときは必ず化粧をしてくるんだ、でも小便くせーの。境界線上と、越えてしまった人たちの物語。風鈴の音がちりちりと鳴る中、酒を飲みながら、そんな話ばかりしていた。
６時過ぎ、撤収作業。往来座のレジ台でスリップの集計作業。終わって、打ち上げ。いつものごとし。
