断片日記

断片と告知

青空でした

mr10162009-10-01

まず告知です。京阪神エルマガジン社のMOOK「関西の寺」に挿画を描きました。12・13ページの見開きのいしいしんじさんのエッセイ「寺へ行く。」と、124・125ページの見開き「読んでみよう、般若心教」の2箇所です。どちらも花の絵です。本屋さんでぜひ。
http://www.lmagazine.jp/magazine/mook/issue/current_issue/lmagamook.html
雑司ヶ谷から早稲田の穴八幡宮まで歩く。空は青空、歩くと汗ばむほどの陽気。晴ーリーのお陰なのか。立石書店横の参道をのぼる。穴八幡宮の社殿が右手に見え、お神輿をしまうお蔵が左手に見え、正面にワゴンが並ぶ青空古本祭が見える。先にお参りを済ます。社殿の周りの木陰には、すでに戦い終わった男たちが戦利品の入った袋を抱え、休んでいる姿が見える。会計のテントにいた古書現世のパロパロ向井に挨拶をし、差し入れの煎餅を渡し、それではとワゴンの古本を端から見ていく。今回、ワゴンだけでその上を覆うテントがないからか、いつもよりも開放感がある。ぐるりと一周し、銭湯についても書かれていた浴室関係の本を一冊選び、立石書店ブルゴーニュ岡島にお会計をしてもらう。しばし歓談し、しばし煎餅を食べる。差し入れで持っていった煎餅を誰よりも多く食べ、テントのみんなに笑われる。街中やビルの中でやる古本市よりも、空の下、緑の下でやる古本市のほうが、ずっとずっと気持ちがいい。青空古本祭は、10月6日(火)まで。