断片日記

断片と告知

ターボリン紙

夜、閉店後のポポタムへ行く。来年の1月におこなわれる、ターボリン紙を使ったグループ展、の会議に参加する。ターボリン紙はクラフト紙2枚を黒いアスファルトで貼り合わせたもので、表面に透けるアスファルトの黒い線と防水加工のつるつるな質感が面白い紙だ。この紙を使って、8人の作家がそれぞれの作品を作る。銅版画の人、コラージュ作家、立体の人もいる。8人それぞれの作風が違い、面白い展示になりそうだと話しながら思う。そもそもグループ展の前に会議がおこなわれるというのも珍しく、テーマだけ決めて搬入日にはじめて顔を見る作品を見るというほうが多い。DM用に作ってきた作品を見せ合い、DM案を考える。1人では思いつかない案が出るたび、このメンバーでやるのは面白そうだと顔がにやける。