断片日記

断片と告知

コロナの秋 10月13日から10月19日

10月13日金曜日

晴れ。納豆ご飯。米粒写経の動画、古書探訪のコーナーはTっちたちが企画した名古屋古書会館でのイベントの様子で、見ていると電話が鳴り画面に食堂のsさんの名前。と血の気が引き、スマホのスケジュール帳を見てみると出勤になっている。ふだん金曜日は休みなのですっかり頭から抜けていた。慌てて支度をして、30分遅れで食堂アルバイトへ。みなにあやまりつつ入っていくと笑われる。食堂が混む前でよかった。終えて、往来座へ。店の奥でnと手帳の帯巻き。更年期の症状がほぼない、もともと男性ホルモンしかないから、とnに話す。夜、uちゃん、ru先輩も来て作業の続き、付録詰め。asさんが顔を出し1冊だけ付録を入れ去っていく様子を、天皇のお手植えみたい、とみなで笑う。saさん、poさんが差し入れの酒とつまみを持ってやって来る。9時過ぎ、帯を巻き終わるところで今日の作業は終わり。ハナマサで買い物。S家に帰ると、朝慌てて出ていったまま、台所には皿がたまり、床には猫のうんこが落ちている。頭に来、なんでそのままなんだよ、と叫んでいると、さっきからいらいらしててもういい、と言いながらSが家から出ていく。わたしが帰る、と言いM家に帰る。M家泊。

 

10月14日土曜日

晴れ。納豆ご飯。昼過ぎ、往来座へ。店の奥で手帳の封入作業。ru先輩、uちゃん、MZちゃんも来て、ラジオの野球中継を聴きながら作業。uちゃんがOPPに入れる係りと封をする係りを分けることを提案をし、画期的に作業時間が早くなる。手違いのあった箇所について印刷会社の面々が説明に来る。6時で終了。早く終わったのでうまいビールが飲みたいとなり、uちゃんと学習院大学向かいのインクホーンブルーイングへ。ハーフサイズを1杯。手帳をもれるシールの提案。そのままポポタムへ。村岡マサヒロさんの展示。村岡さんの狂気をニヤニヤしながら見てしまう。「百椿図」に来てくれたTさん。あれから何度もポポタムに来ているそう。uちゃんが西武地下で花のサブスクをもらい、歩いて六又ロータリーまで。uちゃんが気になっていた中華屋へ。外階段のぼった3階のスナックの居抜き物件。小さなくの字のカウンターに席が5つくらいしかない。中に明るいママさんがいる。壁には清野とおる柴門ふみ椎名誠のサイン色紙。椎名さんとは中国にいるときに会ったとのこと。青島ビール、山椒が効いた鶏、黒酢と青唐辛子がほどよく効いたパクチーサラダ、皮をその場でくるんでつくる水餃子、ナスと豚肉炒め、汁なしの陽光麺。カウンターの中の小さな台所でぱっと作ってくれるつまみがなにもかもうまい。山椒は地元で採れたものだそうで、味の濃いもの、匂いの強いものと2種類ある。辛くスパイシーで野菜が多くて最高。便所に貼ってあった中国の地図を見ると、ゴビ砂漠と大きな山脈のあいだにある出身地に印がついている。日本に来てはじめて住んだのが雑司ヶ谷2丁目だそうで、雑司ヶ谷話をいろいろ。いまの政治家は宇宙人かなにかだ、と言い合う。甘いものが飲みたいとuちゃんが言うので、サンシャイン通りそばのスタバでキャラメルマキアート、わたしは飲み残してかばんに入れたままだったペットボトルの茶を飲みながら帰る。往来座に寄るとちょうどS、n、ru先輩が帰るところ。弦巻通りを雑司ヶ谷組で帰る。M家泊。

 

10月15日日曜日

雨、曇り。納豆ご飯。S家へ。掃除、洗濯。たまったメール書き。nに借りた漫画『初老の娘と老母と老猫』を読み、最近のイライラも更年期のひとつではと思い至る。作者と二人暮らしをしている母と、うちとほぼ年齢が一緒なので重なる部分がとても多い。夜、往来座へ。S、nは手帳の送り作業をしている。本搾り。saさん。今日もみな野球を見終わりそうもないので先に帰る。夕飯は、ごぼう人参汁に卵をおとしたもの、もらったタンドリーチキン。10時ごろS帰る。Sの夕飯は、残ったごぼう汁に白菜を入れたもの、タンドリーチキン。S家泊。

 

10月16日月曜日

晴れ。誕生日。KOくん、KOさんから誕生日メッセージ届く。もらった肉味噌で汁なし担々麺。ヤギと大悟、かすみがうら市、見る。塩じいからもらった栗を茹でる。母からショートメールが届く。「良子さんが生まれた朝 お父さんがニコニコしながら 出勤前 病院に寄ってくれたのを 思い出しました。」Sに、誕生日だね、欲しいものある?と聞かれたので、何もない、何も欲しくない、と答える。Sは車で古書会館へ。昼過ぎ、池袋から丸の内線で御茶ノ水まで。文房堂で額装をお願いする。どこか遠くに行きたくなり、JRのお茶の水駅から総武線で幕張へ。京成に乗り換え検見川まで。駅も駅前もとても小さくかわいらしい。右手に歩き車道に出て南下。しばらく歩くと右手の電柱に「梅の湯」の看板を見つける。右手の路地沿いを曲がったところに銭湯「梅の湯」がある。昔ながらの木造建築にのった明るい青い屋根が美しい。真ん中にのれんがさがり、左手にコインランドリー。のれんをくぐると左右に下足箱、右手に女湯の入り口。開けると左手に番台。女将さんに入浴代480円払う。脱衣場。真ん中に島ロッカーがひとつ。番台側の面にはソファが置いてあり、ロッカーとして使えるのは外側だけ。壁沿いに常連用らしきロッカーと椅子が並ぶ。男湯との仕切りの壁に鏡、それに沿って飲み物が充実した冷蔵庫、石鹸などの売り物の棚が並び、その下に銭湯ではじめて見たお菓子、しるこサンド、いちごマシュマロ、が売っている。洗い場。島カランが真ん中に一列、両脇の壁沿いにもカラン、左手の壁に立ちシャワーが2台。湯船は正面左手から、あわあわ、と書かれた紙が貼ってある泡風呂の座ジェット、仕切りがあって浅めのジェット付きのあわあわ、深めで熱めな緑色のバスクリンな湯船が3つある。バスクリンの湯は縦長で洗い場に飛び出る形になっている。湯船のうえの壁のペンキ絵は、手前に緑、右手にアーチ型の橋があり、海をはさんで向こうにも緑と町並みが描かれている。右下に白ペンキで、2023.5.10 気仙沼大島大橋、の文字。どこかで見たことがあると思ったら「おかえりモネ」で出てきた景色だ。天井は水色で桟などは濃い水色で塗られている。驚いたのは、脱衣場にくっついているいつもなら池と木とベンチがある小さな庭ゾーンが露天風呂になっている。洗い場から脱衣所を横切って露天に行く。露天までのルートに床にグレーのビニールシートが敷かれている。露天は岩風呂で2畳くらい、小さいが空も見える。奥の階段状の岩から湯が溢れ、なぜか岩岩に黄色いビニールのひよこが置かれている。湯は茶色く、壁に漢方系の効能が貼られている。足だけつかって空を見上げる。気持ちがいい。冷蔵庫にあった缶ビールを買おうとすると、缶系の飲み物がみな逆さに置かれているのに気づく。前にね、上のとこを拭いてる人がいて、それから下向けて置くようになったのよ、と女将さん。ペンキ絵はほんとは2〜3年持つんだけど、2〜3年すると塗ったとこがボコボコになって、それを落としてからまた塗るのが大変で、震災後は毎年描きかえてるの、そのままうえに塗れるから、震災があった湾岸の景色、前は丸山さんだったんだけど、いまは弟子の女の子、震災のあと寄附とか募ってたでしょ、でも2万とか3万とか寄付してもって思って、毎年ペンキ絵で震災の風景を描いて、見た人が思い出してくれたらって、それをどこかで知った陸前高田の市長から手紙が来て、せっかくだからふたりで行ったんだけど、はじめて見えた建物が火葬場で、悲しい旅だったなぁ。ここは大正くらいからでもう100年以上、わたしが来てから50年ちょっと、なんにも変えてないからもうボロボロで。脱衣所のあちこちの棚に小さな人形が飾られ、壁には花の写真がいくつも貼られている。タオルや飲み物お菓子まで品揃えがいままで見た銭湯で一番充実している。洗い場のペンキ絵の横にも大きな蓮の花の写真があった。

銭湯 「 梅の湯 」 ( 千葉市 花見川区 検見川町 ) - 銭湯 『 梅の湯 』 千葉

すぐ横の花見川沿いのサイクリングロードを海まで歩く。右手が川、左手が松林で、真っ暗で怖い。マラソンしている人と自転車で駅まで行く人たちとたまにすれ違うが、街頭も少なく殺されても明日まで気づかれなさそうでついつい歩みが早くなる。川の向こうには高層マンション群が見え、もうすぐ日が海に落ちそう。それまでにどうにか海までたどりつきたい。川のうえをときどきコウモリが飛んでいる。30分近く歩いて海まで来たがほぼ真っ暗、写真に撮ると明るく見えるのが不思議。対岸に富士山の影が小さく見える。右手の舞浜あたりから花火があがる。今日誕生日のKOくんに花火の動画を送ると、あちらの島の花火の動画も送り返されてくる。真っ暗で海なのか浜なのかもよくわからず。そのまま真っ暗な海沿いをスマホのライトで照らして歩き、海浜病院の手前を曲がり京葉線検見川浜駅まで歩く。気持ちよさそうな場所なので、こんどは明るい時間に来たい。一戸建てが並んでいた風景が、駅が近づくにつれマンションになっていく。京葉線で東京駅に出、乗り換えの遠さにうんざりしながら山手線で池袋まで帰る。往来座へ。saさん、yobさん。サンシャイン横の本局に手帳を出しに行ったついでに、成城石井、ガーデン、無印でツマミ、麦チョコ、シャンパンを買ってきた、とSとnが言うのでシャンパンあけて飲む。誕生日。今日もみな野球を見ており長引きそうなので先に帰る。缶チューハイ飲みながら御会式の鬼子母神境内をぐるっと周る。縁日の少なさ、とくにけやき並木の縁日は数えるほどしかない、がコロナのせいなのか時代のせいなのかわからない。ケヤキ並木を目白通りまで出、飲み終わらないので目白通りを目白まで歩く。ファミマで買ったたまごサンドを歩きながら食い帰る。30年前も20年前もこうしてひとりでなにかに苛つきながら歩いていたのを思い出す。チキンレースとはよく言ったものだと思う。M家泊。

 

10月17日火曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。Sさんが来月で退社。また人が足りなくなる。終えて、丸ノ内線で後楽園まで。庭園のほうの後楽園をぐるっと周り、日中友好会館美術館へ。はじめて来た。「クーばあちゃんの魔法の花空間 ~庫淑蘭切り絵展~」を観る。絵が神様みたい祈りみたい。閉店ぎりぎりまでいて最後の客になる。切り絵の紙は切り絵教室などであまったもので特別なものではないこと、ノリも米をつぶしたもので、ところどころ汚れているのはそのせいだ、と教えてもらう。図録がないのがつらい。この展示が好きそうなMMに連絡すると台湾で作られた図録を持っているとのこと。写真を送ってもらうと昔青山のABCに並んでいた中国のかっこいい造本たちのひとつで、欲しかったけど高くて買えなかったことを思い出す。神保町まで歩き、文房堂へ。昨日お願いした額装を受け取る。マットも額も真っ黒でかっこいい。すずらん通りのセブンイレブンで缶ビールを買い、飲みながら歩く。腰が猛烈に痛くなり明治大学の前のベンチで缶ビール飲みながらしばらく休む。御茶ノ水から丸ノ内線で池袋まで。ヤマダラビそばのマッサージ屋に行くも、次に空いているのは9時です、と言われ諦める。本搾り飲みつつまいばすけっとで買い物してS家へ。夕飯は、ごぼう人参汁、汁なし油そば。うまい。こないだ途中までしか見ていなかった米粒写経の動画見る。夜、往来座へ。風呂上がりにそのままお会式の列にくっついてここまで来たyobさん。寒いので往来座の通路にあった透明のレインコートを着込んでいる。入り口の棚に明日発売の名画座手帳が並んでいる。今年は帯文の色紙の展示はなしとのこと。M家泊。

 

10月18日水曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。終えて、先日額装した絵を持って目白駅から山手線に乗り恵比寿まで。ギャラリーまぁるへ絵を納品。来週からはじまる日本酒ラベル展のもの。展示中のよしざわようこさんの版画展を観る。動物が好きでアフリカに数年間暮らし、そのうち3ヶ月間はテント生活。毎朝起きるときにテントをバンバン叩いて周りの動物たちに追い払う。大きな象の足跡がすぐ近くにあるときもある。象は肉球がとても柔らかく歩くときはまったく足音がしないらしい。好きな動物はヒョウとキリン、キリンになりたい、とよしざわさん。ギャラリーまぁるを出、そのまま裏道を白金台方面に歩く。右手が坂、しばらく歩くと正面も坂で、高低差がこんなにあったっけと驚く。道沿いはビルばかりだが裏道は古い戸建ても多い。玄関にぶどう棚のある平屋。高速の手前を右折、恵比寿三丁目交差点そばの銭湯「宝来湯」へ。ビルの角にどことなく中華料理屋を思わせる電光看板があり、看板のしたに「ゆ」と一文字だけ白抜きされた紺色ののれんがさがる。階段で地下へ降りていくと左手に入口。入ると右手に下足箱、正面にソファやテレビのあるロビー、ロビー手前の右手にフロント、フロント向かいに冷蔵庫など並ぶ。入浴台520円払う。下足箱の鍵を渡すとロッカーの鍵をもらえるシステム。フロント右手に女湯ののれん。脱衣所。木目の壁、左手にロッカー、真ん中に畳ソファ、洗い場入り口右手に昔ながらのお釜の髪乾燥機と体重計が並ぶ。洗い場。右手に立ちシャワー、左右の壁にカラン、島カランが真ん中に一列。左手の壁の手前はぽこんと飛び出たサウナスペースになっているが閉鎖されている。正面の壁沿い、右手から深めの泡風呂、浅めでジェットがふたつついた泡風呂。正面の壁に丸山さんのペンキ絵のポスターが2枚貼られている。桜と赤富士、雪をかぶった富士山と湖に逆さ富士の図。壁はベージュというのか昔で言う肌色のタイルで覆われている。天井は真っ白。地下とは思えないほど天井が高く、どこもかしこもピカピカ。常連らしき老女が、お先に、ともうひとりに声をかけて出ていく。フロントで缶ビールを買い、銭湯遍路にハンコをもらう。ここは親父が昭和26年から、ビルにしたのは40年くらい前、億の金をかけて建て替えて、よくやったよねぇ、ペンキ塗るくらいでそんなに直してないんだけど、地下だけど1階にある銭湯くらい天井高いでしょ、いま原宿に銭湯作ってるじゃない、ラフォーレの向かいに、銭湯っていってもいわる銭湯じゃないんだけど、そこも地下だけど天井低いんだって。そう言いながらおでこくらいに手を当てて笑っている。並んだハンコを見、わーいっぱい行ってるんだねぇ、とうれしそう。ほかの人の並んだハンコを見、順調ですなぁー、とやっぱりうれしそう。夕暮れの恵比寿をこんどは大通りを歩いて恵比寿駅まで。山手線で目白を目指すがひとつ手前の高田馬場でおりて歩くことにする。改札出て正面の小さな寿司屋の裏手、線路沿いの小さな飲み屋が軒並み閉じて入り口にベニヤなどが貼ってある。神田川渡ってブックオフへ。以前のブックオフとは様変わりし、サンシャイン通りの店と同じ雰囲気。フィギュアやぬいぐるみ、カードに面積を割いている。奥のカードコーナーには対戦用のテーブルと椅子も置かれている。サンシャイン店もそうだが、漫画が、とくに少女漫画の棚が驚くほど減った。昔のサザエさんの旅ものを1冊買う。目白駅あたりまで歩くと、空砲をあげている音がする。お会式最終日で、明治通りはいつもの5倍くらいの人出。通りに椅子を出してお会式の列を待っている人たちもいる。往来座へ。asさん、ru先輩、yob夫妻、miくん、hiさん。お茶割り缶チューハイ。しばらくしてuちゃんが来たので、お会式を見に行く。お会式の講で明治通りの1車線がつぶれ、歩道にはさらに人が増えて歩くのもままならないほど。コロナ前もこんなだったっけ?と思うものの思い出せず。明治通りから千登世橋、鬼子母神通りのキク薬局をのぞき、見に来ていたKさんと同居人さんに挨拶。万灯見つつ、缶チューハイ飲みつつ鬼子母神を通り抜ける。縁日の数が減ったのが見るたびに悲しい。往来座に戻るとZA先輩が缶ビールを飲んでいる。閉店後、ZA先輩、Sとラーメン福屋へ。瓶ビール、餃子、チャーシュー、野菜炒め。ZA先輩を目白通りまで送り別れる。M家泊。

 

10月19日木曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。ぼちぼち。終えて、S家へ。たまっていたブログ書き。夜、池袋から山手線で日暮里まで。ZA先輩が好きな立ち食いそば屋一由のそばの過橋米線へ。雲南料理。店の前にJさんとYくん。先に店に入り青島ビールを飲んでいるとuちゃん、Oさん、遅れてMちゃんがやって来る。じゃがいもの千切り、ピリ辛砂肝、干し豆腐の和え物、腸詰め、揚げナス山椒、薬膳スープ、過橋米線のとんこつ味と海鮮味の2種類。それほど頼んでいないのに麺にたどり着くのがやっと。みな50前後で会うたびに注文量が減っている。子どもたちが、金を抜く、仲が悪い、釘穴に木を刺す、早く一人暮らしがしたい、など三者三様の育ちっぷり。噴火の大島から逃げ銀座中学に2ヶ月間留学していた話。避難中にNHKのスタッフがトランシーバーで住んでた地域が壊滅したと話しているのを聞き、なぜかそのとき爆笑してしまったとYくん。実際は壊滅などしていなかった。なくなく置いてきた買ったばかりのダブルデッキのラジカセが帰ってきたら塩害でダメになっていた、とYくんの話が続く。Mちゃんが金策で家中の金を探して売った話。日暮里でYくん、Jさんと別れ、山手線で池袋まで。ローソン100で買い物しS家に帰る。Sに夕飯なにを食べたかと聞くと、きゅうりとチーズ、と答える。ゴミ箱に6ピーチーズの空き箱がたくさん捨ててある。「寂しいのはお前だけじゃない」続き見る。S家泊。