断片日記

断片と告知

コロナの夏 7月12日から7月18日

7月12日金曜日

雨。涼しい。もらった玉ねぎ豚肉の甘辛煮でうどん。生卵ものせる。アメトーーク、沖縄大好き芸人、見る。金沢大好き芸人と同じ、海きれー、飯うまい、でほぼ終わる。あちこちオードリー。大人だから10割打てなくていい、出塁すればいい、慌てない、と若林さん。Sは往来座へ。明日、Uさんに会ったときに見てもらう資料作りの続き。夜、できた資料をファミマでスキャン、往来座へ。お茶割り。資料に文字を入れ、セブンでプリントアウト。asさん、ru先輩、saさん。みなで明日のBスポの試技。蛍光灯の切れた暗い部屋で夕飯。もらった鶏の照焼、玉ねぎキャベツベーコンのトマト汁。ドラマ「ファーゴ」続き見る。M家泊。

 

7月13日土曜日

曇り。納豆ご飯。副都心線雑司が谷駅でmiちゃんとuちゃんと待ち合わせ。終点の元町中華街まで。車内でサニーデイ・サービス曽我部恵一の名が思い出せず、終点近くでやっと名前があがる。腹が減ってると落ち着いてトークが聞けないとuちゃんが言うので、元町のウチキパンでクロワッサンを買う。外人墓地の横の坂をのぼり、港の見える公園のベンチで海を見ながらクロワッサンを食べる。蚊に刺されるひと、刺されないひとの違い。公園内の神奈川近代文学館で開催中の「庄野潤三展 生きていることは、やっぱり懐かしいことだな!」を観る。図録をいただく。800通以上の手紙。「つまりわたしは自分の前に飛んでくる羽だけを打ち返したい」。庭に置かれた大瓶が窓から見えているところを描いた絵。1時半から夏子さんと島田さんのトークショー。満席。子どもたちを残して大人だけで映画を観に行く、父母が留学中の青の子ども時代、よくできたお嫁ちゃん、もみじ饅頭屋に嫁いだよくできたお姉さん、関西弁でのいじめ、小説に書かれること、父とふたりのスキー旅行、坊主めくり、最後の海水浴。亡くなる少し前、父おとうくんと小田原に海水浴に行った話の途中で涙がぴゅっと出る。横のmiちゃんが泣き止まないので手ぬぐい差し出す。途中、達也さんも歌で参加。これからの山の上の家のこと。終えて、トークショーに来ていたUさんにグループ展に出す雑貨の相談、資料を渡し赤を入れてくれるよう頼む。S家のみんなと御朱印隊とHIさんNKさんたちと予約していた元町のレーザーラッシュへ。大人数なので大テーブルふたつと小テーブルに分かれて座る。生ビール、ウーロンハイ、サラダ、鹿肉とポテトフライ、ソーセージ、フィッシュ&チップス。カウンターに座る客に、なんの集まりですか?と聞かれ、近代文学館でやっている展示とトークショーの帰りでして、とチラシを見せつつ説明する。新しき村、大学のこと、小学校のクラスでちんちんを掴まれるのがブーム。山の上の文章教室の文集もらう。元町中華街から東横線経由副都心線で池袋に帰る。miちゃんと別れ往来座に寄る。9時から不忍ブックストリームの配信。ゲストは『南光』を翻訳した中村さんと企画した春秋社の荒木さん。Bスポは版元のキャラクター当てクイズ。23時過ぎまでかかったのでnは急いで帰り、飲み会はなし。音大の前を通ると女子学生たちがカエルを踏んだと騒いでいる。ファミマで買い物して帰る。蛍光灯は切れたまま。Sの夕飯は、ミョウガと生姜を大量にのせた冷奴、ファミマの焼き鳥、ファミマの枝豆。浅見淵が「まこちゃんのおはか」や雑司ヶ谷、目白、目白台について書いた文章をSがコピーしてきたので朗読する。ときどき読めない漢字があると、横に座るSが読み仮名をぼそっとつぶやく。昭和6年昭和10年に発表された文章だが、このころからすでに雑司ヶ谷は寂れ、場末、となんども書かれている。こんなに普段着の雑司ヶ谷が書かれた文章はめずらしいのではと思う。S家泊。

 

7月14日日曜日

小雨。玉ねぎベーコンのトマトソースパスタ。ドキュメント72時間、岐阜の長良川、見る。川を見に来るひとたち。水切り。大きな川が生活のなかにあることがうらやましくて仕方がない。Sは往来座へ。やる気なく転がる。夜、大倉で買い物してから往来座へ。saさん。お茶割り。saさんのおねえさんにすすめる本や雑誌を考える。図録の大きさ、買わなくていまも後悔している図録。ポテトチップスの堅焼き、うまい。Sは調子が悪く店の奥で寝ていたそう。目が眩しい、まぶたが重い、というので病院に行け、と言うと、言わなきゃよかった、と言いながら酒を飲んでいる。蛍光灯は切れたまま。夕飯は、もらったクリームコロッケ、大根とちくわ煮、玉ねぎサラダ菜アボカドオクラの豚しゃぶサラダ。ドラマ「ファーゴ」続き見る。S家泊。

 

7月15日月曜日

曇り。玉ねぎコーンひき肉のデミグラスソースパスタ。沖縄の運玉の森にできた散歩道の動画を見る。Sが着るTシャツがないというので洗濯。乾く気がしない。Sは往来座に行ったかと思うと戻り、頭にリアップを塗ってからまた出かけていく。絵。夜、大倉で買い物してから往来座へ。saさん、A。お茶割りのお茶割り。tの土産『新潟の銭湯ずかん2』もらう。うれしい。新潟の銭湯はペンキ絵はなく、壁の絵はほぼモザイクタイルで出来ている。みなで土産の柿の種カレー味も食べる。うまい。蛍光灯は切れたまま。夕飯は、セロリのポン酢和え、ピーマンジャガイモ豚肉炒め、昨日の残りの大根と竹輪煮。ドラマ「ファーゴ」続き見る。M家泊。

 

7月16日火曜日

曇り、雨。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。終えて、往来座へ。夕方、金沢からMさん、sさんがご来店。今回の展示で作ったグッズ、栞と缶バッチいただく。栞のヒバがとてもいい匂い。本に挟んで使っているところを見せてもらう。ページのあいだも木のいい匂いがする。缶ビールで乾杯。夕方、Mさん、sさん、Sと東通りの硯やへ。ウーロンハイ、トロ鯖、じゃがバタ、味噌きゅうり、ゲソ天。実家の片付かない片づけ、変わってしまった町並み、母が生きているうちは読んだことがなかった、反町公園。Mさんが先に抜け、sさんと7時くらいまで飲む。これから金沢に帰るsさんをジュンク堂書店前まで見送る。Sがビリヤードがしたいとまた騒ぎ、バグースへ。1時間ほど。酔っ払っておりいつもにもましてへろへろで玉にあたらず。小腹が空いたのでパチンコ屋の裏手の中村麺兵衛へ。出汁そば。Sはネギトロ丼てきなものを食べているが、そばにすればよかったとこぼしている。ファミマで糖質ゼロチョコを食べながら帰る。M家泊。

 

7月17日水曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。終えて、S家へ。Sは休日、布団に転がりブログを書くか動画を見るかしている。夕方、Sがネットで買ったが合わなかったという蛍光灯を返却したいというのでファミマへ行くが返品の機械が見当たらず。調べるとクロネコヤマトにしかないようだが近くのヤマトは夜7時で閉店している。明日にするというので蛍光灯を往来座に置きに行く。缶ビール飲みつつ、東口のビックカメラへ。8階の片の蛍光灯売り場でSが店員に詳しくたずねている。もうね世の中だめでいやになるでしょ、でもさっきの店員さんすごく詳しくて、しゃべってたらマスクのうえの目がちょっと笑ってて、そういうので救われるの、でうれしくていきなりべらべらしゃべってんだけどいま、とS。キャッチャー・イン・ザ・ライだねと話す。缶ビール飲みつつ東池袋マルエツへ。買い物。夕飯の支度をしているあいだにSがさっき買った蛍光灯をつけ、赤い紐をたらしている。無事に点いたが、消すとしばらく蛍光灯が怪しく緑色に光っている。先週から暗かった部屋がやっと明るくなる。夕飯は、トマトアボカドミョウガのサラダ、キャベツ水餃子。ドラマ「ファーゴ」続き見るも途中ところどころで寝てしまう。M家泊。

 

7月18日木曜日

晴れ。納豆ご飯。食堂アルバイトへ。忙しいようなそうでもないような。終えて、S家へ。洗濯。疲れて転がる。昨晩途中で寝た「ファーゴ」を見直し。夜、大倉で買い物してから往来座へ。ru先輩。お茶割り。いただいた夏バージョンの文鳥羊羹をnと食べる。フルーツが入っていてうまい。夕飯は、ピーマン豆腐豚肉炒め、肉なし豚汁。麦チョコを少し。食べたりないSは、ミックスビーンズ、納豆、など食べている。ドラマ「ファーゴ」続き見る。なにも解決せず広がっていく。近くの1番大きなクロネコヤマトにネットで買った蛍光灯を返却手続きしにいったが臨時休業だった、やばくない?とS。S家泊。