まだ日の高い時間だった。アトリエで絵を描いていると、携帯電話が鳴った。自宅のパソコンにきたメールの転送を知らせる着信音だった。見ると、先月仕事をした珍しい名字のデザイナーさんからで、原画返却の宅急便の日時を問うメールだった。携帯電話からそ…
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