陸前高砂駅から蒲生干潟までの七北田川沿い。川沿いの道から、小さな平屋の一軒家が見えた。波にさらわれた跡の残る、人気のない家が並ぶなかに、その一軒だけ、車がとまり、洗濯ものが干され、ひとの暮らしの気配が見えた。開け放された玄関から、周りを気…
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