昨年の夏、青山でヒッチハイクをしている若い男に出会った。よく焼けた肌、頭にまいた白いタオル、小柄な体にだぶだぶのTシャツを着、北へ、と黒のマジックで雑に書かれたダンボールを手に、246沿いに立っていた。 缶ビールを飲み酔っ払いながら歩いていた気…
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