断片日記

断片と告知

たのしい地獄

ちょうどお昼、8月末の個展「茫々」のDM届く。配るのが惜しくなるような出来栄え。すばらしい。
アトリエへ。アトリエに置いてある額縁にiTohenさんとSEWING GALLERYさんのグループ展用の絵を入れ、クロネコヤマトで大阪に送る。8月1日に行く私よりも一足先に絵は旅立つ。絵を送ったとたん、激しく後悔。もっと良い絵が描けたんじゃないか。もっと違うのにすれば良かったんじゃないのか。一番へっぽこだったらどうしよう。
アトリエに戻り夜までぐったり。気を取り直して、近所の盆踊りを見に行く。みんな楽しそうだ。良かった。たぶんあれで良かったんだ。と思おう。
今日の読書「図説・地獄絵をよむ」雲火霧処というのがある。ここには、むかし他人に酒をすすめて酔わせたうえ、からかったり、ふざけたり、おもちゃにしてわらいものにし、そのひとをはずかしめたものが堕ちる。この地獄は火が厚さ四百尺にわたって充ち満ちているが、獄卒によって罪人がその火の中に追いこまれると、足から頭まですっかりとけてなくなってしまう。また火の中から罪人をひきあげると、再び活きかえる。このくりかえしを何十万年もの間おこなって、止むことがない・・・。私が堕ちる地獄はここだと思う。熱そうだな・・・。