断片日記

断片と告知

源の湯

東久留米駅から徒歩3分の銭湯「源の湯」へ。ビルの1階にある今時の銭湯。フロントでお金を払うと、下足札と交換に脱衣所のロッカーの鍵をもらう不思議なシステム。脱衣所も洗い場も派手な飾りは一切なく、とてもすっきりしている。湯船は3つ。1つは、ガラスの壁に囲まれた一人用の小さな「森林浴」風呂。タイルのお風呂なのに、どこからともなく木の香り。入り口のドアにはフィトンチットの効果が書いてある。その横にはこれまた小さな一人用の水風呂。そして一番大きな「く」の字型のお風呂。お湯はぬるめで38度。足の裏、ふくらはぎ、腰、肩甲骨、肩に左右2箇所づつあたるジェットバスつき。椅子の形にタイルが窪んでいるので、長時間座っていられる。なかなか快適。その横では、湯船の底から盛大に泡のぼこぼこが噴出している。泡の上に座ると、あまりの勢いにガボガボとおぼれそうになる。ゴジラ東京湾から出てくる様を思い出す。
家の風呂と、銭湯の風呂、同じ30分の入浴でも、全然違う。銭湯のお湯は、湯冷めしない、肌がつるつるする、心も体もすっきりする、ビールがうまい。こんな良いものが東京のあちこちにあるのに、どこの銭湯も空いている。もったいないなと思う。
今日の夕飯は、カブのホワイトシチュー。さっぱりとしててうまい。寒いのは嫌いだけれど、シチューがうまいのはうれしい。