断片日記

断片と告知

ともすけ

友人tricoterさんと銀座で待ち合わせ。裏道から裏道へ散歩しながら小伝馬町を目指す。江戸通りをまっすぐ歩きampmのところを曲がると大きなガラス窓のある「ともすけ」というご飯屋さんに着いた。お店は6時から、今の時刻5時半、しばらく散歩して時間をつぶす。近くの馬喰町の問屋街をのぞくと小売OKの肌着屋さんがあった。パンツ85円とか、タイツ105円とか異常に安い。一番いいなと思ったのが、お洒落ズロース2枚セット。ものすごくでっかい女性用パンツ。こんなパンツをいつかはく日がくるのだろうか。年をとるってこうゆうことかしら。
6時になり仕事帰りのtricoterさんの相方Sさん到着。3人でいざ「ともすけ」へ。木のテーブル、いろんな形の木の椅子、暖かなストーブの火、外国の小さな教会に招かれたようなほっとする静かな空間。壁には牧野伊三夫さんのじゃがいもの絵。高山なおみさんの本の装丁に使われたもの。ビールで乾杯し、お通しのレバーのパテを食べる。いきなりおいしい。自家製フォカッチャ・パン、鶏レバーと生姜の赤ワインにパテ・パン付き、生湯葉カルパッチョ、タコとじゃがいものサラダ、じゃがいものパイ、牛すじと下仁田ねぎの煮込み、自家製トマトソースのペンネ、そしてデザートのアイスにしたメイプルパン・アイス添え、とほうじ茶。3人いるといろんな種類をたくさん食べられてうれしい。若干食べすぎな気もするけれど、めったに来られないので食べまくる。おいしいご飯は人を幸せにする。
食後、3人で上野まで散歩する。飲んだ後の散歩も好きなことの一つ。夜の空気が気持ちいい。興奮が少しずつ冷めていく。すぐに電車に乗るよりもこうしてゆっくり日常に戻る方がいい。
tricoterさん、Sさん、今年もお世話になりました。ちょっと早いけれど来年もどうぞよろしく。