断片日記

断片と告知

散歩日より

音の台所さんと谷根千を歩く。スタート地点は、上野の子ども図書館。チェコの絵本の展示を見たり、喫茶で本日のAランチを食べたり。驚いたのは資料室で、なんと漫画がある。こち亀、コナン、あさりちゃん、なんかの最新号が普通に棚にある。読みたいと思っていた「ハムサラダくん」があったのがちょっとうれしい。そのうち1日じっくり読みにこよう。
芸大の横を抜け、スカイザバスハウスで「横尾忠則の壺」展を見て、お寺の間を抜け、アフリカ市場 タムタムさんでおしゃべりをして、新しくできた雑貨屋プフレーゲライヒトさん、素敵な革小物のLeprottoさんを覗く。町のあちこちにある小さなお店。店主のこだわりが小さな場所にぎゅっと詰まっていて、訊ねるのも見るのもとても楽しい。夕方まで歩き、お茶をして音の台所さんと別れる。4月のワークショップ、ちょっとづつ形が見えてくる。
なんだかまだ歩き足らないような気がしたので、もうちょっと歩こうと思う。本郷、春日、後楽園、飯田橋、神楽坂、まで歩いたら雑司ヶ谷ももうすぐそこなので、結局歩いて家まで帰る。途中、喉が渇いたので缶ビールを買って歩きながら飲む。歩いて熱くなった体に冷たいビールが染みていくのが心地良い。でも缶を持つ指先が冷たくてじんじんする。春がくるまで、もう少しの我慢。