断片日記

断片と告知

口裂け女

目白のポポタムで「花といきもの」展を見る。丸木スマさんの絵、すごくいい。黒猫の絵、ものすごくいい。土に足をつけて生活している人の描いた絵。こうゆう絵が描きたいと切実に思う。
ポポタムで例のブツを2冊買う。そのうちの1冊を、古書現世の向井さんに持って行く。現世に行く途中、伊勢屋の団子がうまそうだったので、お土産に買う。例のブツ、東京ではなかなか手に入らないご禁制の品とのことで、向井さんご満悦。でもそれよりも懐かしいと頬張る団子の方がよりうれしそう。本より団子か。
そしてもう1冊。業務連絡、退屈くんへ。例のブツ、往来座に預けました。700円でした。どうぞよろしく。
退屈くんと私は11歳年が違うのだけれど、普段会って話したり飲んだりする分には特に年齢差を感じない。退屈くんが年の割に老成されているからか、私が年の割にアホだからか、そのどちらもか。なんとなく雰囲気も似ているらしく並んでいると、姉弟か、と言われたりもする。けれども「口裂け女を知らなかった」という話しを聞くと、近くにいたはずの退屈くんがとても遠くに感じる。そんな時は、ちょっと寂しい。退屈くん、口裂け女はべっこう飴と黒板をキーキーさす音が嫌いです。もし出会ったらこの2つで対処するといいですよ。