断片日記

断片と告知

王子と乞食 その2

外市」2日目。ぱっとしない天気。心が晴れないのは天気のせいか、王子様に負けているせいか。昨日の王子様との売上の差、7000円。この差は、ちょっとやそっとでは縮まりません。手製のブックカバーなどを出して対抗してみましたが、結局、2000円の差を残し、完敗しました。王子と乞食は入れ替わることもなく、王子は王子のまま、乞食は乞食のままでした。無念であります。バサラブックスの福井さん、ふぉっくす舎NEGIさん、荻原魚雷さんにも勝ち続けた古本売上対決、まさか王子様に刺されるとは思ってもいませんでした。王子様を刺客で送り込んできた、魚雷さんの満面の笑みが腹立たしいですが、打ち上げの飲み会の席で、わき腹がつってもだえ苦しんでいたので、良しとします。
何が望みなのよ、と言い放つ私に対して、王子様の要求した罰ゲームは、今回の打ち上げの飲み代だけでした。本当は、それさえも辞退して、何も入りません、と言っていたのですが、それでは示しがつかないので、無理やり奢らせていただきました。やっぱり、王子様は、最後まで王子様でした。
古書往来座外市」へお越しの皆様、どうもありがとうございました。本を買ってくださった方、ブックカバーを買ってくださった方、誠にありがとうございました。次回の「外市」は7月5日(土)、6日(日)です。でもその前に、地下鉄「雑司ヶ谷駅」開通記念として、雑司ヶ谷の守り神、鬼子母神さんの境内で1日だけの「外市」を開催します。乙女な雑貨が並ぶ「手創り市」と一緒の開催です。6月15日(日)です。そちらもどうぞよろしく。
魚雷さんの刺客とは、2度と戦うもんか、と心に決めた2008年涙のゴールデンウィークでした。