断片日記

断片と告知

揺らぐ線

アトリエで絵を描いて、宅急便で荷物を送って、旅猫雑貨店に寄って、次回「外市」のチラシ絵を金子さんに渡して、新しく出来た地下鉄雑司ヶ谷駅の入り口を見て、本当に雑司ヶ谷に駅が出きるんだ、と不思議な気持ちになりながら、目白まで歩く。
山手線に乗って、原宿まで。HBギャラリーでタムラフキコさんの個展「憧憬」を見る。色鉛筆の線画もあれば、クレヨンの地を削って描かれた線画もある。画材は違うのに、そのどちらも確かにタムラさんの絵で。その揺らぐような線で人物も風景も描けるのが羨ましい。私も努力すれば、あの線をモノに出来るのだろうか、と思いつつも、なんとなく、たぶん、無理、と頭に浮かぶ。