2008-08-04 夕立 日々 雲がどんどん黒くなり、空がどんどん暗くなり、すぐそばの雲が低音でゴロゴロ鳴り出すと、くるぞ、くるぞ、とワクワクする。夏の雨は、ぽつ、とはじめの一滴が頭にあたったときから、どーん、と降ってくるまでの時間が短い。はじまっていきなり盛り上がるライブのようだ。目的地にたどり着く前に、どーん、が来て、うひゃー、と訳のわからない言葉を発しながら駆けだすのも、夏らしくていい。