目白のポポタムで、「きんこん土佐日記」の作者・村岡マサヒロさんに会う。「きんこん土佐日記」は高知新聞で連載している4コマ漫画で、現在1巻から3巻まで単行本が出ている。新聞連載とは思えない毒と笑いを含み、作中の会話は全て高知弁、という異色の4コマ漫画だ。村岡さんは高知在住のため、めったに会う機会はないはずなのに、どうした訳か、ここポポタムではよく出会う。徹夜で疲れました、と言いながらぐったりと椅子に座る村岡さんから、高知の話をいろいろ聞く。行ったことのない場所なのに、漫画を読んでいるからか、そんなに知らない場所でもないように感じる。これから飲み会です、明日は仙台です、という村岡さんを見送る。ポポタムで会うたびに、今度東京来たときは飲みましょうね、と言う約束は、まだ果たされていない。
