断片日記

断片と告知

出版業界最底辺忘年会

ナンダロウさんに誘っていただき、神保町での忘年会に参加する。待ち合わせは東京堂書店の1階に午後7時。東京堂に到着し売場を見渡すと、すぐにナンダロウさんのむっちりとしたシルエットを発見。東京堂書店名物の新刊台「軍艦」の周りに塩山さんを発見。文庫の棚の奥に三省堂書店の「死闘篇」担当Oさんを発見。そして少し遅れて、目薬を買いに行ってました、と退屈くんが現れる。そんないつものメンツで本日の出版業界最底辺忘年会が行われる。場所は、東京堂から少し歩いた場所にある静かな居酒屋。ビールで乾杯し、ひたすらくだらない話をし、仕事で遅くなった東京堂の畠中さんも加わり、さらにぐだぐだになっていく。とにかく明るい話題が1個もない。何を話していても、金がない、仕事がない、年金が少ない、年金なんか払っていない、嫁がいない、という話に落ち着いていく。そんな中、横に座る塩山さんを、塩ジイ、と連呼していたら、そのうち塩山さん自身も「塩ジイわぁ」と言い出したのが唯一の明るい場面だったかもしれないが、塩山さんはきっと覚えていないだろう。塩山さんは1次会で抜け、残りの5人で東京堂そばの和民へ行く。その頃には酔っ払っていて何を話したかも覚えていない。ねぎとろ巻きとピザを食べたのは覚えているが、他に何をしていたのかがよくわからない。終電はとっくになく、食べすぎで気持ち悪くなってきたので1人抜け、歩いて雑司ヶ谷まで帰る。来年は、もっと華やかな出版業界の人と忘年会をしたい、と切に願う。