断片日記

断片と告知

おさんぽ行く?

告知を2つ。
今週末の3月28日(土)には、いつも日の出会でおいしいお肉をご馳走してくださる研ぎ猫さんプロデュースによる「おさんぽ市」があります。場所は、サンシャイン60のすぐ横、都電の東池袋四丁目駅から向原駅の線路沿いに古くからある東池袋・日の出優良商店会です。この商店街周辺は、池袋にも大塚にも歩いて行けるという好立地にありながら、なぜか開発から逃れ、懐かしの昭和の商店街の姿がそのまま残されているという稀有な場所なのです。この商店街の真ん中にある公園に、古本市、フリマ、骨董、飴細工、すずめ村鉄道と研ぎ猫さんの幅広い交友関係の人々が集まり、1日だけのお祭をします。わめぞの有志は第2会場のおひさま広場で古本を売ります。当日、私はビールを飲みながらレジを手伝い、200円で買える巨大トンカツを食べる予定です。開発の波は、少しずつこの商店街にも押し寄せています。見られるときに見て、そして遊んでおきましょう。
「おさんぽ市」の詳細は研ぎ猫さんのHPをどうぞ。http://www.toshima.ne.jp/~hatogido/
古本市でお世話になっている目白台の銭湯「月の湯」。昨年、湯を沸かす燃料を重油からガスに変えたために、煙突が不要になりました。年々、薪で焚く銭湯は少なくなり、さらに去年の重油ショックでガスへと移行する銭湯が増え、東京の銭湯の煙突は無用の長物へと成りつつあります。仕方がないことだと思いながらも、とてつもなく寂しいです。銭湯MAPを片手にはじめて行く銭湯を探すときの目印は煙突です。路地の向こうに煙突が見え、そこからうっすらと煙が出ていると、よしっ、と気合が入ります。東京の銭湯のお寺のような建物とその後ろに聳え立つ煙突は、2つ合わさることで完成する1つの風景なのです。どちらが欠けても寂しいです。撤去されてしまう煙突が多い中、「月の湯」ではその使われなくなった煙突を壊さずに鯉のぼりを飾るそうです。素敵だと思います。
http://tsukinoyu.seesaa.net/article/115911743.html