断片日記

断片と告知

88

いまだ仙台を引きずっている。引きずったまま、火星の庭の前野健一さんにいただいたDVDを見る。健一さんが撮った映画「88」と「毎日が総進撃」シリーズがこのDVDには入っている。「88」は実写版の特撮SFで、「毎日が総進撃」はアニメーションで絵も声もなにもかもを健一さんが1人でやっている。見て、衝撃を受ける。見てから仙台に行けば良かった、と後悔する。健一さんの中の熱いものがこのDVDにはみっちりと詰まっていて、狂気さえ感じさせる。あの優しい笑顔の下にはこんなものが隠されていたのかと痺れる。この気持ちを直接会って伝えたかった。
「先走りじゃなり仙台」から書きこぼれた話がいくつかある。近々それを「あとがき」としてここに書こうと思う。