断片日記

断片と告知

みちくさ市前日のこと

みちくさ市」前日、23日のこと。
昼12時、集合場所のキク薬局ガレージへ行く。ガレージにはキク薬局・K会長が用意してくれた机や椅子やパソコンが並び、古書現世のパロパロ向井がひとり、明日の「みちくさ市」の情報をツイッターの画面に淡々と流している。リコシェの豆ちゃんが来る。古書往来座の瀬戸さんが来る。立石書店ブルゴーニュ岡島さんが車でやって来る。前日のガレージに「わめぞ」民が集まり何をするかと言えば、参加者のみなさんの古本が入る宅急便の受け取り、場所の確認と宛て紙貼り、什器の組み立て、消耗品の買出し、自分たちの古本の用意、明日の手順の説明などで、その合間に、「肉の日高」と「焼き鳥の豊島屋」で買ってきたおかずで飯を食い、動画サイトで懐かしの映像を見ては馬鹿な話をして気分を晴らす。ガレージには屋根もあり、K会長の用意してくれた扇風機も何台か回り、開けっ放しの引き戸からは風も入るが、とにかく暑い。ペットボトルのお茶が何本も消費されていくが多くは汗で流れ落ち、便所に行く回数が極端に少ない。会長が用意してくれた浜辺にあるようなサマーベッドにひとりぐったりと横たわりながら、屋根も扇風機もあるガレージでこれだと明日の「みちくさ市」はどうなるのかと、不安に思う。昼12時から夜9時まで作業し、南池袋の中華料理屋で夕飯を食って帰る。生ビールがうまい。