断片日記

断片と告知

みちくさ市、当日のこと

みちくさ市」当日、24日のこと。
いつもよりも開始時間が遅いので、「わめぞ」民の集合時間も朝10時と遅い。ガレージに集まり、日の当たる場所にテントを組み立て、古本を並べ、参加者の受付をする。一段落したところで「みちくさ市」会場を抜け出し、今度はすぐ近くの旧高田小学校へ行き、トークショー会場の設営をする。机を並べ、椅子を並べ、トークゲストの内澤旬子さんと神谷英生さんにご挨拶。神谷さんが今日のためにと持ってきてくださった肉、豚の生ハムと猪のベーコン、を切り分けるのを見学しながら皿に盛られた肉にラップをかけていく。薄く切られるたびに、肉のなんともいえないいい香り、がその場に漂う。午後2時からトーク受付を開始し、お客さんに肉を配り、2時半からトーク開始。受付の片付けを済まし、3時から4時まで、1時間だけトークを聞く。数百メートル先の点にしか見えない鹿の頭を正確に撃ち抜くゴルゴのようなハンターの話、にわとりが鳴いて苦情がきた話など全て面白く、おふたりの会話は血と肉にまみれているのだが会場が笑いで沸いている。お客さんからの質問コーナーも、その質問があまりにも専門的過ぎて、これはいったいどんなトークショーなんだと、今日ここにいる人たちは何者なんだと、後ろで聞いていて不思議に思う。トーク終了し、お客さんを見送り、会場を元の状態に復元し、余分に切ってくださった肉を食らう。豚の生ハムは軽やかで、猪のベーコンは噛めば噛むほど濃い肉と脂の味がじわっとしみだす。うまい。4時半過ぎに「みちくさ市」会場に戻る。アイスを大量に買出しに行き、参加者とスタッフに配り歩く。その後はキク薬局ガレージでしばしぐったり。6時半に「みちくさ市」も終わり、片付け、集計作業といつもの業務を終わらせ、雑司ヶ谷奥地の居酒屋「アミ」へ行く。20人くらいと予約した場所に、なぜか30人くらい集まり、ぎゅうぎゅうのまま酒を飲む。生ビールのうまいことうまいこと。書肆紅屋さんの新刊『書肆紅屋の本』が完売したと聞き、さらにビールがうまいこと。
遊びに来てくださったみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。誰ひとり暑さで倒れた人がいなくて本当によかった。これもみなさんの完璧な熱中症対策のお陰です。
次の「わめぞ」のイベントは、豊島区民センター1階・総合展示場での古本市「イケブックロ」です。こちらは室内での古本市。たぶんクーラー効いてます。なので涼みがてら遊びに来てください。
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20100724