断片日記

断片と告知

沖縄の本

沖縄から戻ってまいりました。古本屋ウララの帳場に座り道行く人たちを眺め、沖縄の古本屋さんたちと飲み、一箱古本市で沖縄料理の本を買い、迷路のような市場を歩き周り、毎日朝からオリオンビール夜には泡盛を飲む生活が楽しくて、東京に戻ってからもまだ、気持ちがふわふわしています。
古本屋ウララは、0.5坪と1坪と道にせり出した本棚と帳場の、思っていた以上に小さな古本屋でした。0.5坪には一般書、1坪には沖縄の本が詰まっていました。この市場では、沖縄で採れたもの作られたものが売られているから、その市場に古本屋を出すわたしも、沖縄で作られた本を売りたい、というウララさんの言葉がとても心に残りました。
沖縄のみなさん、旅行で行くみなさん、ぜひ市場の古本屋ウララを訪ねてください。ウララさんとお店の魅力を、もっとたくさんの人たちに知って欲しいです。

武藤良子『もの食う本』ミニ原画展
『もの食う本』(木村衣有子・著、ちくま文庫)の表紙と扉絵のミニ原画展です。
2012年1月22日(日)、珈琲屋台ひばり屋で開催される「一箱古本市」との連動企画です。
■期間
2012年1月22日から2月22日まで
11:00-19:00
火曜日定休
■場所
市場の古本屋ウララ
〒900-0013
沖縄県那覇市牧志3-3-1
牧志公設市場の向かい
市場の古本屋ウララ