断片日記

断片と告知

気持ちのいい悪口

昨日のトークショーを考える。この世の中には、悪口のうまい人と、そうでない人の2種類がいる。うまい人の悪口は、真剣でばっさり切られたような爽快感と笑いがある。そうでない人の悪口は、べったりとして気持ち悪く、それを聞いた日は、酒はまずいは、飯もまずいは、夜の夢見も悪いは、と最悪なことこの上ない。そんな人と顔つき合わせて働かなきゃならない時には、労災申請しようかと思うくらい毎日しんどい。この違いは何なのか。もって生まれた性格なのか、センスなのか。塩山さんと内澤さんのトークは「うるさい奴らは皆殺し」というくらい辛辣なものなのに、なぜか終わった後はすっきりさわやか、みんなの顔に笑いあり。斯くありたい、と思う。