断片日記

断片と告知

スリップ

昨日の月の湯で売れた本のスリップをじっと見る。いつもはあまり売れない高額商品が売れている。1000円、1500円、2000円の本が売れている。これは私にとってはすごいこと。この本とても面白いのに何で売れないんだろう、という本も売れている。これは私にとってはうれしいこと。「月の湯」には月の湯のお客さんが、「外市」には外市のお客さんがいるのか。それとも場所が違えば同じ本でも違って見えてくるのか。ひとつの場所だけで売っていたのでは解らない何かが、スリップを通して見えてくる。