昨日の「みちくさ市」の売上を握り締めて、髪の毛を切りに行く。貧乏なのに散髪ですか、と言われそうだが、１年に１度くらい贅沢してもいいだろう。めったに切りに行かないので、決まった美容院もない。なんとなく足が「みちくさ市」会場の鬼子母神通りに向かい、いくつかある美容院を外から眺め、思い切ってその内の１軒のドアを開ける。適当に２０センチくらい切ってもらう。パサパサでからまっていた毛先とはこれでおさらば。前髪もより短く。頭が軽くなって、気分もすっきりする。髪を切ってもらいながら、美容師さんと話す。美容院の人と話すのは苦手なのだが、地元の気安さからか、ついポロポロと言葉が出る。
昨日この前の道で古本市をやってたんですけど、変なものを売っている人がいて・・・。
どんな人ですか？
白髪のおじさんで・・・。
あーそれはエロ漫画編集者の塩山さんかもしれません。
エ、エロ漫画編集者！？でも、兜を売ってたんですけど？
あーそれは上り屋敷さんと言って骨董の・・・。
あがりやしき！？
カオスな古本市を説明するうまい言葉がみつかりません。自分がその主催者の１人であることも、なんとなく口がもごもごして出てきません。結局「わめぞ」だとばれましたが、気分は罪人のようです。
さて、個展「耳朶とスプーン」は、明日が最終日です。最終日なので、夕方５時までです。在廊日ではないのですが、せっかくなので昼過ぎ２時ごろから５時までギャラリーにいようと思います。壁の絵を見ながら、この１ヶ月間の思い出などをシミジミと味わおうと思います。お時間ある方、ぜひどうぞ。
武藤良子個展「耳朶とスプーン」
■日時
2009年の4月1日(水)から4月28日(火)まで
２８日(火) １０時から１７時まで 最終日■会場
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-18-5
Tel 03-5926-6772
要町駅5番出口より、徒歩5分
5番出口を出ると、すぐ左手に弁当屋があります。その横の緑道を道沿いに北上してください。5分ほど歩くと、左手に大きな銀杏の木とその下に古い木造家屋があります。その手前、3軒並んだ建売住宅の真ん中の1軒がマルプギャラリーです。一見、普通の民家ですが、玄関を入って奥の部屋がギャラリーになっています。
※銀杏の木は、４月1８日に切られてしまいました。残念です。
マルプギャラリーのHPはこちら http://malpu.com/gallery/gallery.html
要町散歩はこちらを参考にどうぞ。 http://d.hatena.ne.jp/mr1016/20090401
