断片日記

断片と告知

なに系

先日、U-SEN君のブログを「視姦系ブログ」とご紹介しましたが、U-SEN君だけ取り上げるのもなんなので、他の人たちのブログもご紹介しようと思います。
まず、赤丸羊三君の書くブログ「赤丸羊三日記」です。羊三君は、「丸三文庫」の名前で「わめぞ」の古本市に参加している「わめぞ」20代若手グループの1人です。誰に似ているかと言えば、漫画「パタリロ!」に出てくる主人公・パタリロのいとこの「ヨタリロ」にそっくりだと思うのですが、ヨタリロを知る人が少ないため「わめぞ」内での賛同者は皆無です。ごっついお洒落眼鏡を常時かけており、この眼鏡を外すと実は「松山ケンイチ」に似ているとの指摘があり、ある日眼鏡を外させてみると、予想以上に似ていたので動揺した思い出があります。そんな動揺を悟ってか、それ以後、一度も眼鏡を外してくれません。そんな羊三君が書くブログは、彼女・小町ちゃんとの愛の日々です。ホワイトデーにチーズケーキを買った買わないなどの、本人たちを知っているこちらが赤面してしまうようなことが堂々と書かれており、人前でこれだけ愛の交感ができる人もそういないだろうと言うわけで、ブログ「赤丸羊三日記」は「青姦系ブログ」であると言えましょう。
次に、古書往来座の瀬戸さんです。瀬戸さんが何に似ているかと言えば、奈良県平城遷都1300年記念事業の公式マスコットキャラクターとして物議を醸した「せんとくん」に似ています。いま上野の東京国立博物館で展示されている興福寺の阿修羅像にも似ており、つまりは仏像顔なわけで、奈良時代ならば超イケメンとして通じる顔なのですが、平成の「わめぞ」ではそこまでイケメン扱いされていません。古書往来座は、代表の瀬戸さん、店員ののむみちさんとなつきちゃん、の3人が日替わりでブログ「往来座通信」を書いています。瀬戸さん以外の2人は日々の楽しいことを綴っているのですが、瀬戸さんだけはそこから変態が洩れています。その変態さは、U-SEN君の変態さとはまた違う自己完結型の変態で、しかもある程度自分でコントロールしつつ無意識を装っているところから、瀬戸さんの書くブログ「往来座通信」は「夢精系ブログ」であると言えましょう。
次に、古書現世のパロパロ向井です。パロパロ向井が何に似ているかと言えば、「ホリエモン」に似ています。パロパロ向井をはじめて見たのは、まだ「わめぞ」の結成前、不忍ブックストリートの第二回一箱古本市に参加したときです。売上発表会の壇上にいる姿を見て、「ホリエモン」がいる、と思ったのがはじめての出会いです。まさか数ヵ月後にその「ホリエモン」と一緒に古本市をすることになろうとは、この時夢にも思っていませんでした。パロパロ向井は、痩せると「トシちゃん」に似ている、との情報も得ているので、今後の減量に期待したいと思います。そんなパロパロ向井の書くブログが「古書現世店番日記」です。店のこと、早稲田のこと、わめぞのこと、などを散りばめながら書いており、その中で、自分の気になる人に出会うと、老若男女問わず、面白おかしくブログで紹介していくところが特徴です。男女問わず気になる人間を取っ替え引っ替えして楽しんでいるところから、パロパロ向井の書くブログ「古書現世店番日記」は「両刀遣いスワッピング系ブログ」であると言えましょう。
このように、「わめぞ」男子の書くブログは、どこか変態でどこか愛嬌のあるブログばかり。読んで楽しんでいただけると幸いです。
丸三文庫
往来座地下
古書現世のブログ