断片日記

断片と告知

芳名帳

先週、火星の庭から大きなダンボールが届き、中身は個展で展示していた絵と額縁一式だとわかっているのだが、開けてしまうとなんとなく仙台の日々が終わってしまいそうな気がして、しばらくそのまま置いておいた。今日思い切って箱を開け、中を見てみる。芳名帳が出てくる。ページのあちらこちらに仙台で出会った人たちの名前が並ぶ。芳名帳の中で、仙台の人たちと再会する。お元気ですか。仙台も暑いですか。
東京の知人友人の名前も多い。今日の仙台は暑い!とナンダロウさん。武藤さんの絵を見るためだけに南極基地からやってきました、と岡崎さん。そして来るはずのない、和田誠スガシカオの名前は、どう見てもパロパロ向井の文字。東京のおっちゃんたち、いーかげんにしーやー。芳名帳は、その日の天候を書く場所でもネタ帳でもないんやでー。となぜか大阪弁でツッコミを入れさせていただきます。