断片日記

断片と告知

みつを

研ぎ猫さん宅の日の出会へ行く。みちくさ市へも遊びに来てくれた木村衣有子さん、仕事が忙しいはずなのになぜか毎日どこかで飲んでいるNEGIさん、いつものわめぞ民、とそれらに混じり、鬼子母神のそばでステンドグラスの工房をひらいている「時屋」さん、来春雑司ヶ谷で古本兼新刊兼喫茶店を開く「ひぐらし文庫」さんがいる。4畳半あるかないかの小さな台所兼食事場に10人近くがみっちりと座り、真中にはこれまたみっちりと、カレー、石狩鍋、卵焼き、野菜炒め、とんかつ、ハムステーキ、うどん、が置かれている。「時屋」さんからはステンドグラスの話を、「ひぐらし文庫」さんからは開店前のあれこれを聞く。研ぎ猫さんが町のあちこちで包丁研ぎをするたびに、誰か新しい人たちを誘い、こうして一緒に飲めること話せることがとてもうれしい。10月誕生日の木村さんは、研ぎ猫さんからなぜか「相田みつを」の入浴剤セットをプレゼントされている。入浴剤のひとつひとつに相田みつをの言葉が印刷されたもので、そのうちのひとつ「アノネ がんばんなくてもいいからさ 具体的にうごくことだね みつを」と相田みつをにしては優しくない言葉が書かれた入浴剤を見て、退屈くんがうつむいている。
ひぐらし文庫」さんの開店日記はこちら。ひぐらし文庫「雑司が谷つれづれ日記」:So-netブログ