断片日記

断片と告知

コロナの春 3月26日から4月1日

3月26日金曜日

晴れ。シソ納豆ご飯。Sは往来座へ。やる気でず。今日は夕方から箱根山に花見に行ってくるとSに話していたら、電話が来、のむが一緒に行ってもいい?じゃぁ聞いてみる。しばらくしてまた電話が来、のむ行くって。4時前に往来座へ。nと歩く。法明寺、宿坂をおりて神田川沿い、戸山公園内の箱根山、若松河田周辺、また戸山公園横を通って神田川、豊川浴泉の横から坂をのぼって目白台一丁目遊び場、雑司ヶ谷公園と桜を追って歩く。『ミステリと言う勿れ』を読んだばかりのnは、川に黒い固まりが沈んでいるのを見ては、あれ死体じゃない?と聞いてくる。早稲田に近くなると袴姿の女性が目立つ。戸山公園前のセブンイレブンで酒を買い、公園を通って箱根山まで飲みながら歩く。山の頂きを囲む桜の冠は8部咲きくらい。箱根山から、nの家人が入院し亡くなった病院の前を通り、若松河田駅まで。あの先にすっごく素敵な喫茶店があるんだ、通っていたときいいなぁって思ってたんだけど、余裕がなくて。駅のすぐ裏手に旧小笠原伯爵邸を喫茶とレストランにした洋館が見える。せっかくだからと喫茶に入りケーキセットを注文する。珈琲も紅茶も銀色の皿にのった透明の耐熱グラスで出てくる。チョコレートケーキとレモンケーキを半分ずつ食べる。建物もグラスもミルクポットが温まって出てきたのも便所も、なにを見ても、見た?すてきだね、とnが言う。会計を済まし便所から戻ってくると会計の女性に、家人が入院していたこと亡くなったことよく見ていたこの喫茶店にやっと来られたことをnが話している。目白台の鳳山酒店で本搾り買う。ここは100年近く、関東大震災の前に建てられたもの、戦争のとき坂のそっちのブロックまでは焼けたんだけど、うちからこっちは残ったの、こっち側はうちみたいな建物が並んでたんだけどマンションになっちゃって、うちは自分の土地だったから残ったんだよ。雑司ヶ谷に向かって歩きながら、うちは宮崎だから芋焼酎、お父さんは酔うとターザンになる、吠える、道で寝る、だからあんまり焼酎にいいイメージがなくてさ、でもこないだ泡盛飲んだらおいしくって、とn。閉店の8時近くに往来座に戻るとasさん、ru先輩とSが本搾り飲みながらパソコン2台を使い各球場の開幕戦の様子を見ている。3人を残し、Sと先に帰る。大倉で買い物。夕飯は、ブロッコリーとツナのパスタ、母にもらった豚肉の味噌漬けをジャガ芋とピーマンで炒めたもの。2017年に放映された「ツイン・ピークス」リミテッド・イベント・シリーズを見はじめる。オリジナルシーズンから25年後の物語。白いぶるぶるちゃん。だんだんデビット・リンチが好きになる。S家泊。

東京都の感染者数、376人。

 

3月27日土曜日

晴れ。大豆トマトピーマンのカレー。ルーはジャワとバーモントの中辛。昼過ぎ、家に寄ってから雑司が谷駅へ、副都心線に乗り中目黒まで。中目黒駅の構内、便所、改札、改札を出てからもすごい人。警備員が横断歩道を渡る人たちを整備している。改札外でmiとuと待ち合わせ。目黒川沿いを桜を見ながら歩いていく。miは今朝神戸から戻ったばかり、uは午前中に習い事のお茶を終えてからここに来た。ふたりに渡してとあんこ菓子をkaさんから託されていたがS家の冷蔵庫に忘れてくる。満開の暖かい土曜日なのでどこまで行っても人がいて、桜のしたで写真を撮っている。昼飯を食べてこなかったふたりは、雅叙園あたりの出店でソーセージを買い食べながら歩き、五反田のあたりの肉屋で焼き鳥と唐揚げを買い近くの公園の銀色の遊具にもたれかかり川を行く遊覧船を見ながら食べている。miに唐揚げひとつもらう。食べ過ぎた、とふたり。大崎を過ぎ、唐木橋あたりを右折し、線路沿いを大井町に向かって歩く。車が入れないほど細く桜並木と大井町の車両車庫を眺められるこの道は東京で好きな場所のひとつだ。飲屋街を一周してから駅を越え、暗渠らしき道を行きながら銭湯の煙突を探す。品川区二葉の銭湯「大盛湯」へ。瓦屋根ののる昔ながらの銭湯。男湯の庭にある大きな溶岩は塀のうえまで延び、外からも見える。木製の懸魚は鶴と亀、その下の壁は漆喰で波模様が描かれている。ゆ、と書かれたのれんをくぐると正面に傘立て、両脇に下足箱、入り口は男女共通のフロントに改装されている。miがフロントでバスタオルを借りている。右手が女湯。脱衣場。高い天井は格子がところどころずれている凝った格天井。島ロッカーがふたつ、右手の壁にもロッカー、左手の壁には一面に鏡。床がみたらし団子のタレくらい茶色くてかてかの飴色に光っている。脱衣所に面した女湯の庭の大部分はコインランドリーになり、暗く殺伐としている。洗い場、入ってすぐ左手にシャワーカーテンがかかるシャワーブースがふたつ。島カランが真ん中に一列。左右の壁にカランはあるが、右手の壁沿いのカランにはシャワーがついていない。湯の赤丸しかないカランもある。湯船は正面奥に、右手にジェットがついた大きな湯船、左手に小さく深い泡風呂、のふたつ。湯船の縁はまっすぐではなく、大きく波形にゆらいでいる。湯船の縁は緑の大理石を模したタイル、湯船のなかは深い青の六角形タイル、壁面の一部はグレーの細長いタイルに緑とオレンジ色の細長いタイルで模様を入れている。正面は一面ガラス窓で、窓の向こうには大きな溶岩が置かれた庭、隙間にオレンジ色の花が咲く君子蘭の鉢、右手奥の溶岩の向こうに煙突の足元が見える。男湯と女湯の間の壁には、どこの国かわからないメルヘンな水辺と小屋のタイル絵が横長一面に広がる。男湯との境の壁の上は小さなモザイクタイル絵で、スイスかどこかに見える赤い屋根の家家と薄紫色で表現された山並みが描かれている。モザイクタイル絵のしたのボイラー室に行く戸の磨りガラス部分にハート型の透かしがある。湯は熱く、43度だって、と壁の温度計を見ながらu。熱いと言いながらmiが水でうめている。体に喫水線がある、下から赤い、とu。体を拭き着替えようと、着て来た長袖を見ると、脇に丸く穴が空いている。脇をとじとけば大丈夫、とふたりに言われる。女将さんに銭湯遍路の判子をもらう。並んでいる判子をなにかを探すように眺めている。東京浴場は行った?すぐ近くの、そっちはここの親がやってるの、ここは戦前から、戦争で焼けなかったのよ、もともと新潟の人でね、あの溶岩は先代が富士山から持ってきたもの、だんだんこういう銭湯もなくなっちゃって。濡れた手拭いを手に乾かしながらまた歩く。西大井駅前のスーパーでサッポロ黒ラベル買い、飲みながら歩く。昨年歩いたときに前を通った伊藤博文の墓、志高荘、蘇峰公園を横目に歩き、山王まで。途中、おでんの種屋の前に、どうぞ、と書かれた段ボールの箱。ナポリタンの似合いそうな銀色の皿を2枚もらう。ジャーマン通りに出、1年ぶりのあんず文庫へ。Mさんが馬込の景色を楽しみにしていることを伝える。昨日は犀星忌だったのであんず酒をロックで、2杯目3杯目はボタニカルだという酒をソーダ割りで飲む。昨年一緒に来たuとはじめて来たmiを紹介する。1年ぶりのわたしの顔も、昨年uが買った本も、憶えていて驚く。教えてもらった山王小学校の裏手にある中華屋、大連で夕飯。焼き餃子、蒸し餃子、レタス炒め、白菜の漬物、玉子炒飯、焼きそば、を食べる。安くてうまい。昼間は半袖でもいけるくらい暑かったが、日が落ちると寒い。寒い、寒いと言いながら、大森からJRで帰る。目白駅前のセブンイレブンでmiと別れる。uと往来座に寄ると、Sが不忍ブックストリートの配信中で、先日買ったザーサイを食べながらパソコンに向かいひとり熱く語っている。uと終わりまで眺める。Sが往来座に持ってきていたkaさんのあんこ菓子をuに渡す。大鳥神社横のファミマでuと別れる。Sは夕飯で、目玉焼きと、チンしたご飯に生玉子と残りのザーサイをのせて食べている。S家泊。

東京都の感染者数、430人。

今日で日記を書きはじめてから1年経った。トイレットペーパーは普通に店頭に並んでいる。

 

3月28日日曜日

曇り、雨。ちぢみほうれん草うどん。室生犀星記念館のユーチューブで犀星忌のアーカイブを見る。和合さん。Sは往来座へ。2時過ぎ往来座へ行き、Sと東上線上板橋まで。Sの実家でSの母と合流。平和公園内に新しくできた中央図書館へ、図書館横に設置されたSの父親の彫刻を見に行く。先日の打ち合わせの際、業者の人たちから、設置のためにボルトカバーをつけること、目立たない色にすること、は確かに聞いていたが、彫刻の足にかぶるほどカバーがでかく、作品の設置の仕方としてないんじゃないか、と黙っていられずSとSの母に文句を言う。役所の人たちってね、想像していたことを越えるこっちがビックリすようなことしてくるんだよ、とS。新しくできた図書館のなかを見学。オープンの日とあってすごい人、貸し出し待ちの列ができている。椅子が多く、漫画も多く、近所にあったら使いやすそう。S家の人々がみんな好きな焼肉屋・崔安閣で夕飯。今日は俺が出すから、とSが言い、SとSの母が大好きな上タン塩を5人前食べる。殻付きのホタテをすすめられて焼く。しめに石焼ビビンバ。最近やる気がでない、父が亡くなって、あれもしなきゃ、これもしなきゃがなくなって、父親の介護ロス、とS。東上線で池袋に戻り、スタバでキャラメルマキアートとラテを買う。マキアートってなんですか、と店員にたずねると、キャラメルの上にグルグルってしているやつのことです、とのこと。閉店間際の往来座に戻る。nとめずらしいことりのHちゃんにキャラメルマキアートを差し入れし、Sとラテを飲む。夜半に大雨。M家泊。

東京都の感染者数、313人。

 

3月29日月曜日

晴れ。ヨーグルト。8時過ぎ家を出る。池袋から山手線で上野まで、上野駅構内のメルヘンでパストラミサンド買い、新幹線の改札へ行く。ホームの駅弁屋はいまも閉まったまま。9時26分発の金沢行きに乗る。3人がけの席の窓際に座る。いつもと違う景色で山が遠い。新幹線はほぼ全列の両脇に一人ずつ座っている混み具合。向かって右手側の景色を見ることに慣れておらず、落ち着きが悪い。糸魚川のあたりで日本海が見える。海の明るい青さが南の国みたい。金沢に着くと暖かい。Kさんちで打ち合わせ、終えていつも昼飯を食べに行く大黒屋に行くも混んでいて諦め、近くの加登長でとろろうどんを食べる。Kさんの車で鏡花記念館へ。車中で、最近金沢に増えたものはスギ薬局家族葬を行う小さな葬儀屋、前は空くとすぐ美容院になったけど、いまはそれ、とKさん。Aさんと打ち合わせ。鏡花記念館の展示は山本タカト展、中川学展。終えて、車をKさんちに戻し、片町のホテルにチェックインしてから、Kさんと歩いて犀星記念館へ。犀星記念館の展示は、犀星の本の装画を多く手がけた山口蓬春展。閉館時間近くでほかに客もおらず、Kさんとあれこれ言いながら観る。犀星が出した編集者宛ての葉書から、犀星の装丁へのこだわりの細かさがよくわかる。新潮社の函入りの作品集の新聞広告に、売り上げに左右するから顔写真はのせるな、と編集者宛てに書かれた葉書。写真のかわりにザクロの絵はどうか、とまで書いているのに、広告にしっかり顔写真が使われていてひどい。仕事を終えたMさんと歩いて片町へ。Mさんが唯一ひとりでも食べに来るという一軒家のイタリアン。先に着いていたSiさんと2階のテーブル席で落ち合う。前ムトーさんが来たとき以来、やっぱり人と話しながら食べるのって楽しいね、とMさん。年度末で、人の入れ替わりもあり、ユーチューブの配信もあり、とても忙しいとのこと。装丁の絵を描いた蓬春と、作家の犀星と、どういう経緯で知り合い組むことになったのか、などSisさんに聞く。新しいグッズの提案。兼六園で桜のライトアップをしているとのことで、4人で見に行く。この噴水は日本初、この茶屋が「性の目覚める頃」で女の子が働いていたところ、あそこに建っているのがヤマトタケル銅像で鳥が糞をしないことで有名、などSiさんが解説してくれる。出口そばにあった金城霊澤を見る。なーんかここ好きなんですよね、時間があると毎回来ちゃうんですよね、と言うと、みんなから、えー意外、スピリチュアル、と言われる。Siさんと別れる。3人で片町まで戻り、解散。コンビニに寄り夜の片町をひとりうろうろする。前にMaさんがおいしいと教えてくれた、中央味食街の飲み屋の場所を確認してからホテルに戻る。エコノホテル片町泊。

東京都の感染者数、234人。

石川県の感染者数、0人。

 

3月30日火曜日

曇り。ホテル1階のバイキングで朝食。入り口に消毒液と半透明の使い捨てのビニールの手袋。トングを使うときは手袋をはめるようあちこちに書かれている。納豆ご飯、味のしないスクランブルエッグ、ソーセージ、カレー、牛乳、味噌汁。前に泊まったときはしなかったが、昨日今日とホテルの水回りが灯油くさい。チエックアウトし、荷物を担いで金沢21世紀美術館へ、グッズ売り場を見る。美術館の当日券売場に長蛇の列。犀川沿いに出、桜橋から北陸本線の陸橋あたりまで犀川土手を歩く。満開の桜が土手沿いにゆるく続いていく。行き方も桜、来し方も桜、と鏡花が浮かぶ。Kさんちで打ち合わせと雑談。好きな作家がいて本にしたいなぁと思っても、でもこの作家はうちじゃなくてもいいや、って考えに結局行き着いてしまう。この本は売れないと思う、田舎の地味な詩人、でもいま作らないと本当に消えてしまう作家だから、とKさん。詩人の住んでいた町に取材に行った苦労話を聞く。玄関に郵便局に持っていく封筒が積まれている。打ち合せをしているあいだも注文の電話が鳴り、『嘉六集』はあと7冊とのこと。Kさんと大黒屋に行き荒磯うどんを注文する。麺はどうします?と聞かれ、太麺でとKさん。大黒屋前で別れ、金沢文圃閣尾山神社尾山神社の裏手にできた鼠多門橋を渡って金沢城まで歩く。城のなかも桜が満開。黒門から出、Kさんがうまいと言う蒸しパン屋を目指す。安江町北の交差点に建つワタナベヤ!。Kさんがめちゃんこうまいと言っていた、こんかいわしとバターを挟んだパン、オレンジチョコ、桜の蒸しパン、など買う。パンをぶら下げながら駅を越え、駅西新町の銭湯「双葉湯」へ。駅の海側の銭湯に行くのははじめて。3時からと思っていたが看板に書かれた数字はマジックで訂正され1時からとなっている。見た目は木造の茶色く古いアパート、横に薄いサーモンピンク色のコンクリの建物がくっつき、四角く大きな煙突が立っている。煙突上部には黒い色で「双葉温泉」、その下に赤い色で温泉マークが描かれている。双葉湯と描かれた大きな看板のしたに自動ドアの入り口。入ると右手に下足箱、正面にどーんと20畳くらいありそうな大きなロビー、ロビー奥正面にフロントがある。人がおらず、すいません、と声をかける。出てきたご主人に460円払う。番台向かって左手の壁に入り口ののれんがさがる。脱衣場。左手の壁に一面ロッカー、ロッカーの端に家にあるような立派なベビーベッド。床は濡れても大丈夫な畳状のもので覆われている。洗い場。入ってすぐかけ湯。右手の男湯との壁にシャワーブースがひとつとカランの列。奥の壁の左手一部にもカラン。島カランは、入り口と平行に横に二列、両面に計4つのカランがついている。左手の壁には入ってすぐ、サウナ、水風呂、赤い色の薬湯、浅い泡風呂と並ぶ。薬湯と泡風呂に面して大きなガラス窓、窓の向こうには小さな庭と小さな露天風呂が見える。泡風呂の先に、ペンギンの置き物が立つ排水溝と、半畳ほど凹んだ空間に湯が滝のように落ちる打たせ湯があり、半畳の空間の左手に引き戸、開けるとすぐ真下に小さな正方形の露天風呂がある。露天風呂の脇には信楽焼の大きなタヌキ、石灯籠なが立っている。正面奥の壁には熱帯魚のペンキ絵、その下の壁の左手にカランがいくつか、右手に丸い座ジェットと浅いジェットのふたつ並ぶ小さな湯船がある。天井には四角い湯気抜き。2時半ごろで8割りほどカランが埋まっていて活気がある。フロントのご主人に、かなざわおふろ旅スタンプラリーとかがのと湯めぐりスタンプラリーに判子をもらう。外見と中身の差が999みたいと驚いていると、ハイカラだった?最新式かなぁ、それは掃除の技術、洗い場は改装してからもう35年くらい経つよ、ここができたのが昭和45年くらい、いまは2代目。濡れた手拭いを手に乾かしながら歩く。またKさんちへ、もう今日は仕事やめた、疲れた、とふたりでお茶を飲む。風のように去って行くなぁ、と言われながらKさんと別れる。5時半ごろ別院通りのYへ行くと、今日はばたばたしちゃってて6時から、と言われ、近くの公園で桜を見て過ごす。6時過ぎYへ。生ビール、白ワイン、サラダ、パテ、グラタン、ミートソース。せっかく来たからと食べ過ぎる。金沢発9時1分の新幹線で上野まで。目白駅の改札に迎えに来たSの姿。2日間なにしてた?と聞くと、ユーチューブ見てた、寝たきり、ずっとブラックロッジにいた、とS。金沢から運んできた『犀星映画日記』を往来座に置いて帰る。M家泊。

東京都の感染者数、364人。

石川県の感染者数、1人。

 

3月31日水曜日

晴れ。暑い。納豆ご飯。東京はすっかり葉桜。S家へ。金沢で買った蒸しパンを温めSと食べる。kさんが、めちゃんこおいしい、と言うこんかいわしとバターを挟んだパンも食べる。TVer水曜日のダウンタウン、30-1グランプリ見る。早く迎えに来て、そしたら早く帰れるから、と言いながらSは往来座へ。洗濯など。夕方、uと往来座で待ち合わせ、uの実家から送られてきたふきのとうをもらう。金沢でいただいたお菓子、あんずもち、白いドーム型の抹茶チョコ、をuと店番tとSと食べる。うまい。Sはツルハで、わたしはハナマサで買い物。夕飯は、トマト、玉ねぎとスモークサーモンのマリネ、uにもらったふきのうとうでペペロンチーノ。ふきのうとう全部入れて、過剰なものが食べたい、とSが言うのでもらった分すべて入れる。TVerで「俺の家の話」最終回見る。びっくりするよ、と金沢でKさんに言われていたが、本当にびっくりする。寿一が車椅子の父親の入浴介助で、チンコ洗ってやるよ、というセリフが何度も出てくる。Sが父親の介護をしていたころ、風呂に入れることはなかったが、便所について行っていたSは、チンポジ気をつけてね、チンポジ、とよく父親に言っていた。「ツインピークス」続き。赤い部屋に飽きてきた。M家泊。

東京都の感染者数、414人。

 

4月1日木曜日

晴れ。暖かい。納豆ご飯。アサイチで栗原はるみさんがごまがいっぱい入ったつくねを作っている。久しぶりの食堂アルバイトへ。大学は入学式で、新入生と手伝いの在校生が入り混じり久しぶりに活気がある。パートのひとりIさんはここの最年長だが、ワクチン2回打ったよ、とのこと。1回目はそうでもないんだけど、2回目は震えがくるほど痛くてそのあと熱が出た、きついよ、1日半くらい起きれなかったよ。回りでワクチンを打った人にはじめて会った。終えてS家へ。疲れてやる気でず。夜、K会長。食堂でワクチン打った人がいた話をすると、その人どこに住んでんの?豊島区は全然回って来ないよ、とのこと。大倉で買い物してから往来座へ。本搾り。夕飯は、豚つくね鍋、しめに北海道すみれのラーメンを一玉。「ツインピークス」続き。クーパーの姿をした人が3人もいる。眠い。S家泊。

東京都の感染者数、475人。