断片日記

断片と告知

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

外市2日目でした

昼、外市に顔を出してから、またアトリエに行く。締め切り間近の仕事の絵を描く。アトリエの床の一部分には拾ったキャンバス地を敷いている。その上に座布団を乗せ、座布団の前に紙を置き、這いつくばって絵を描いている。美術雑誌で見る日本画の巨匠たちと…

今日は外市!

外市1日目でした。仕事の関係でほとんど外市会場にいることは出来なかったのですが、予想されていた雨もほとんど降らず、曇りのままなんとか1日目終了しました。明日もこんな感じだといいのですが。 「わめふり」配布開始しました。特集は「わめぞと行く仙…

明日は外市、そして「わめふり」

明日はどうやら雨の予報らしいのですが、古書往来座の外市です。雨でもやります。雨天決行です。そして「わめふり」配布開始です。今日、刷って、折って、なんとか完成させました。文化祭の前日みたい、とお手伝い衆は言っておりましたが、文化祭ごときでこ…

0時

もう0時はとっくに越えましたが、まだ山本くんとメールや電話で「わめふり」の打ち合わせをしています。「わめふり」の印刷は明日です。配布は明後日からです。何か出来るのはもう今日しかありません。ここまできたら最後まで手を抜きたくありません。 今週…

学食

早稲田大学の学食・大隈ガーデンハウスで山本くんと「わめふり」最終調整。学食はいい。緑に囲まれた広い空間、安く食べられる飯、これで酒が飲めれば言うことなしなのだが、肝心のその酒だけ置いていない。私のような人間を寄せ付けないための配慮なのだろ…

戻りました

復活いたしました。ご迷惑、ご心配、おかけしました。休んでいた数日間、死んでいたのではなく、仙台へ行っておりました。宮城県美術館で「洲之内コレクション展」を見、火星の庭でカレーを食い、幻の古本屋を訪ね、マゼランで「ダダカン」のポストカードを…

昼過ぎ、副都心線雑司ヶ谷駅で待ち合わせ。キアズマ珈琲で仕事の打ち合わせをする。仕事の打ち合わせと言えば、こちらから出向くことはあっても、雑司ヶ谷まで来ていただくのははじめてのことで、うれしくも緊張する。都電を見るのはじめてなんです、と言う…

へたれる

アトリエで「わめふり」用の絵を描き題字を描きしているうちに日が暮れる。ここ数日、一日が早くて嫌になる。

ロフトA

ナンダロウさんに誘われて、阿佐ヶ谷ロフトAでのトークイベント「『マンガ論争勃発2』発売記念!! 昼間たかし東大入学お祝いイベント 永山薫vs昼間たかし これが現実だ!と、言われても・・・」を聞きに行く。どこへでも1人で行く男が、なぜかこのイベントに…

ゴミだし

アトリエの掃除。3袋分のゴミを出す。少しすっきりとしたアトリエで、少し絵を描く。やることが溜まりすぎて、気が重い。重い気分もゴミ袋につめて、一緒に出せればどんなにいいか。

わめフリ

「わめぞのフリーペーパー」略して「わめフリ」ですが、編集作業がピークに達しております。ここ数日、何十件のメールのやりとりをあちらこちらとしたことか。原稿を読み、訂正と確認をして、また返信し、その返信にまた返信がきてまた返信する、という。普…

いつものラーメン屋。いつものように注文以外の料理がカウンターに並ぶ。白身の美味しい刺身。ゴチ、という魚らしい。小ぶりで白身の焼き魚。ノドクロ、という魚らしい。居酒屋のメニューにもないような魚が、なぜこのラーメン屋では、普通のお通しのように…

三百六十五歩のマーチ

三歩進んで二歩さがる。つくづくうまい文句だと思う。人生の微妙な一進一退を、こんな単純な言葉で表すことが出来るなんてね。しかも、マーチ、なんていう威勢のいい、明るい歌にするところが、またにくい。 人生は ワン・ツー・パンチ汗かき べそかき 歩こ…

Book ! Book ! Sendai

今月末、5月30日(土)・31日(日)は古書往来座の外市です。今回の外市ゲストは「Book ! Book ! Sendai」のみなさん。 「Book ! Book ! Sendai」は、「杜の都を本の都にする会」によるイベントの名称です。6月のはじめから終わりまで、仙台の町が本関…

節約

副都心線に乗り、明治神宮前まで。青山のHBギャラリーで、満岡玲子さんの個展「紙の月 さし絵原画展」を見る。静岡新聞に連載していた角田光代さんの小説「紙の月」に使われた挿絵の数々。連載200回ということは挿絵も200枚描くということで、楽しくも気が遠…

ダメ

いつもの本屋でいつもの立ち読み。聞こえてくるのは、ファッション雑誌を立ち読みしている若い女性3人組の会話。おばさんなのに若い格好してる人っているよねー、いるいるー、無理あるよねー。それは私のことなのか。 世界堂で画材を買う。20%引きになる世界…

ホープ軒

電車を乗り継ぎ、六本木へ。打ち合わせが終わり、また酒屋でオリオンビールを買い、飲みながら歩く。六本木トンネルを抜け、青山霊園を抜け、246に出る。外苑西通りを千駄ヶ谷方面に向かって歩く。そう言えばこの先にはホープ軒があるんだっけ、と思いながら…

汗かき

夏のような一日で、もっと汗がかきたくなって、銭湯に行く。この銭湯には大きな露天風呂がある。体をガシガシと洗い、露天風呂に入る。ずっと入っていると頭がクラッとするので、足だけ湯につっこんで、湯船の縁に腰掛けたりもする。晴れているけれど露天風…

ワンラブジャマイカ

代々木公園での催し「ワンラブジャマイカ」へ行く。広大な代々木公園は、明治神宮と隣接する木々が鬱蒼と繁る公園部分と、道路を渡ってNHKに隣接する屋外ステージ部分とに分かれている。屋外ステージ側では、週末ごとになにかしらイベントが催されており、今…

歩きながら飲む

アトリエで絵を描き、高田馬場までなんとなく歩き、ビックボックスの古書市をのぞき、西早稲田駅から副都心線に乗る。明治神宮前駅で降りる。オーパギャラリーでHITOさんの個展「メモ」を見る。フラミンゴが3羽立ち話をしている絵がある。これが一番好きだと…

閉店

画材を買いに池袋駅前まで行くと、三越が閉店していた。そう言えば、5月6日で閉店、とどこかで聞いた気がする。あまり思い入れのないデパートなので、最終日も見に行くようなことはしなかった。今日、シャッターが閉まり、そこに閉店のお知らせが貼ってあの…

群れ

飯を食って、糞をして、歯を磨いて、顔を洗っているうちに、雨がやめばいいのにと思う。やまないので諦めて外に出る。副都心線に乗る。いつも空いている雑司ヶ谷駅は、ゴールデンウィークも関係なくやはり空いている。ほとんど人のいない駅から、ほとんど人…

猫の道

アトリエで絵を描き、描いた絵を旅猫雑貨店に持っていく。鬼子母神名物「すすきみみずく」と宮城県の郷土玩具「こけし」が並んでいる絵。金子さんに「わはは」と爆笑される。絵を見て笑う金子さんの姿が私は好きだ。素敵なチラシになると、その瞬間に約束さ…

沈殿

アトリエで絵を描く。締め切りのある絵を描く。描かなければいけないのに、気持ちがどこかに離れていて描けない日もある。心の底に何かの感情がたまっていく。もっていきようのない感情を持て余す。見ないふり、知らないふり、忘れたふり、はじめから何もな…

なに系

先日、U-SEN君のブログを「視姦系ブログ」とご紹介しましたが、U-SEN君だけ取り上げるのもなんなので、他の人たちのブログもご紹介しようと思います。 まず、赤丸羊三君の書くブログ「赤丸羊三日記」です。羊三君は、「丸三文庫」の名前で「わめぞ」の古本市…

あの頃

朝の新聞で粟津潔さんの訃報を知り、夜中のニュースで忌野清志郎さんの訃報を知る。 絵の学校に行っていたとき、仲良くなった女性がいた。私よりも何才か年上だったが、同じ級の同じ時間帯で学んでいるうちに、いつの間にか親しくなった。彼女は京浜東北線の…

麦藁帽子

歩いていたら大型スーパーがあって、店頭のワゴンで麦藁帽子を売っていた。釣りをするおじさんがかぶるような、首のところに紐があって風が吹いても飛ばないような、そんな麦藁帽子が248円で売っていた。これからの、日焼けの気になる季節の散歩のためにと、…